
♦ 132
リップを取りつけたら、エポキシでコーティングします。
この時、エポキシがリップに垂れたり、流れたりしないように注意します。
初回のコーティング時は、リップの差し込み部分に大きな気泡ができることがありますので、ある程度硬化するまで小まめにチェックした方が良いです。
完全硬化したら、同じ要領で10回程エポキシコーティングを繰り返します。
Home » Handmade Minnow » 14/ 最終仕上げ
♦ エポキシコーティンググッズ一式 ♦ 彫刻刀(双刃) ♦ ヤスリ ♦ ラジオペンチ ♦ スプリットリング ♦ フック
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リップを取りつけたら、エポキシでコーティングします。
この時、エポキシがリップに垂れたり、流れたりしないように注意します。
初回のコーティング時は、リップの差し込み部分に大きな気泡ができることがありますので、ある程度硬化するまで小まめにチェックした方が良いです。
完全硬化したら、同じ要領で10回程エポキシコーティングを繰り返します。
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完全硬化後、彫刻刀(双刃)でバリを取り、スプリットリングとフックを着けます。
今回使用するスプリットリングは普段シイラで使用している「PJ RING #4」です。
フックは主にウェーディングで使用するので「Gamakatsu TREBLE19のSIZE=1」を使用します。
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スプリットリングとフックを着けたら、一度浴槽に浮かべてみます。
取り敢えず現時点での浮き具合を確認しておきます。
この時点で沈んでしまうものは問題外ですが、浮き具合を確認したら、再びエポキシコーティングします。
そして、コーティング1回ごとに浴槽テストをして、自分のイメージに近づけていきます。
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ある程度イメージ通りになったら、浴槽で簡単なスイムテストをします。
慣れてくると、浴槽のスイムテストでも大体の泳ぎが分かるようになります。
そして自分のイメージ通りに泳ぐようにリップを削るなどして微調整をします。
もし、真っ直ぐ泳がない時はラジオペンチでアイを曲げて調整します。
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浴槽テストである程度イメージ通りになったら、実際の釣り場でスイムテストをします。
明るい時間帯に釣り場に行き、自分のイメージ通りに泳ぐかどうかを確認します。
もし、イメージと微妙に違う場合はラジオペンチでアイ調整します。
もちろん、塩分濃度の影響も調べます。
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これで全工程終了です。
ここに記した作り方はあくまでも一例にすぎません。
実際、私がメインで作っているトラウト用のミノーは作り方が若干違います。
ですから、試行錯誤しながら自分の好きなように作るのが一番です。
私は特に手先が器用...というわけではありませんので(不器用でもありませんが...)、誰にでも作ることが出来ると思います。