Home » Fishing Report » 2005 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2005.06.16
早いもので、もう6月も中旬。
今日で今シーズンの中禅寺湖ミノーイング釣行は終了。
午前3時の時点で、気温は既に16℃になっている。
桟橋での表水温は13℃。
午前3時40分、東の空が薄明るくなったところで出船。
先ずは歌が浜から大尻を叩いてみる。
このくらいの明るさでは岸際が見づらいので、最近は岸際ギリギリ狙いをしなくてもよい大尻周辺からスタートすることにしている。
大尻まで来たところで、LKJ-130Fに本日の初ヒット。
しかし・・・あの独特の感触。
勿論、正体は・・・
毎度お馴染みの・・・ウグイ。
取りあえず「旅のお供」...ということで、生け簀へ。
まぁ、ウグイを生け簀に入れておくと、「良い日」が多かった...というだけのことである。
験担ぎ。
完全に明るくなったところで、山側に移動。
今日も、風は殆ど無い。
芦ノ湖などは、大概昼になるとミノーイングに丁度良い風が吹くことが多いが、中禅寺湖の場合は風が吹かないまま終わってしまうことがあるので、少々不安になる。
山側に到着すると、予想通り湖面鏡状態。
取りあえず、大日に移動して岸際を叩いていく。
既に水面には春ゼミが浮いていた。
浮いている春ゼミの横に85Fを浮かべて遊んでみたが、間違って喰いつく魚は居なかった。
当然だ。
渡船が来てしまったので、少し叩いた後、本ツガへ移動。
イギリス側は岸に先行者が居たので、誰も居ない立木側を叩いていく。
グンっ!
岸寄りでLKJ-130Fに銀色がヒット。
ニジマスではないことを祈りつつ寄せてみると・・・
ホッとひと息、39cmのホンマス。
その後、丸山に移動して、国道側の沖目を叩いてみる。
本当は岸寄りを叩きたいのだが、ウェーディングの方々が居るので無理である。
結局、国道側は不発。
その後も、湖面が少しでも揺らいでいる場所を探して迷走するが・・・
そんな場所は無く、暫く風待ち休憩をすることに。
嗚呼、無風・快晴・観光日和。
でもまぁ、今日で中禅寺湖も最後なので、のんびりと景色を楽しむことに。
そのうち、曇ってきて風も吹くでしょう。
暫くの間、中禅寺湖観光を満喫していると・・・
やがて、雲が広がりはじめてきた。
そして、恵みの雨・・・
と思ったら、水面を騒がせるほどの雨量ではなく、湖面鏡状態を保つ霧雨。
まぁ、ピーカンよりは良いかな?
ということで、再びミノーイング開始。
移動を繰り返していると、場所によっては湖面が若干ザワついている場所もある。
しかし、魚の反応は・・・無し。
その後も迷走と休憩を繰り返し、気がつけば既に16時を過ぎている。
大日に寄ってみると、岸釣りの人達の姿がない。
しかし、湖面は鏡状態。
こんな時は沖側から岸際を叩いても、ブレイクを離れた時点で反転されてしまうので、岸際ギリギリを岸と平行気味に、ドシャローの沈み石を舐めるように叩いていく。
湖面鏡状態で魚の警戒心が高い時は、魚が身を隠す場所から離れずに補食できるようにした方がミノーに喰いつかせる確率は上がる...と思っている。
その代わり、深場からアタックしてくる魚は切り捨てることになる。
ちなみに前回の釣行時も勿論やったのだが、その時は全く反応無しだった。
まぁ、そうそう思い通りにはいかないのである。
特に中禅寺湖ともなると。
しかし・・・
今回は、それに答えてくれる魚が潜んでいた。
ドシャローの石舐めをしていると、突然岸際で水しぶきが上がり・・・
その後は中禅ブラウンらしく、ジャンプの連続。
至福の瞬間。
そして、無事ランディングしたのは、44cmのブラウン。
今年は例年に比べると茶色に縁がなかったので、余計に嬉しい。
その後、勇助周辺、八丁、本ツガ、大尻と叩いてみたが、反応無し。
そして、19時過ぎに納竿・撤収。
これにて、2005年の中禅寺湖ミノーイング釣行は終了。
また来年。