
♦ 035
完全に乾いたところで、仮止めを外して、再び2枚に戻します。
仮止めを外すときは、繋ぎ目にデザインカッターを差し込み、ゆっくりと回す感じで慎重に外します。
焦って強引に外そうとすると、簡単に割れてしまいます。
もし割れてしまったら・・・再び「♦ 001」の行程からやり直しです。
Home » Handmade Minnow » 04/ 内部の作成
♦ 彫刻刀(丸刀) ♦ ステンレスワイヤー(1.0~1.2mm) ♦ ラジオペンチ ♦ 瞬間接着剤 ♦ デザインカッター ♦ 紙ヤスリ(400番前後) ♦ 円筒(精密ドライバー、釘、etc...) ♦ ウェイト(タングステンボール、ステンレスボール、ガン玉、etc...)
♦ 035
完全に乾いたところで、仮止めを外して、再び2枚に戻します。
仮止めを外すときは、繋ぎ目にデザインカッターを差し込み、ゆっくりと回す感じで慎重に外します。
焦って強引に外そうとすると、簡単に割れてしまいます。
もし割れてしまったら・・・再び「♦ 001」の行程からやり直しです。
♦ 036
彫刻刀(丸刀)でウェイトルームを彫ります。
ウェイトが偏らないように、左右の深さが同じになるように彫ります。
リューターを持っている場合は、リューターを使用したほうが綺麗に削れるかもしれません。
♦ 037
ウェイトルームができたら、今度はステンレスワイヤーでシャフトを作ります。
ワイヤーは余裕を持って、ボディの倍くらいの長さを用意します。
アイの部分は、精密ドライバーなどに巻きつけるようにして曲げます。
かなり面倒な作業ですが、ボディに合わせながら丁寧に作ります。
ワイヤーは円状に束ねてあるものよりも、1m以内の直線で売っているものがお勧めです。
♦ 038
余ったワイヤーでハンガーを作ります。
これはコーティング後、乾かす時に使用します。
♦ 039
シャフトに合わせて、シャフトの溝を作ります。
今回の素材はバルサなので、デザインカッターの反対側で溝を入れていきます。
但し、木目と垂直になる溝は、デザインカッターで作ります。
リューターがあれば、そのほうが楽かもしれません。
尚、檜や桐、朴などの堅木を使用する場合は彫刻刀やリューターで溝を彫ります。
♦ 040
シャフトを溝に固定します。
瞬間接着剤で固定し、乾かします。
♦ 041
ウェイトを入れます。
完成時には、このウェイトにコーティング剤の重量が加算されるので注意が必要です。
この時点でギリギリ浮くウェイトを使用した場合、完成時にはシンキングになってしまいます。
♦ 042
ボディを瞬間接着剤で貼り合わせます。
アイの部分からも接着剤を流し込みます。
ズレないように、しっかり合わせてから固定します。
♦ 043
紙ヤスリで軽めに継ぎ目を整えます。
接着剤の固まった部分を均す程度ですので、あまり強く擦らないようにします。
♦ 044
これで、貼り合わせまでは完了です。
湿っている可能性があるので、「♦ 038」で作ったハンガーで吊るして十分に乾かします。
最低でも24時間は乾かしたほうが良いです。