Home » Fishing Report » 2006 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2006.06.03
本日は中禅寺湖の岸釣り限定特別解禁の日。
ボートの特別解禁は明日だが、私は4月に知ったので(知るの遅すぎ!)、 勿論ボートの空きは無く断念。
中禅寺湖の特別解禁は芦ノ湖のようなスタイルではなく、この日に限って普段の「禁漁区」が解放されるというもの。
また、中禅寺湖の特別解禁は芦ノ湖のように毎年開催する訳ではなく、前回の開催は十数年前だったらしい。
遊漁料も普段通りの料金である。
ちなみに、禁漁区は岸釣り限定特別解禁だが、通常解禁区は普段通りボートの釣りも可能である。
大勢の岸釣りの人々が禁漁区に行ったら・・・
もしかしたら、通常解禁区の岸釣りの数が減るかな?
普段、岸釣りの人が沢山居て叩けないポイントも、今日なら叩けるかな?
そんな甘い考えのもと、本日釣行。
桟橋の水温は10℃。
相変わらず、かなりの数のワカサギが群れている。
サイズは7cm~11cmくらい。
午前4時前に出船。
今日は風がほとんど無く、見渡したところ、湖面が揺らいでいるのはフランス~大尻くらいである。
で、いつも通りに、歌が浜から叩いていく。
水温は10.3℃。
暫く叩いていくと、LKJ-130F銀箔に待望のヒット。
3連続ジャンプ、そして激しい突っ込み・・・
しかし、前回のようなこともあるので、姿を見るまでは安心できない。
「まさか、またか?・・・もう、だまされないぞ!」
などと呟きながら、心の中で「虹ではなく茶であってくれ!」と願う。
ただ、引き具合からいって、ブラウンの可能性がかなり高い感じだ。
「良し!茶色だ!」
再びジャンプした瞬間に綺麗な茶色い背中が目に入ってきた。
そして、慎重にランディング。
良く肥えた、小顔の中禅ブラウン43cm。
今年は虹の人となりつつあったので、このサイズでもかなり嬉しい。
ちなみに前回は、高速アクションにしかブラウンは反応してこなかったが、今日の魚は前回よりも若干ゆっくりめのアクションに喰ってきた。
湖面がマッタリしてしまったところで、本ツガへと移動。
ところが・・・岸釣りの人々がビッシリ。
叩くスペースが全くない。
上野島へと行ってみるが、勇助まで岸釣りの人が入っている。
諦めて、大日へと行ってみると・・・先端、和田、そして、松ヶ崎側まで岸釣りの人々が入っている。
当初の「通常解禁区の岸釣りの数が減るかな?」などという甘い考えは、脆くも崩れ去っていった。
というか・・・
普段よりも、岸釣りの人が居るじゃん!(爆)
午前7時前になると、湖面はご覧の通り。
ミノーイング専門の私にとって、この湖面状態では厳しすぎる。
という訳で、車に戻って、2~3時間ほど睡眠をとることに。
前回のように7時間も寝ちゃったらどうしよう...。
まぁ、それはそれでOKでしょう。
ZZZzzzzzzz・・・・・・
今日は午前9時過ぎに目が覚めた。
湖面を見渡すと、若干風が吹き始めている。
再び、出船。
本ツガに行ってみると、立木側だけ誰も居なかったので、叩いてみることに。
グンッ!
ヒット。
しかし、その後の引きは殆ど無い。
この感触は、まさしく・・・奴だ。
で、婚姻色が鮮やかな、良く肥えたウグイ。
産卵を控え、ウグイの活性は最高潮という感じである。
でも、ちょっとグロい。
ふと、東の空を見ると・・・
かなり濃そうな霧が押し迫っている。
やばいなぁ・・・
で、あっという間に、真っ白な闇の中。
岸が全く見えなくなってしまったので、キャストすることも出来ない。
しばらく様子を見てみたが、霧が晴れそうにないので、午前11時前に一旦ボート屋に避難。
色々な方々と井戸端をした後、車に戻って再び睡眠。
ZZZzzzzzzz・・・・・・
14時頃に目を覚ましたが、相変わらず中禅寺湖は霧の中。
暫く、井戸端をしていると・・・
「上野島辺りは霧が晴れている」という情報が入ったので、出船。
上野島に到着すると、視界良好。
朝方居た岸釣りの人の姿も無い。
早速、ミノーイング開始。
しかし・・・ここで再びウグイを追加。
大日に移動すると、綺麗な青空が広がり始めた。
岸釣りの居ないところだけ叩いてみたが・・・反応無し。
再び、上野島へと移動。
ところが・・・
此処にも段々と霧が押し寄せてきて・・・
徐々に岸が見えなくなっていき・・・
再び、濃い霧の中。
こういう時に、下手に動いても意味がないので、しばらく上野島で待機。
しかし、待てど暮らせど、一向に霧が晴れる気配がない。
暫くすると、禁漁区で岸釣り限定特別解禁に参加していた友人と遭遇。
禁漁区での岸釣りの話を聞くと、やはりかなりの人だったそうだ。
大物は、レイクの90cmとブラウンの67cmが何処かで出たらしい....とのこと。
ただ、朝一のチャンスを逃すとかなり厳しかったようで、坊主の人も結構居たらしい。
再び、霧が晴れることを願いながら待機。
相変わらず、霧が晴れる気配はない。
17時まで、待とう。
それでダメなら諦めよう。
結局、17時になっても霧は一向に晴れる気配なく・・・
コンパスを片手に船宿へ戻ることに。
途中、本ツガ沖でホンマス狙いのキャストを数投し・・・
そこで、チビホンマスをバラシて・・・
17時半、納竿・撤収・・・早アガリ。
今日はまともに叩ける時間が、午前中の数時間しか無かったが、取りあえず本命の姿を見ることが出来たので、良しとしましょう。
まぁ、こんな日もある.....ということで。