2020.06.20 (sat) ~ 2020.06.28 (sun)

海アメマスを狙いに北海道オホーツク海遠征

 

by HATTORI

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2020年がこんな年になってしまうなんて、誰が予想しただろう。


オリンピックイヤーである2020年。

色々な物議を醸した2020東京オリンピック。


選手村に近いところに住んでいる私は、東京オリンピックの開催によって、
「車移動が大変になるなぁ...」「近くの駅周辺が海外から来た選手たちで騒々しくなるなぁ...」
などと、恐ろしく平和で呑気な悩みを脳内に抱えていたが、そのオリンピックすら今年は開催しないことになってしまった。



中国の武漢から始まった新型コロナウイルスによって、世界中がこんな状況になってしまうとは。



3月の前半は状況を見守っていた。

しかし、3月中旬を過ぎる頃には東京の感染者数は増加の一途を辿り、感染が終息する気配はない。

流石に普段現地でお世話になっている方々に迷惑はかけられないので、毎年4月に毎週釣行している岩魚探検の予定は全て中止することにした。

新型コロナウイルスは、自分が保菌者かどうかが分からない.....というところが厄介である。



4月になってもウイルスは猛威を振るい、4月7日には東京都を含めた7都府県を対象に緊急事態宣言が発出されてしまう。

4月16日には緊急事態宣言が全国に拡大し、更に東京や北海道は特定警戒都道府県に指定されることになる。



今年は5月中旬頃から釣行する予定だった北海道遠征2020。

今年の2月1日には、5月23日~6月14日までの23日間を既に予約していた。

しかし緊急事態宣言が延長され、しかも東京在住ということもあり、5月に入ったところで全てキャンセルすることに。



5月中旬を過ぎると感染者数は日に日に減少し、一桁台の日が続くようになってきた。

そして5月25日には東京都の緊急事態宣言も解除されることになる。

毎年北海道遠征をしている小黒さんとは連絡を取りあっていたが、小黒さんは6月1日から1ヶ月間釣行予定とのこと。

今年は特別な年なので、私も是非とも北海道遠征をしたいところである。

たとえ時期が遅れたとしても。



6月になると、緊急事態宣言解除の影響か、感染者数が若干増加し始めてしまった。

それでも一日あたり10~30人といったところで、4月から5月前半にかけての100人越えに比べればかなり減少している。

取りあえず様子見を続けていると、既に6月1日から遠征している小黒さんからSMSで現地の様子が送られてきた。



この感じだったら大丈夫かな?

ということで、先ずは商船三井フェリーの6月20日夕方便の個室(シングルスーペリア)を予約。

そして6月17日、ホテルさるふつに電話して、6月21日から6日間の予約を入れる。

流石に急だったので2日間ほど車中泊の可能性があったが、小黒さんのおかげで連泊が確定。

ありがとうございました。



でも・・・

もし出発日までに感染者数が50人以上になったら、キャンセル料を全額払ってキャンセルしよう。



何事も自分の中での判断基準は大事。





◆2020.06.20(土)


6月19日、都道府県をまたぐ移動の自粛要請が解除された。

別にその解除に合わせた訳ではないが、本日予定通り出発。

ちなみに3月下旬から毎日数回体温を測っているが、今のところ36.5℃を超えたことは無い。

基本的には大体36.1℃の日が殆どで、唯一36.5℃近くになったのは生姜を沢山食べたあと。

生姜の温め効果は流石である。



常磐道

13時過ぎ、ハイエースのトリップメーターをゼロにして、いざ大洗港を目指す。

今日も都心の気温は25℃を超え、かなり蒸し暑い。

昨年までのワクワクした気分とは違った複雑な気分で常磐道を走り続ける。



大洗フェリーターミナル

コンビニで食料等を調達し、16時前に大洗フェリーターミナルに到着。

昨年までと比べると、流石に乗船客は少ない。

しばらく車内で休憩した後、受け付け場所に向かう。



さんふらわあ ふらの

受け付けでアルコール消毒後に体温チェックを受け、車検証を提示してカードキーを受け取って乗船手続き完了。

その後は乗船時間まで、車両待機場所でのんびり待機。

そして18時半過ぎに、車で乗船。



シングルスーペリア

今回予約したのは、昨年と同じ個室タイプのシングルスーペリア(7800円)。

昨年と違い、今回は上段のベッドが畳んであったので、頭をぶつける心配はない。

取りあえず、持参したアルコール除菌スプレーで部屋の各部を消毒する。

まあ、念には念を.....ということで。



夕食の時間になったので船内レストランに行くと、夕食は「ラーメン」か「蕎麦」とのこと。

昨年までは和洋混在のビュッフェスタイルだったが、まあ流石に今は無理でしょう。

逆に今回もビュッフェスタイルだったら、それはそれで恐いかも。



結局みそラーメンを食べ、部屋に戻ってから野菜ジュースとヨーグルトをお腹に追加。

そして22時過ぎに就寝。





◆2020.06.21(日)


5時前に目が覚める。

凪のため船は殆ど揺れず、快適な船旅。

朝食は「和定食」「洋定食」の2択だったので、和定食を食べることに。



青空

食後、天気が良いのでデッキに出てみる。

澄んだ空気と青い空、そして青い海。

普段の生活で蓄積された毒素が、少しだけ体内から抜けていくような気分になる。



水平線

他に人も居ないので、しばらく海を眺めながらボーっとする。

何だかんだ言っても、ここ数か月のコロナ禍による精神的な疲労は否めない。

ただ私の場合は仕事にあまり影響が無かったので、その点ではストレスが少なく済んでいる。


逆に、こんな状況の中でもプラスになった点を挙げるとすれば、5月下旬から自粛による運動不足解消のために室内で20分間ほど運動し、気温が若干下がる夜間に約6kmほどの距離をスロージョギングする日々を送っていたので、以前よりも体力と持久力がUPしたことだろうか。

そして何と言っても、ニコチンを完全に止めてしまったことだろう。

数年前に紙タバコからアイコスに変えてタールを絶ち、その後、臭いが全くしないJTのプルームテックに変えて吸っていた。

しかし今回のコロナ禍で、『わざわざマスクをしてコンビニに買いに行き、帰ってきてから今度は両手をアルコール消毒する』.....という行為が非常に面倒に感じるようになったので、何となく吸うのを止めてみることにした。

別に吸うのを完全に止めようとは思っていなかったのだが、その日以降、何となく吸わない日が二日、三日、四日.....と過ぎていき、気付けば吸わない日が1ヶ月以上続いていた。

そして結果的に、全く苦労せず、全く辛い思いをせずにニコチンを止めることになってしまった。

まあ多分、身体が丁度そういうタイミングだったんでしょう。




さてさて・・・

船は順調に航海を続け、予定通り13時過ぎに苫小牧港に入港。

そして、13時半に車で下船。



北海道高速道路

コンビニで食料を調達したあと、苫小牧港から猿払村へ向けて約400kmのドライブ開始。

今日の北海道は天気が良い。

予報では明日から悪くなるようだけど・・・。



北海道下道

約400kmといっても、昔と違って高速道路があるので結構楽である。

また、高速を降りた下道でも、走っている車の数が少ないので運転疲れも少なくて済む。

雪山岩魚探検の時の『高速を降りてからの細い山道120km、しかも道路凍結箇所あり』のほうが何倍も疲れてしまう。



夕暮れ

暗くなると鹿などの動物の飛び出しが怖いので、何とか明るい時間に到着できるように車を走らせる。

そして19時過ぎ、暗くなる前に猿払村に無事到着。

セイコーマートで野菜ジュースとヨーグルトを7日分買い込み、ホテルさるふつにチェックイン。

荷物を運び込み、シャワーを浴びて、21時に就寝。




あれ?


目が冴えて、眠れないぞ?


長距離運転したせいかな?





◆2020.06.22(月)03:50-07:00 釣行初日


結局、一睡もできないまま朝を向かえてしまった。

まあ、これなら今夜は爆睡できるでしょう。



取りあえず持参した体温計で体温を計測。

36.1℃、異常なし。



3時半、防寒着に着替えて宿を出る。

蒸し暑く寝苦しい東京から、最北端に限りなく近い猿払村。

気温差が激しすぎる。



オホーツク海

今回の遠征は6月下旬ということもあり、イトウ狙いではなく完全にアメマス狙いに絞っての釣行。

しかし、1年ぶりのオホーツク海に御挨拶.....ということで先ずは猿骨河口エリアに行ってみる。

ホテルさるふつの佐川さん情報によると、10日前の6月12日の早朝、此処にヒグマが出没したらしい。

流石、北海道。



強風が横から吹き付ける中、サーフに降りてみたが、とてもキャストできる状況ではない。

冷たい横風が頬に刺さり、おまけに砂が顔に当たって痛い。

それでも御挨拶のキャストを3投。

当然、ラインは強風で横に飛ばされ、ミノーも後を追って横に飛んでいく。

そして綺麗な空中U字を描いた末に、着水する場所は手前のファーストブレイク辺り。



御挨拶の3投を無事に終えたので、車に戻ってポイント移動することに。

車に戻る途中、土手の草陰に大きな流木のようなものが見える。

もし、アレが動きだしたらどうしよう...。



『流木のようなもの』を凝視しながら、誰も居ないサーフを独り歩く。

あれがヒグマだったらアウトだなぁ。

水陸両用、木登り可能で走る速度は時速50キロ!となれば、野性を無くした人間如きが逃げ切れるはずもない。

いざとなったらダメ元で、大瀬初三郎さんのように「コラっ!」と叱ってみようか。





最後まで動くことのなかった流木を後にして、車で北上開始。

今日のメインポイントに到着すると、既に小黒さんの車が停まっていた。

準備をしてサーフに降りていくと、丁度小黒さんがアメマスとファイト中。

魚をキャッチしたあとに挨拶をして、暫しの井戸端モード。

その後、移動してキャスト開始。



アメマスポイント

このポイントの風は他よりも若干弱いので、ミノーは前に飛んでいく。

ただ、太陽が出ていないので体感温度はかなり低い。

もう6月も後半だが、雪山用の厚手の防寒着で丁度良いくらいだ。



グン。


なんだ?


え?




ホッケ

今年の北海道遠征のファーストフィッシュは.....ホッケ。

まあ、ホッケを釣るのは初めてなので、これはこれでOKでしょう。



移動しながら叩いていくと、ブレイクラインでアメマスがヒット。

しかし、すぐにバレてしまった。

大きさは40半ばくらいの可愛いサイズ。



浜辺の植物

その後、反応のない時間が続く。

そして6時を過ぎた頃、急激な睡魔に襲われる。

400km運転したうえに24時間以上寝てないのだから、当然と言えば当然かも。



身体に力が入らないので、一旦車に戻って休憩。

小黒さんの車は既に無く、別のポイントに移動した様子。



少し休んだあとは、今後の為に色々なポイントを見てまわることに。

どのポイントも強風と浮遊海藻でキャストすることが出来なかったが、まあこれは仕方ないでしょう。

取りあえず、場の雰囲気が分かれば良いので。



ランクルとハイエース

12時になったところで宿に戻る。

強烈な睡魔と闘いながらタックルを洗い、シャワーを浴びて、バタンキュー。

そのまま夕食時間まで爆睡。



アラームで目を覚まし、17時にレストランで小黒さんと合流。

そして、お互いの今日の状況や、小黒さんの今回の遠征の前半戦の状況などを聞きながら楽しい晩餐。

明日も早いので、18時半には部屋に戻り、食休みをしたあと.....いや、多分食休み中に、再び爆睡。



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◆2020.06.23(火)08:00-11:00 & 12:30-14:00 釣行2日目


あれ???


明るいぞ???



時計を見ると、既に7時を回っている。

そういえば昨夜、目覚しをセットするのを忘れていた...。

それにしても、一度も起きずに12時間近く寝続けるなんて、なかなか凄いなぁ。

妙に感心しながら防寒着に着替え、マイペースで宿を出る。



北海道道北

今日のメインポイントは昨日チェックした中で、一番良かったサーフ。

何が一番良かったのか。

景色。



駐車場所に車を停めて準備をしていると、二人の釣り人がサーフから戻ってきた。

挨拶をして状況を伺うと、「浮遊ゴミが多くて釣りにならない」とのこと。

状況を伺った釣り人の一人は、釣り士の本波幸一さんでした。



道北サーフ

サーフに降りて海を見渡すと、そこら中に海藻が浮遊している。

浮遊海藻が少ないところを探しながら、誰も居ない浜辺をひたすら歩く。

今日も陽が差していないので、体感温度はかなり低い。



暫く歩き続けていると、他よりも浮遊海藻の少ないエリアに遭遇。

ちょっと期待しつつ、タイドミノー145SLD-Sで様子を見ていく。

緩めのアクションを入れて誘っていくと、ブレイクラインの奥で待望のヒット。



アメマス41cm

本年初アメマスは40cm台の可愛いサイズ。

でも初魚は小さくても嬉しいもの。



リリース後、その周辺を移動しながら叩いていく。

30分くらい経った頃、やや沖目でガツンとヒット。

今度の魚は先程よりもパワーがある。

少し遊ばせたあと、寄せ波に乗せて砂浜にズリ上げる。



アメマス52cm

上がったのは、なかなかコンディションの良い52cmのアメマス。

アリガタヤ。



再び良さげな所を探しながらキャストしていく。

強めに吹いている横風によって浮遊海藻は徐々に流されていき、ミノーに絡まってくる回数も減ってきている。



最初の魚が8時半、次の魚が9時、ということは、次は9時半に回ってくるのかな?

などと、都合よく単純簡略化したことを考えながらキャストしていく。

時計を見ると、9時25分。

そろそろかな?



ゴンっ!



まあ、こういうことも稀にアリマス。

「だから何だ!」と言われても困りますが。



アメマス43cm

上がったのは、最初の魚と同サイズの40cm台。

ロッドメジャーで計測してみると、43cmといったところ。

実はこの魚が喰う前に、もう一回り大きいサイズのチェイスがあったのだが、その魚に喰わせることは出来なかった。

やはり子供騙しのアクションでは子供しか騙せないのだろう。



リリースした後、キャスト再開。

しかし単純な脳内には『次の魚は10時だ』という呪文がループしている。



時間はあっという間に流れて行き、10時になった。

しかし、ロッドは曲がらない。

多分、10時の魚は喰わせそこなったのだろう。

そして10時半、ピクリとも反応が無い。

11時、もう生命感すら感じられない。





あ~、腹減った。





ということで、一旦車に戻ることに。

20分程の砂浜散歩の末、車を停めている所まで戻ってくると、本波さんがひとりで休憩していたので、海の状況等を話しつつ、その後は暫く井戸端モードに。

興味深いお話の数々、ありがとうございました。



オホーツク海サーフ

昼食休憩後、12時半から後半戦開始。

浮遊ゴミの少ないエリアまで、ひたすら砂浜を歩き続ける。



15分程歩いたところで、ミノーをアスリート14SSに変えてキャスト開始。

そこから徐々に移動しながら、良さそうに思えるところを重点的に叩いていく。



アメマス44cm

最初に喰いついてきたのは、先程と同サイズのアメマス。

ただ今回の魚は結構肥えていたので、先程よりもパワフルだった。



アメマス40cm

リリース後の1投目で喰ってきたのは、サイズダウンした40cm程のスレンダーなアメマス。

此処には40cm台の魚が溜まっているのかな?

その後も再び似たようなサイズがヒットしたが、こちらはナチュラルリリース。



少しポイントを移動して、良さそうに思えるところを叩いていく。

午前中よりも浮遊海藻は減っているので、ミノーにアクションを入れやすい。



ゴンっ!!!



アタリと同時にドラグが鳴り、ラインが出されていく。

こりゃ良いかも。



今日一番の重量感だったので、少し慎重にやり取りする。

ブレイク沿いまで寄せてくると、結構良い感じの魚体が目に入る。

少し左右に散歩させたあと、寄せ波に乗せてランディング。



アメマス65cm

上がったのは、65cmの綺麗な海アメマス。

写真ではあまり伝わらないが、結構肥えていて良い魚体だった。

そしてこれが本日最後の反応となり、14時になったところで納竿・撤収。



いつも通りタックルを洗ってから風呂に入り、17時にホテルのレストランに向かう。

そして小黒さんと、今回初めてお会いするヒデはやしさんと合流して、3人で楽しい晩餐。

その時に小黒さんから「サーフにメノウの原石が落ちている」ということを教えていただく。

早速、明日から探してみよう。



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■Tide Minnow 145 SLD-S / Athlete 14SS





◆2020.06.24(水)03:40-07:30 & 10:00-11:20 釣行3日目


3時過ぎ、目覚しが鳴る前に目が覚める。

天気予報を見ると、明日から大雨・強風とのこと。

もしかすると、釣りができるのは今日までかもしれない。



早朝の猿払村

3時20分に宿を出る。

かなり強い風が吹いているので、釣りができるポイントは限られてくる。

相変わらず気温は低く、体感温度は更に低い。

暫く走って目的の駐車場所に到着すると、既にヒデさんの車が停まっていた。



荒れ気味のオホーツク海

準備をしてサーフに降りると、結構な風が吹いている。

海は少し荒れ気味だが、雰囲気としては悪くない。

ただ、波間に見える浮遊海藻の数が、先日よりも多くなっている。

これは苦戦するかな?



あっ。



一投目からいきなりヒット。

浮遊海藻が絡む前に喰ってくれた。

サイズは小さいが、かなり元気な魚である。

魚を寄せてみると、ラインが拾った浮遊海藻が移動してルアーを覆っていた。

海藻で重くなったミノーを咥えて、海藻ごと元気に泳ぎまわる姿に、野性の強さを垣間見る。



アメマス45cm

で、上がってきたのは、ロッド測りで45cmのアメマス。

やる気満々、元気な若武者、将来有望。



移動しながら、流れの変化をメインに叩いていく。

ここはとにかく分かりやすい。

かなり遠くにはヒデさんの姿が見える。



浮遊海藻

暫くの間、流れの変化をメインに叩いていたが、3投に2回の割合で浮遊海藻が絡んでくる。

これはチョット厳しいかな?

ということで、海藻帯エリアに移動。



海藻帯エリアにも浮遊海藻が漂っているが、先程のエリアよりは少ないように見える。

気を取り直して、海藻帯と海藻帯の間にある道をアスリート17FSVで重点的に叩いていく。



ゴンっ!



細めの道でヒット。

海藻帯にラインを巻かれると厄介なので、強引に海藻帯から引き離す。

海藻帯から引き離してしまえば、あとは普段通りにやり取りしてランディング。



アメマス52cm

上がってきたのは、52cmの元気なアメマス。

海藻帯に巻かれなくて良かった。



海藻帯と海藻帯の間にある道を、今度はタイドスリム145SLD-Sで叩いていく。

145SLD-Sを道の真ん中にステイさせて待機状態に。

そして、あまりミノーが移動しないように、軽めのトゥイッチをピクっと入れていく。



アメマス54cm

そんなネチっこいアクションに痺れを切らせて喰いついてくれたのは、54cmのアメマス。

こういう地味なアクションも、こういうところでは効果的.....だったりすることもあったりする。

まあ、他と同様、駄目なときは全く駄目だったりするけれど。



アメマス49cm

で、同じように騙されてくれた49cmのアメマス。

今日は結構魚が入ってきてるのかな?



ネチっこいアクションで2尾釣ったところで、ルアーをアスリート17FSVに変更。

ポイントも海藻帯の無いオープンエリアに移動。



良い感じの海面

今度は、先程までの卓球のような釣りから、バッティングセンターのような釣りにチェンジ。

沖目を回遊しているであろう良型を狙って、アスリート17FSVをフルキャスト。

そして、少し強めのトゥイッチを入れて、ギラっ!.....ギラっ!.....とアピールしていく。



ゴンっ!!



かなり沖目でのヒットだったので少々期待したが、そこまでの重みは無い。

それでも、先程の魚よりは元気が良い。



アメマス50cm

手前のブレイクでも元気な横っ走りを見せてくれたのは、50cmのアメマス。

しかし、この魚を最後に、全く反応が無くなってしまった。



そこで、ロッドを置いて石探し開始。

しかしこのエリアは、既に小黒さんやヒデさんが散々探しまくった場所。

おこぼれなんて、そう簡単に落ちているはずもなく、ようやく見つけたのはかなり小さいメノウの原石。



30分ほど石探しをしたあと、再びキャスト開始。

場は休まったかな?



アスリート17FSVをフルキャストして沖目を探ってみるが、沖目では全く反応が無い。

逆に一番手前のブレイクラインで40cm台のアメマスがチョッカイを出してくる状態。

で、2回ほど喰いついてきて、2回ともバラシてしまうという惨事発生。

まあ、笑って誤魔化すことにしよう。



懲りずに沖目を狙っていく。

暫く粘っていると、ようやく良い感じの衝撃が伝わってきた。

先程の魚よりは重みもパワーもある。

少し期待。



アメマス59cm

6時50分、59cmのアメマスをランディング。

60は越えたかな?と思ったが、1cm足りなかった。

まあ、特に重要な問題では無いけれど



その後、再び沈黙の時間が過ぎていく。

時刻は既に7時半。

離れたところでキャストしていた小黒さんの所に行って様子を聞いてみると、同じく沈黙しているとのこと。

そこで、昨晩の夕食時に話題になった、小黒さんも私も気になっている共通のサーフがあったので、そこの様子を見に行くことに。



先日、周辺を見た感じでは、駐車できそうなところが2箇所あったので、先ずは停めやすい方に停めて、サーフへのエントリー場所を探索。

その後、別の駐車ポイントに移動し、サーフの様子を見て回る。

しかし、見渡す限り浮遊海藻が漂っていたので、キャストはせず、別のサーフへ移動することに。





ザザザザザザザザザ・・・



ザザザザザザザザザ・・・



あっ、ヤベっ!





車を少々砂地に突っ込み過ぎたようで、ハイエースがスタックしてしまった。

牽引ロープを積んでいなかったので、流木等を探してタイヤの下に敷いてみたが、なかなか抜け出せない。

使えそうなものを探してサーフを彷徨っていると、漂着して砂に埋もれているロープを発見。

ロープさえあれば一安心。

小黒さんのランクルに繋いでいただき、引っ張ってもらって無事脱出。

流石、四駆の王道ランドクルーザー、パワーが違います。

ありがとうございました!


帰宅後、すぐに牽引ロープを注文したのは、言うまでもありません。



道北サーフ2

その後、小黒さんと北上して、別のサーフにエントリー。

思ったよりも浮遊海藻が少なかったので、キャストしてみることに。



移動中はふたりとも下を見ながら石探し。

知らない人が見たら、不思議な光景かもしれない。

いや、車のキーでも落としたのか?と思われそうである。



小黒さんと記念撮影

結局このサーフでは小黒さんにアベレージサイズのアメマスが1尾のみ。

そして11時20分になったところで、このサーフは諦めて車に戻ることに。

勿論、帰りも下を向いて石探し。



その後・・・

小黒さんは別のサーフの様子を見に行くということでポイント移動。

私はこの数日間の天候のツケが古傷にきたので、そのまま納竿・撤収。



17時になったところで小黒さん、ヒデさんと合流して楽しい晩餐。

最新の天気予報をチェックすると「一日中、大雨・強風」という予報が「夕方まで曇り・やや強風」に変わっていた。

これだったら、ポイント選択によってどうにかなるでしょう。

どうやら明日も釣行できそうな気配。



■HATTORI
■8Hit 6Get(アメマス)
■Athlete 17FSV / Tide Minnow 145 SLD-S





◆2020.06.25(木)04:00-10:30 釣行4日目


午前3時に目を覚ます。

支度をして宿を出ると、風が結構強めに吹いている。

ただ、此処でこのくらいの風なら、ポイントによっては十分釣りになるだろう。

今日は気温も若干高めで、昨日までのように寒さを感じることもない。

とは言っても、真冬用の防寒着を着ているけれど。



オホーツク

風の影響の少ないポイントに到着すると、既にヒデさんの車が停まっていた。

準備をしてサーフに降りていくと、生暖かい風が吹いている。

この「生暖かい風」は釣り人をやる気にさせる不思議な風である。



若干強めの横風が吹く中、先ずはアスリート17FSVをキャスト。

すると、一投目からヒット。



アメマス45cm

上がってきたのは、45cmのアメマス。


リリースしてキャストを再開すると、直ぐにヒット。

このエリアに魚がかなり溜まっているようだ。



アメマス50cm

で、難なく50cmのアメマスをランディング。


ラインとフックのチェックをしてキャスト再開。

すると、またまた一投目でヒット。

群れが入っているうえに、嵐の前の荒喰いモードにでも当たったか?



アメマス54cm

少しずつサイズアップして、今度は54cmのアメマス。


リリースしてキャスト再開。

すると、またもやヒット。



おいおい、4連チャンかよ・・・

凄いなぁ・・・



ウグイ

と、思ったら・・・マルタウグイ。

で、落ちが付いたと同時に、魚からの反応も一休み。



石探しをしながらポイント移動。

小雨は降っているが、フードを被るほどの雨ではない。



しばらく歩いていると、3cmほどのメノウの原石を発見。

これはチョット嬉しい。

傍から見れば、ニヤニヤしながら石をポケットに仕舞い込む不審な人物が、小雨の降る浜辺を徘徊...。

怪しい、怪しすぎる。



アメマスサーフ

遠くにヒデさんの姿が見える。

しかし、キャストしている感じではない。

しゃがんでは立って、何かを空に透かして.....という行動を繰り返している。

あの動きは、まさに石探し。

怪しい、怪しすぎる。





暫く石探しをした後、海藻帯エリアでキャスト再開。

アスリート17FSVで順番に道を探っていく。

すると、目の前のブレイクラインでサクラマスがヒット。

ギラギラと光を放ちながら横っ走りする銀色の魚体。



ところが、突然軽くなる。

バラシ。

残念。



気を取り直して、キャスト再開。

道の続きを順番に探っていく。



ゴンっ!!!



好感触。



急いで海藻帯から魚を引き離し、安全地帯で体力を使わせる。

そして、手前に寄せてからは左右に散歩させ、寄せ波のタイミングを見計らっていく。



アメマス62cm

寄せ波に乗せてズリ上げたのは、62cmのアメマス。

丁度、同じタイミングでヒデさんも60半ば越えの良型を釣りあげたので、お互いにブツ持ち写真を撮ることに。

そして撮影後は、ヒデさんが砂浜に作った簡易イケスの前で井戸端モードに突入。



5時半過ぎになると、小黒さんがやってきた。

小黒さんが車で準備をしている間も井戸端モードを続けていたので、小黒さんも『何事か?』と思ったかもしれない。

実際は何事でもなかったけれど。



小黒さん

少しの間、3人で井戸端をしたあと、それぞれの思うポイントに散らばってキャスト再開。

私はオープンエリアに移動して、アスリート14SSで探っていく。



少しずつ移動しながら探っていくが、全く反応のない時間が過ぎていく。

石探しのほうも、大物には巡り逢えずにいる。



6時半を過ぎた頃、いきなり状況が変わり始める。

アメマスのジャンプが見られ、ミノーからは魚がチェイスしている感じが伝わってくる。

そして、かなり沖目を泳ぐミノーに、1時間ぶりの衝撃。

思いっきりアワセると、結構な重量感を伴って突っ込んでいく。

ただ、ここは障害物が殆ど無いので、走られても安心してやり取りができる。



アメマス65cm

手前に寄せて暫く散歩させてからランディングしたのは、65cmのアメマス。

結構良い感じに肥えていて、コンディションは申し分ない。

最高。



時を同じくして、離れたところでキャストしていたヒデさんの動きが慌ただしくなっている。

そこで、小黒さんと一緒にヒデさんのところに向かってみる。

勿論、ふたりとも視線は下、足元にある無数の石を見ている。



ヒデさんのところに到着すると・・・



ヒデさんアメマス70cmUP

そこには、本日最大となる71cmのアメマスが待ち構えていた。

惚れ惚れするような素晴らしいコンディション、おめでとうございます!

勿論、この魚を釣ったルアーは、ヒデさんが代表取締役を務める会社「ブレイズアイ」のエヴォルーツ。

自分が創りあげたルアーによって出逢うことができた魚というのは、何にも変えられない喜びをもたらしてくれることでしょう。




7時半からキャスト再開。

私は再びオープンエリアに移動して、アスリート14SSで探っていく。

しかし、全く反応が無い。

海の様子も先程とは雲泥の差。

まるで気配が無い。



そんな時は焦っても仕方ないので、のんびり石探し。

メノウの原石だけではなく、磨いたら良い感じになりそうな石も拾っていく。

大きいものだと10cmくらいの石も拾っているので、ただでさえ重いライジャケが、更に重量を増して両肩に伸し掛かってくる。



9時半を過ぎた頃、ようやく海が良い感じになってきた。

ただ風が弱まってきているので、先程よりも海面は穏やかである。

暫くはアスリート14SSをキャストしていたが、ポーズを長めに取りたくなったのでタイドミノーSLD-Sに交換。

フルキャストして、沖目でサスペンドさせて、ロングポーズで探っていく。



20分ほど経った頃、久しぶりにアメマスがヒット。

しかし、すぐにバレてしまう。



その後も同じように探っていると、再び沖目でアメマスがヒット。

良い感じの重量感とパワフルな突っ込みに、少々期待が膨らむ。

手前までよせてくると、60前後の魚体が目に入る。



アメマス61cm

午前10時、61cmのアメマスをランディング。

65cmや71cmの魚体を見た後なので小さく見えてしまうが、60UPなら私にとっては十分なサイズ。

贅沢になってはイケマセン。

勿論、取りあえずの目標は70越えですが。



その後は再び沈黙の時間が過ぎていく。

移動しながら探っていくが、魚からの返事は全くない。

今日の午後は洗濯する予定。

という訳で、10時半になったところで納竿・撤収。



宿に戻り、洗濯物を持って、同じ敷地内の道の駅にあるコインランドリーに行ってみる。

ところが、「コロナウイルスのため、使用停止中」とのこと。

あれま。

でも、考えてみれば、それもそうだよね.....と、納得。

さてさて、今から約50キロ離れた稚内のコインランドリーまで行ってくるか?

いや、まだ着替えはあるから止めておこう。



部屋に戻ってタックルを洗い、予備スプール3個分のリーダーシステムを組み直す。

そして、道の駅で買ったホタテ飯を食べながら、明日の天気をチェックする。

あれ?

今までは「大雨、強風」という予報だったが、「雨、やや強風」に予報が変わっている。

どうやら最終日の明日も釣行できそうだ。

ラッキー。



■HATTORI
■10Hit 6Get(アメマス)
■Athlete 17FSV / Athlete 14SS / Tide Minnow 145 SLD-S





◆2020.06.26(金)03:45-10:30 釣行5日目(最終日)


午前3時、今日も目覚しが鳴る前に目を覚ます。

あっという間に釣行最終日。

小雨が降っているが、風は思ったよりも強くないので、何とかなりそうである。

3時半前に宿を出て、のんびりポイントを目指す。



ポイントに到着すると、既にヒデさんの車と、もう一台の車が停まっている。

多分、昨日の夕食時に聞いていたYさん夫婦のものだろう。



北海道サーフ

準備を済ませてサーフに降りていくと、エリア1からエリア2.5までは、ヒデさん達がキャストしている。

そこで、邪魔にならないように少し離れたエリア4まで歩いていき、そこからキャスト開始。



キャストして数投目、2番目のブレイク辺りでヒット。

サイズはアベレージサイズといったところ。



アメマス49cm

3時52分、49cmのアメマスをランディング。

まあ、いつでもそうだが、その日の初魚はサイズに関係なく嬉しいもの。



雨は小雨程度なので、今日もフード無しで問題ない。

キャストを再開すると、魚がチェイスしている感覚が手元に伝わってくる。

そして、適度な間隔でコンスタントに喰ってくる状況が続く。



アメマス52cm

3時56分、52cmのアメマスをランディング。

この魚は、ちょっとズングリしていて、なんだか顔もデカイ。



アメマス50cm

4時01分、50cmのアメマスをランディング。

どうやら群れがこの辺りを回っている感じだ。



アメマス57cm

4時10分、57cmのアメマスをランディング。

かなり元気だったのでチョット期待したが、長さはそれ程でもなかった。



アメマス45cm

4時21分、45cmのアメマスをランディング。

この魚は手前のブレイクから飛び出して来た。




4時半を過ぎると、反応のない時間が続くようになってきた。

そこで、石探しをしながらポイント移動。



北海道道北オホーツク海

しばらく歩いていると、重さ61.7グラム、長辺53mmの良型メノウ原石を発見!

これは嬉しい!

まるで、ランカーサイズを捕獲したような気分である。

昨夜、海が荒れた時に、埋もれていた原石が掘り起こされて顔を出したのかもしれない。



妙な昂揚感に包まれつつ、気分新たにキャスト開始。

エリア5の手前まで来たとき、少し沖目でヒット。

寄せてくると、アベレージサイズの魚が目に入る。



アメマス48cm

5時08分、48cmのアメマスをランディング。

直ぐにリリースしてキャスト再開すると、再び似たようなサイズがヒット。

しかし、寄せる途中でバラシ。



雨は完全に止み、海は若干だが穏やかになってきている。

でも、雰囲気は悪くない。



その後、エリア4まで戻りながらキャストしていく。

すると、かなり沖目でヒット。

着水後の3アクションくらいで喰いついてきた。



アメマス56cm

5時19分、56cmのアメマスをランディング。

この調子でサイズが上がっていってくれると嬉しいのだが...。



暫くすると、小黒さん登場。

そこで先程採取した61.7グラムのメノウをおもむろにライジャケのポケットから取り出す。

原石を透かしながらニヤつく、怪しい大人2名。

まあ、小黒さんが採取した166グラムの特大原石には遠く及ばないけれど。



太陽

6時頃になると、陽が差し始めてきた。

今回の遠征で、釣行中に太陽が出るのは初めてである。



暖かい。

ちょっと日が差すだけでこうも違うものなのか。

アリガタヤ。



メノウ原石

太陽に透かして写真を撮りまくっているワタクシ。

良いんです、ほっといてください。



まあ、それでも天候の変わり目にキャストしない手はない。

大切な原石を落とさないようにチャック付きのポケットにしまい、キャスト開始。

ロングポーズを取りたかったので、ルアーをタイドミノー145SLD-Sに交換。

時間を掛けて、沖目の筋を中心に探っていく。



ゴンっ!!!



久しぶりの好感触。



魚はドラグを鳴らしながら、沖へと突っ込んでいく。

重量感も良い感じなので、否が応でも期待は高まる。



手前に寄せてみると、コンディションの良さそうな魚体が目に入る。

体力を消耗させるため、左右に散歩をさせながら、寄せ波のタイミングを待つ。



アメマス66cm

寄せ波に乗せてランディングしたのは、66cmのアメマス。

アメマスを狙い始めたのは昨年からだが、この魚で自己記録を1cmだけ更新。



リリースしてキャスト再開。

先程と同様に、沖目からのロングポーズで狙っていく。



うわっ!



マジかっ!



夢のあるオサカナが、その特大の魚体を見せつけるようにチェイスしてきた。

アメマス独特の模様が、少し遠目からでもハッキリと見える。

心拍数、上昇。

当然、その魚はフッキングなどするはずも無く、悠然と海の中に消えていった。

やはり北海道には夢のある魚がいるなぁ.....と、改めて実感。




少しの間、余韻を楽しんだ後、キャスト再開。

ロングポーズに移動距離の少ないトゥイッチを入れて探っていく。

すると、元気の良い魚がヒット。



アメマス54cm

6時31分、54cmのアメマスをランディング。

この魚が9本目だから、10本釣ったら納竿しよう。

などと思った途端、魚の反応は無くなってしまった。

まあ、得てしてそんなものだけど。



反応の無い時間が続き、海の雰囲気も良くないので、石探しモードに突入。

しかし、このエリアは激戦区。

そうそう先程のような原石は転がっていない。



太陽は雲に隠れ、再び曇り空。

キャストの合間に石探し.....というより、石探しの合間にキャスト.....という状態が暫く続く。

で、石探しのほうは、小さめの原石をゲット。

釣りのほうは、9時から9時半の間に2回ヒットしたが、いずれもバラシてしまう。

10本目は遠い?



結局、10本目を上げたのは、10時を過ぎてから。



アメマス40cm前後

10時15分、可愛いサイズのアメマスをランディング。

おそらく今回の遠征での最小サイズ。



予定通り、今回の遠征釣行はこのアメマスで終了。

という訳で、アガリ3投をしたあと、10時半に納竿。



タックル

暫く石探しをしたあと、サーフに座り込んで自分の腹を満たす。

この景色も来年までお預け。

来年は何の心配もすること無く、この道北の地に居られることを切に願う。





ホテルに戻り、全てのタックルを洗ってから風呂に入る。

その後は、片づけられる荷物は全て片付けて、車に積み込んでおく。



夕方の5時になったところで、1階のレストランへ。

今日は小黒さん、ヒデさん、そしてYさん夫婦の5人で楽しい晩餐。

釣りの話よりも石探しの話の方が盛り上がる.....という不思議なテーブル。

皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

そして佐川さん、釣り場でお会いした皆様、ありがとうございました。



■HATTORI
■13Hit 10Get(アメマス)
■Athlete 14SS / Tide Minnow 145 SLD-S





◆2020.06.27(土)


予想通り、今日も3時に目が覚めてしまう。

二度寝しようと思ったが、目も頭も冴えてしまっているので、ただボーっとするだけの時間を過ごしていく。

窓の外は小雨。



ホテルさるふつ

8時半にチェックアウト。

9時前に苫小牧港を目指して、約400kmの長距離ドライブ開始。

途中、セイコーマートに寄って、食料を買い込んでおく。



雨の北海道

暫く走っていると、雨が結構強くなってきたが、名寄辺りで雨は止み、旭川の手前では快晴に。

道は相変わらず空いているので、快適に車を走らせていく。

勿論、密かに待ち構えている「アングラー道警」には最善の注意を払いつつ。



苫小牧フェリーターミナル

午後3時前には苫小牧に到着したので、今年もENEOS苫小牧埠頭SSに立ち寄って給油と洗車。

昨年同様、フロントの虫落としと車の下側の洗車もしてもらう。

昨年も思ったが、ここのスタッフの接客態度の良さには本当に関心してしまう。



コンビニで買い物をした後、フェリーの乗船受付を済ませる。

その後は乗船時間になるまで、車両待機場所で暫く待機。

そして、17時40分になったところで、乗船開始。



シングルスーペリア

帰りの部屋も、行きと同じ個室タイプのシングルスーペリア。

取りあえず、部屋の各部を消毒してから夕食へ。

メニューは往路と同じだったので、今回もみそラーメンを注文。

その後、部屋に戻ってシャワーを浴び、そのまま就寝。





◆2020.06.28(日)


当たり前のように、午前3時前に目が覚める。

健康的な生活習慣。

いつまで続くかな?



太平洋

船は順調に太平洋を航行していく。

荒天によるウネリがあるかと思ったら、ほぼ無風、ベタ凪。

昨年のように大揺れすることもなく、予定通り大洗港に到着。



常磐道

関東は出発した日と同様に晴天で、かなり蒸し暑い。

気温は25℃を超えている。

ガラガラの常磐道を走り、ガラガラの首都高を抜けて、都心へ。



ハイエースメーター

そして、午後4時に自宅に到着。

今回の走行距離は、1232.2km。

ちなみにハイエースの時計、14分ほど遅れています...。



さて、明日から再び通常運転。

とは言っても、当分の間はスタジオで密になるわけにもいかず、自宅で編集作業のみですが。



ちなみに、帰京後も体調良好、平熱の日々。

取りあえず、一安心。