2018.04.22 (sun)　05:30-16:00

悪循環に陥ったが、後半に何とか50UPの良型岩魚

待ちに待った岩魚の季節！

と思ったら、ここ数年と同様に村役場から入山許可が出ない状態。

そして4月も中旬を過ぎたころ、ようやく「入山許可が出た」との連絡。



夜8時半過ぎに東京を出発して、のんびり車を走らせる。

高速を降りて山道をひたすら走っていくと鹿やタヌキやウサギやテン？がお出迎え。



いくつか山を越えて麓の村に差し掛かると、ちょうど桜が満開。

少しだけ季節を逆戻り。



午前3時前にKONNOさんと現地で合流。

防寒着を着込み、背負子に荷物を括りつけて出発。





早朝の気温は2℃。

流石に天然の冷蔵庫の中だけあって、かなり寒い。



ここ数年はルアーケースの中にミノーが2本だけ...という状態での釣行だったが・・・

今年は新作を3本作ったので、今までのミノーと合わせて5本も入っている。

「ミノーを多めに持っていくとロストする」というジンクスが少々気にはなるけれど...。



5時半過ぎからキャスト開始。

しかし、魚の反応は全く無し。

移動しながら叩いていくが、アタリのアも無し。



パツっ！



え"？・・・



謎のラインブレイク（高切れ）で旧作のLKJ-130Fをロスト。

切れた部分を調べてみると、結節部分とは全く関係ないところから切れていた。



マジか・・・



巻きかえたばかりの新品ラインなのに...。

勿論、岩などに擦ってもいないし、ガイドが凍っているわけでもないし、朝一なのでキャストもそれ程していない。

ハズレを引いたか？

ここ数年使用している「DUEL HARDCORE X-TEX COBRA 10Lb」は結構気に入っていたラインだけに、微妙な気分。



その後も移動しながら探っていくが全く反応無し。

別の沢に移動して、再び浅場を叩いていく。



おっ、きたよ！



7時過ぎ、KONNOさんのLKJ-130Fに待望のヒット。

寄せてくると、結構良いサイズ。





KONNOさん、2018年の初岩魚は53cmの良型岩魚。



しかし、その後は全く反応なく、別の沢に移動。

暫く叩いていくと、再びKONNOさんのLKJ-130Fにヒット。

そして、52cmの良型岩魚をランディング。

ちなみに、その魚の写真が無いのは・・・

撮影時に魚が暴れて、そのまま川にポチャン・・・

自らお帰りになりました。（笑）



再び移動しながら叩いていく。

水の雰囲気が良い感じになっているところで、私のLKJ-130Fに待望のヒット。

良い感じの重量感が伝わってくる。



パツン！



マジかあぁぁああ！！！



またしても、ラインブレイク。

新作LKJ-130Fもサヨウナラ...。



どこで切れたのか確認してみると、これまた結節部分ではなく、全く関係の無い中途半端なところ。

以前、ファイヤーラインでも一度だけあったけど、ホントにハズレラインを引いたのかな？



今日はこのブレイクで終わったかも。



その後も移動しながら叩いていくが、二人ともアタリも反転も無し。

何といっても、魚の雰囲気が感じられない。

自分が魚の雰囲気を感じられない時にキャストしても仕方ない。

特に此処では。

まあ、その辺の考え方は人其々だけど。





10時過ぎから休憩。

腹を満たすと、いつも通り睡魔が襲ってきて・・・爆睡タイム。

川の音と鳥の声、そして寝床であるボートの適度な揺れ・・・

最高に贅沢なお昼寝であります。



13時過ぎ、あまりの暑さで目が覚める。

気温はグングンと上昇し、既に25℃になっていた。

おまけに山の上、太陽がやたらと近く感じる。



K：「クソ暑いなぁ～」

H：『まあ、雪や雨よりは良いべ。』

K：「そうだね、雪だと昼寝もできねえし。」

H：『何年か前、寝てる間に雪が降り始めて、低体温症寸前になったことがあったしなぁ。』



防寒着を脱ぎ、その下の登山用ダウンを脱ぎ、再びマッタリとした時間を過ごす。

水の状態をボンヤリ見ながら、たまに様子見で数投キャスト。

そして再び、のんびりタイム。

贅沢な時間。



午後3時過ぎになったところで再開。

移動しながら叩いていくと、私のLKJ-130Fに待望のヒット。



『やべえなあ・・・またブレイクすんのか？』



魚の重みはそれ程でもなく、サイズは小さそうだったが・・・

流石にこれ以上のミノーロストは避けたいので、ドラグをかなり緩めにして寄せに入る。



『切れるなよ～！切れるなよ～！切れるなよ～！』

呪文のような私の声が、静かな山奥に木霊する。





そして、2018年の初岩魚を無事にランディング。

サイズは45cmのチビ助だったが、サイズに関係なく、かなり嬉しい1本。

今日は午前のブレイクでダメだと思っていただけに、ホッと一息。



少し移動して叩いていくと、私のLKJ-130Fに衝撃。

しかし、フッキングはしなかった。

目の前で反転したのかな？



再び、同じラインにLKJ-130Fを通していく。



ゴン！



今度はしっかりフッキング。

先程よりも、重量感もパワーもある。



『切れんなよ～！切れんなよ～！切れんなよ～！』

再び、呪文のような私の声が、静かな山奥に木霊する。





LKJ-130Fをガッツリ咥えていたのは、53cmの良型岩魚。

終了間際の50UP、嬉しい！



その後、僅かな残り時間で叩いてみたものの、二人とも反応無し。

そして16時過ぎに納竿・撤収。



今年の岩魚釣行は今日スタートしたばかりなのに、来週、いきなり最終回...。

まあ、こればっかりは仕方ない。

来週はどうなるのかな？



帰宅後、ラインを巻き換えたのは言うまでもありません。