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Handmade Minnow

04/ 内部の作成

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Handmade Minnow

ハンドメイドルアーの作り方


04/ 内部の作成

この段階で必要な物


♦ 彫刻刀(丸刀) ♦ ステンレスワイヤー(1.0~1.2mm) ♦ ラジオペンチ ♦ 瞬間接着剤 ♦ デザインカッター ♦ 紙ヤスリ(400番前後) ♦ 円筒(精密ドライバー、釘、etc...) ♦ ウェイト(タングステンボール、ステンレスボール、ガン玉、etc...)


ハンドメイドルアーの作り方:仮止めを外して再び2枚に戻す

♦ 035

完全に乾いたところで、仮止めを外して、再び2枚に戻します。
仮止めを外すときは、繋ぎ目にデザインカッターを差し込み、ゆっくりと回す感じで慎重に外します。
焦って強引に外そうとすると、簡単に割れてしまいます。
もし割れてしまったら・・・再び「♦ 001」の行程からやり直しです。

ハンドメイドルアーの作り方:ウェイトルームを彫る

♦ 036

彫刻刀(丸刀)でウェイトルームを彫ります。
ウェイトが偏らないように、左右の深さが同じになるように彫ります。
リューターを持っている場合は、リューターを使用したほうが綺麗に削れるかもしれません。

ハンドメイドルアーの作り方:シャフトを作る

♦ 037

ウェイトルームができたら、今度はステンレスワイヤーでシャフトを作ります。
ワイヤーは余裕を持って、ボディの倍くらいの長さを用意します。

アイの部分は、精密ドライバーなどに巻きつけるようにして曲げます。
かなり面倒な作業ですが、ボディに合わせながら丁寧に作ります。
ワイヤーは円状に束ねてあるものよりも、1m以内の直線で売っているものがお勧めです。


ハンドメイドルアーの作り方:ハンガーを作る

♦ 038

余ったワイヤーでハンガーを作ります。
これはコーティング後、乾かす時に使用します。

ハンドメイドルアーの作り方:シャフトの溝を作る

♦ 039

シャフトに合わせて、シャフトの溝を作ります。
今回の素材はバルサなので、デザインカッターの反対側で溝を入れていきます。
但し、木目と垂直になる溝は、デザインカッターで作ります。
リューターがあれば、そのほうが楽かもしれません。
尚、檜や桐、朴などの堅木を使用する場合は彫刻刀やリューターで溝を彫ります。

ハンドメイドルアーの作り方:シャフトを溝に固定

♦ 040

シャフトを溝に固定します。
瞬間接着剤で固定し、乾かします。


ハンドメイドルアーの作り方:ウェイトを入れる

♦ 041

ウェイトを入れます。
完成時には、このウェイトにコーティング剤の重量が加算されるので注意が必要です。
この時点でギリギリ浮くウェイトを使用した場合、完成時にはシンキングになってしまいます。

ハンドメイドルアーの作り方:ボディを貼り合わせる

♦ 042

ボディを瞬間接着剤で貼り合わせます。
アイの部分からも接着剤を流し込みます。
ズレないように、しっかり合わせてから固定します。

ハンドメイドルアーの作り方:継ぎ目を整える

♦ 043

紙ヤスリで軽めに継ぎ目を整えます。
接着剤の固まった部分を均す程度ですので、あまり強く擦らないようにします。


ハンドメイドルアーの作り方:十分に乾かす

♦ 044

これで、貼り合わせまでは完了です。
湿っている可能性があるので、「♦ 038」で作ったハンガーで吊るして十分に乾かします。
最低でも24時間は乾かしたほうが良いです。