
♦ 014
大まかな輪郭ができたところで、今度は顔の部分を作ります。
鉛筆や赤鉛筆など染み込まないもので、エラの部分を描きます。
左右対称になるように、色々な角度から見ながら慎重に描いていきます。
パラフィン紙を使って描くと楽かもしれません。
ちなみに目は仮で描いただけですので、まだ描かなくても結構です。
Home » Handmade Minnow » 02/ 輪郭形成-2
♦ 鉛筆・色鉛筆 ♦ デザインカッター ♦ 切り出しナイフ ♦ 彫刻刀(丸刀) ♦ 千枚通し ♦ 紙ヤスリ(240番前後、400番前後) ♦ 大型ゴミ袋
♦ 014
大まかな輪郭ができたところで、今度は顔の部分を作ります。
鉛筆や赤鉛筆など染み込まないもので、エラの部分を描きます。
左右対称になるように、色々な角度から見ながら慎重に描いていきます。
パラフィン紙を使って描くと楽かもしれません。
ちなみに目は仮で描いただけですので、まだ描かなくても結構です。
♦ 015
エラを立体にする為、エラのラインにデザインカッターで切り込みを入れます。
切り込みの深さは、自分のイメージしているエラの高さの分だけ入れます。
勿論、この後の工程でヤスリ掛けをすると高さは変わってしまいますが、これは何本か作ると感覚がわかってきますので、最初は深く入れ過ぎないように注意すれば良いと思います。
♦ 016
切り込みを入れたら、腹部の方からエラの方へゆっくりと慎重にナイフを入れます。
そして、切り込みを入れたところでナイフを止めます。
そのままエラの曲線をなぞるような感じでナイフを回し、余分な部分を取り除きます。
この作業は切りすぎないように注意して行なわないと、エラの部分が落ちてしまいます。
また、腹部からナイフを入れるとき、腹部を削りすぎないように注意してください。
♦ 017
大体、こんな感じになるようにします。
余分な部分が残っている時は、デザインカッターで慎重に取り除きます。
同じ要領で、反対側のエラ部分も削ります。
♦ 018
エラ部分の凹凸をつくるために、エラの上からナイフを入れます。
先程つくったエラの半分くらいの位置から、「♦ 016」と同じ要領で削り出します。
♦ 019
エラが出来上がったら、240番前後の紙ヤスリでエラの部分や頭の部分を整えます。
強く擦るとエラが取れてしまったり、無くなってしまうので、軽めに丁寧にかけます。
頭の部分の「形」は、この時点でほぼ最終形になりますので、自分のイメージと合うように整えます。
頭部が完了したら、腹部などのボディ部分をナイフで削ります。
自分のイメージに近いボディラインに削ったら、240番前後の紙ヤスリで形を整えていきます。
♦ 020
今度は顔の部分をつくります。
先ずは目の位置を決めます。
左右の目がずれると格好悪いので、左右対称になるように慎重に描きます。
口のラインも描いておきます。
♦ 021
彫刻刀(丸刀)で目の部分をくり抜きます。
あまり深く抜かないように注意します。
♦ 022
デザインカッターで、口の部分を作ります。
今回は口のラインを目立たせる為、他の部分を削り落として口を浮き上がらせています。
その他、自分の好きなように顔の凹凸を出していきます。
♦ 023
千枚通しで鼻孔を空けます。
千枚通しを垂直に当てて軽く孔を空け、そのまま千枚通しを口先の方へ軽く倒して、押しつけるようにしています。
♦ 024
顔の部分が完了したら、全体の仕上げをします。
240番前後の紙ヤスリで全体の形を仕上げていきます。
♦ 025
更に400番前後の紙ヤスリで仕上げます。
この工程以降は形の変更が出来ませんので、各部の丸味などをこの段階で全て仕上げます。
最後に「使い込んで目の無くなってしまったボロボロの紙ヤスリ」で全体を仕上げます。
これで、輪郭形成は終了です。