Home » Fishing Report » 2004 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2004.03.10
215グラム。
な、なんだ、この軽さは・・・
先日、浅草釣り具にフックを買いに行った時に、手にしたリール。
買うつもりは無かったが、その軽さに思わず衝動買い。
勿論、「25パーセントOFF」というのが衝動買いに拍車をかけたのは言うまでもない。
SHIMANO '03 TWINPOWER Mg C3000
ちなみに昨年はグリグリ用に「'02 ULTEGRA 3000」を使ってみたが、芦ノ湖はともかく中禅のような長丁場では、かなりしんどかった。
数年前からSHIMANOのこのクラスの3000番は、前バージョンの4000番くらいの大きさになってしまったので、尚更である。
ちなみに「'02 ULTEGRA 3000」は380グラム。
この165グラムの差は大きい。
ただ、一つだけ難点がある。
それは、ハンドル・・・というか、持つところ、ノブ。
先週の芦ノ湖釣行で実際に使ってみたところ、「Mg C3000」の持つところは、ダラ引きならば問題はないが、グリではとても使いづらかった。
すぐに指が痛くなってしまう。
という訳で・・・
試しに、7~8年前から使っていて、最近色々なところが調子悪くなってしまった「TWIN POWER 3000XT」のハンドルと交換してみることに。
この3000XTのハンドルの持つところの形状はグリには丁度良い。
試しに合わせてみると、ピッタリ。
若干、ハンドル自体の長さが違うので、今回の釣行でテストしてみることに。
3月10日午前5時、芦ノ湖に到着。
今日はこの時間から気温が高く、かなり暖かい。
4月中旬くらいの感じだ。
そして、午前6時、定刻通り出船。
今日は久しぶりに単独釣行。
先ずは、ニジマス狙いで探っていく。
風は無く、湖面は穏やか。
正直、厳しい。
たまに吹く微風に期待しつつ、防ヶ沢から樹木園まで様子を見てみる。
その後も僅かな風を求めて、キャンプ場、七里、小杉・・・と、迷走するがダメ。
仏周辺の様子を見つつ、プリンスへ。
このあたりに来る頃には、風がだいぶ吹いてきて、良い感じ。
しかし・・・反応無し。
ところが・・・
風がどんどん強くなり・・・
成蹊まで来た頃には、アンカーも役に立たないくらいの強風に。
こりゃ、厳しい。
ということで、水しぶきを浴びながら、風裏の女郎杉へ移動。
そして、ニジマス狙いのダラ引きをしていると・・・
グンっ!
40cmあるかないか...というサイズのブラウンがグルグル回りながら寄ってきた。
しかし、目の前でフックが外れてしまう。
ヤバイ。
今日の天候だと、これが最初で最後の1匹になってしまうかも・・・
と、嘆いてみても、後の祭り。
風は更に強くなり、船が全く固定出来なくなってしまった。
そこで、湖尻にあるブイに係留ロープを縛り付け、しばらく避難することに。
勿論、避難しつつ、ニジマス狙いでキャストしてみる。
風が若干収まったところで、ブラウン狙いに変更。
そして、仏~プリンス、立岩~亀まで叩いていく。
結局、立石横でLKJ-130Fに40チョイのブラウンがチェイスしてきたのみで、後は反応無し。
このブラウンは後で狙おう・・・ということで、神宮に移動。
しかし、アクションする暇もなく船が流されてしまい・・・断念。
で、再び先ほどのブラウンを狙いに立石へ。
しかし、出てこない。
試しにLKJ-85Fに変えて、チビグリで狙ってみるが・・・ダメ。
多分、魚は湖底でルアーを見ているはずである。
だから、何度もキャストしてルアーを見せてしまうよりも、時間をおいて一発勝負で狙った方が良いだろう。
そこで、一気に深良へ移動。
しかし、ウェーディング&餌師の方々が居たので、諦めて亀ヶ崎へ。
そこから、今日の勝負場所の立石へ向けて、LKJ-130Fで叩いていく。
ちなみに、ハンドルを換えた「TWINPOWER Mg C3000」の調子はなかなか良い。
あとは、先週元箱根のNOZAKIで購入したグリハンの調子や、ロッドだけでアワセた時のフッキング具合などを試してみたいのだが...。
いくら今日は夕方勝負とハナから思っていても、流石に16時を過ぎても生け簀が空...というのは寂しい。
今日こそ、魚の顔が見られないのかな?
そのまま反応無く、勝負場所まで到着。
風は相変わらず強く、エレキは全く役に立たない。
出てこい!
祈るような気持ちでLKJ-130F銀箔をキャストする。
しかし、出てこない。
移動したか?
既に16時20分・・・残り時間、あと5分。
強風に船を流されながらも、岸際にルアーをキャストしていく。
あっという間に岸よりに流されてしまうので、アクションもかなり早めにしないとミノーに伝わらない。
ゴゴっ!
出た!!!(喜)
思いっきりロッドで合わせた後、強風で流されながらも速攻でランディング。
ランディングした後も直ぐにボートを沖に走らせ、ボートが岸に打ち上げられるのを防ぐ。
最後の最後に出たのは、45cmの雌ブラウン。
嬉しい!
ちなみにグリハンアワセのフッキングは、ガッツリと良い感じ。
今年の中禅は、このロッドとこのリールの1セットのみで叩くつもりなので、今から慣らして完全に自分の身体の一部にしなければ。
そして、帰港時間になったので、そのまま納竿・撤収。
しっかし、毎回毎回ギリギリの土壇場。
来週こそは朝一で楽な気持ちになりたい....などと思ったりする。
でも、実際はそうそう簡単にはいかないだろう。
最終的に魚の顔を拝めるだけでも、良しとしなければ。