Home » Fishing Report » 2023 / 遠征・その他 » 2023.04.08
日本三大怪魚・・・
アカメ、イトウ、ビワコオオナマズ。
今年はビワコオオナマズを狙ってみようかな?
と、2月に入って漠然と思うようになり、3月上旬から本格的に準備開始。
取りあえずGoogole Mapsで琵琶湖を何度も周回しつつ、関連河川も一通りチェックしていく。
そして可能性のありそうなポイントと、車が停められそうな場所にマーキング。
東京に居ながらにして、ある程度ポイントの絞り込み・・・
便利な世の中。
◆2023.04.08(土) 東京出発
午前9時、車のトリップメーターをゼロにして、いざ東京を出発。
東名高速の横浜辺りが事故渋滞だったので厚木まで下道を走り、厚木から東名に乗ってひたすら500キロ弱のドライブ。
途中、各所のSAで休憩&食事をしつつ、今日の目的地である琵琶湖を目指す。
今日は全国的に風が強く、横風に弱いハイエースでの高速走行はかなりヒヤヒヤ。
滋賀県に入ったところで、突然の土砂降り。
そして、雨後の虹。
色々と寄り道したので、琵琶湖に到着したのは18時半。
約500kmのドライブを終え、今日は道の駅で車中泊。
明日は丸一日、ポイント探索の予定。
◆2023.04.09(日) ポイント探索
早朝5時、気温は6℃、結構肌寒い。
今日は一日、ひたすらポイント探索。
駐車場所を含め、事前にチェックしておいたポイントを自分の目で確かめていく。
初めて来た場所でポイントチェックをする時に気にすることは・・・
水の動き、水の色等々あるけれど、何よりも「なんか出そうな気がする」というゾクゾク感が起こるかどうか。
これは全く何の根拠もないことだけど、結構重要だったりする。
気持ちの問題?
周辺の各河川もチェック。
陽が昇り、気温は20℃を超えてポカポカ陽気。
日曜日だけあって、子供から大人まで大勢のバス釣りの方々が要所要所でキャストしている。
流石、琵琶湖。
結局、予定していたポイントを全てチェックするには時間が足りず、残りのチェックは明日に持ち越し。
日本最大の琵琶湖、しかも河川まで含めたら流石に広すぎる。
滋賀から京都まで徘徊し、今日の移動距離だけで約250km...。
という訳で、明日も引き続きポイント探索の予定。
◆2023.04.10(月) ポイント探索 & 実釣1日目 14:00-18:00
朝6時からポイント探索開始。
本湖の探索からスタートして、河川の探索へと移っていく。
昼過ぎには気温が20℃を超え、日向に居るとかなり暑い。
一通り探索した後、14時からキャスト開始。
悠々と鯉が泳ぐ中、ポイントの形状や状況を色々と探っていく。
ビワコオオナマズというと夜釣りで狙うイメージがあるが、今回は「明るい時間帯のみの釣行」と決めている。
いわゆる、デイナマ縛り。
でも流石に無風&ドピーカンの昼過ぎじゃ厳しいかな?
結局、アタリのアも無く、18時過ぎに納竿・撤収。
明日は朝から釣行予定。
◆2023.04.11(火) 実釣2日目 05:20-08:00、16:30-18:30
午前5時過ぎにポイントに到着し、5時20分からキャスト開始。
朝の気温は10℃で、水面近くを無数の虫が飛んでいる。
先ずはいくつか存在する沈み根のヨレと反転流を順番に探っていく。
ドスっ。
???
レンジバイブ90ESのリフト&ドリフトフォールで探っていると、突然重たい衝撃。
即アワセをせずにロッドを寝かせ、ロッドに重みを乗せつつ耐えていると、重量級の何かがドラグを唸らせながら突っ込み始めた。
鯉か?
今まで何度かルアー用のロッドで鯉を釣ったことがあるが、正にそんな感じの重たい引き。
しかし、魚が水面下でウネった時に、デップリとした白い腹が見えた。
おっ!ナマズだ!
タックル強度的には問題なさそうだが、沈み根があるので最後まで気が抜けない。
魚が左に突っ込んでいったので、「左に走った場合は此処でランディング」と決めていたところへ移動しながら慎重に魚を誘導していく。
そして、92cmのビワコオオナマズを無事ランディング。
最高。
口内の硬い部分ではなく、口内の横側にしっかりとフッキングしていたので助かった。
実際に指で触ってみたが、口内の硬い部分にフッキングさせるのは大変かもしれない。
短いヒゲに白い腹、そしてこの写真では伝わらないけど綺麗な魚体の色。
釣行2日目にして手にできるとは思ってもいなかった。
ちなみに、今回のタックルは・・・
■ロッド:SHIMANO 23 ディアルーナ S80MH
■リール:SHIMANO 16 ヴァンキッシュ 4000HG
■ライン:Berkley スーパーファイヤーライン 2.5号 200m
■リーダー:Seaguar グランドマックス ショックリーダー フロロ10号(44.5LB)
■ルアー:BASSDAY レンジバイブ 90ES
■フック:Gamakatsu トレブル SP-MH #5
その後、移動しながら広範囲を探ってみたが何の反応も無し。
午前8時になったところで、一旦納竿。
朝食休憩後、ポイント探索をしながら琵琶湖へ向かう。
途中、魅力的なポイントが数ヶ所あったが、車を停める場所がないので諦める。
本湖のポイント探索後、16時半からキャスト再開。
向かい風が強めに吹いているが、キャスト出来ない程ではない。
ミノーやバイブで広範囲に探っていくが、全く反応無し。
本ナマにはまだ早いのかな?
18時半、納竿・撤収。
◆2023.04.12(水) 実釣3日目 05:00-10:00
今日は朝から雨。
昨夜のニュース等では「今日は大量の黄砂に注意!」と大騒ぎしていたが、今のところは大丈夫そう。
午前5時、昨日の朝と同じポイントからスタート。
この雨が変化をもたらすかな?
期待しながら色々と探っていく。
ここ数日のような快晴無風状態の日中は、同じポイントに固執せずに移動しながら探った方が良い気がする。
ただ、今日のように雨が降っている時はどうなんだろう?
夜間ほどではないにしても、他の日よりは動くのでは?
ということで、今日は同じポイントで少し長めに粘ってみる。
しかし、全く反応無し。
まあ、元々そうそう簡単に釣れる魚じゃないので仕方がない。
午前10時、強烈な睡魔に勝てず、納竿・撤収。
◆2023.04.13(木) 実釣4日目 05:00-09:00
午前5時からキャスト開始。
今日も黄砂が凄いらしい。
移動しながら要所要所を広範囲に探っていくが、相変わらずの無反応。
午前9時に納竿して、琵琶湖に移動。
寄り道をしたので、昼前に琵琶湖に到着。
道の駅で昼食をとりつつ、風が収まるのを待ちながら休憩。
風が収まる気配なし。
待ちぼうけ。
撤収。
まあ、すでに目標にしていたビワコオオナマズの顔は拝んでいるので、気分的には既に十分満足している。
明日は実釣最終日。
◆2023.04.14(金) 実釣5日目 05:00-09:30、15:30-18:30
実釣最終日。
今日も明るくなった朝5時からキャスト開始。
最初のポイントは雰囲気が良くなかったので、30分ほど探って移動。
次のポイントもあまり良い感じではなかったが、先程のポイントよりは良さそうに思える。
色々と探りながらキャストしていく。
ゴンっ!
流れの筋で、久しぶりの好感触。
即アワセはせず、寝かせたロッドに重みを溜めながら徐々にフッキングさせていく感じで耐えていると・・・
突然、軽くなってしまった...。
マジか...。
なんだったんだろう?
鯉か?ナマズか?
姿を見たかった。
残念。
そういえば、5日間釣行を共にした「おにやんま君(正規品)」の効果は如何に?
確かにアブもハチも蚊も寄ってこなかったけど、そもそもアブもハチも蚊も殆ど居なかった気がする。
今度は夏に試してみよう。
その後も移動しながら探ってみたが、いつも通り何も無い時間が過ぎていくだけ。
9時半になったところで一旦納竿して、一気に琵琶湖に移動。
まあ、一言で琵琶湖と言っても、場所によっては100kmくらい車で移動することになる。
15時半、気になっていたポイントでキャスト開始。
雰囲気は良い感じ。
しかし、何事もなく日が暮れる。
18時半、納竿・撤収。
結局、今回の遠征で魚の反応があったのは2回のみ。
そのうちの1回、僅かなチャンスをモノにできて本当に良かった。
次は、更に難しい本ナマを狙ってみたい。
◆2023.04.15(土) 東京へ
午前7時半に出発。
東京まで約500kmのドライブ。
雨が結構強く降っているので、車に積もった黄砂が洗い流されるかな?
途中、各所のサービスエリアで休憩&食事をしつつ、のんびりドライブ。
休憩の度に、スマホに入っているビワコオオナマズの写真を見ながら達成感に浸ってしまうのは釣り人の性?
まあ、適度なアドレナリンを出しておけば、長距離運転でも眠くならなくて良いかも。
今日は土曜日だけど、天候が悪いせいか車が少なく渋滞ゼロ。
そして15時45分、無事帰宅。
今回の走行距離、1482km。