Home » Fishing Report » 2018 / バス釣行 » 2018.09.09
本当は7月28日に開催予定だった「KANZAKI-CUP 2018(雨男K様にBassを釣ってもらう会)」・・・
しかし、予想通り雨男KANZAKI様のパワー全開で・・・
台風12号が直撃。
普通は北寄りに抜けるのに、コースまで変えてしまった恐るべきパワー...。
さようなら、私の唯一の夏休み。
で、9月9日に懲りずに開催することに。
週間天気予報では「晴れ」とのこと。
しかし、こんなものは雨男KANZAKI様のパワーを考えると、全く当てにならない。
そして当日、念のため出発前に天気予報を確認すると・・・「曇りのち晴れ」。
ホッと一息。
雨男KANZAKI様を迎えに行き、一路芦ノ湖へ。
おや?
「KANZAKIさん、なんか・・・雨、降ってきたんだけど。」
『あはは・・・気のせいですよ、きっと・・・気のせいです・・・』
そして・・・
箱根湯本を過ぎたあたりで、土砂降りに。
「KANZAKIさん、世間一般にこういうのを大雨というんじゃないかと・・・」
『あはは・・・き、気のせいですよ・・・』
「あの~、なんか嫌な文字が表示されてるんですけど。」
『す、すいません・・・(笑)』
午前3時、土砂降りの中、湖尻のボート屋「やまびこ」に到着。
到着すると、既に元ちゃんが店の前で車内待機していた。
『HATTORIさん、凄い大雨じゃないですか~・・・KANZAKIさん、勘弁してくださいよ~!(爆)』
「車、湖岸駐車場に移動しちゃおっか。」
『湖岸駐車場、半分水没してて、通路が川みたいになってますよ!』
そんな話をしているところに村田さん到着。
『凄い雨ですね。噂には聞いていましたが、KANZAKIさんのパワー、凄いですね。(笑)』
湖岸駐車場に車を停めて、タックルのセットはせずに「やまびこ」店内で待機。
窓の外は、大雨・・・強風・・・
雨だけだったら構わないが、強風はチョット・・・。
スマホで芦ノ湖の天気予報をチェックする村田さん。
『6時頃には止むみたいですね。』
しかし、出船時間を過ぎても、天候は変わらない。
村田さんがスマホで芦ノ湖の天気予報をチェックすると・・・
『あ・・・晴れマークが7時にずれてます!(笑)』
まあ、今日はのんびりいきましょう・・・
ということで、久しぶりに会う4人でお茶を飲みながら井戸端モード。
やまびこに来ていた他のバス釣り客は、「これじゃ、釣りにならないんで、今日は帰ります...。」と、帰っていく。
スイマセン、全部、この男のせいです。
午前7時、相変わらず窓の外は、大雨!強風!
トラウトだったら大喜びの天候だが、今日はお気楽バス釣行。
しかも、元ちゃんは大手術の後なので、荒れた湖面は洒落にならない。
再び村田さんがスマホで芦ノ湖の天気予報をチェック。
『あれ?・・・今度は晴れマークが8時にずれてます!(笑)』
井戸端モードで盛り上がっていると、ワカサギ釣りの客がやってきた。
そして、やまびこのおばちゃんと話している。
『凄い天気ですねぇ~・・・今日は晴れ予報だったんですけどね・・・』
スイマセン、全部、この男のせいです。
午前8時、風は吹いているが、雨は小降りになってきた。
『雨、止んできましたね!』
雨神KANZAKI様がそんな楽観的な言葉を発した次の瞬間・・・
再び、土砂降りに。
冗談のような、まるでマンガのような展開に、一同唖然。
「あ~あ、KANZAKIさんが余計なこと言うからぁ~・・・」
『勘弁してくださいよぉ~、KANZAKIさん!』
諦め半分で村田さんが芦ノ湖の天気予報をチェックすると・・・
『凄いなぁ・・・晴れマークが9時にずれてます・・・』
午前9時、雨は小降りになってきた。
ただ、風はまだ結構吹いている。
「KANZAKIさん、せっかく天候回復してるんだから、もう余計なこと言わないでね!(笑)」
午前9時半を過ぎると、風もだいぶ収まってきた。
そこで、のんびりとタックルの準備を開始。
午前10時、芦ノ湖に到着してから既に7時間経過・・・ようやく出船。
私は村田さんと、KANZAKIさんは元ちゃんと同船。
フットコンを持ってくるか迷ったが、結局ハンドエレキを持参。
まあ、簡単にいうと「操作性が悪くても、楽な方を選んだ」という、正に“怠惰”の一言。
取りあえず、九頭龍方面に向かってみる。
しかし、シャローに魚の姿は無い。
あれだけ荒れると、流石に深場に落ちちゃうかな?
出船から10分程すると・・・再び、大粒の雨が降り出してきた。
「勘弁してよぉ~、KANZAKIさ~ん!(泣)」
胴切りから樹木方面へと、大き目のポッパーで叩いていく。
シャローに魚はいない感じだが、「これでポッパーに出たら楽しいよね」という理由だけで叩いている状態。
当然、魚からの反応は無い。
和田角に移動して、成蹊方面へ叩いていく。
しかし、プリンス周辺も庭石周辺もヒルガ周辺も・・・シャローに魚は見当たらない。
“此処に居なかったらシャローには居ない”と思っているチェックポイントを覗いてみたが、魚の姿は無い。
こりゃ、ホントに居ないなぁ。
そこで西岸に移動して、ドン深を控えているシャロー狙いに変更。
ルアーをLKJ-130Fに換えて、岸際から掛け上がりを通過させるように叩いていくと、ようやくバスがチェイスしてきた。
喰え!...喰っちゃえ!...もうチョイ!...
しかし、二段目の掛け上がり付近から浮いてきたバスは、再び深場へと消えていった。
昼過ぎになると、僅かな時間だが、陽が差してきた。
体感温度も一気に上がる。
やはり太陽は凄い。
これは、後日KANZAKIさん送ってきた、貴重な、貴重な「陽が差している時」の写真。
ちなみに、操船している元ちゃんは、大手術後のリハビリ中の身体。
あのまま湖が荒れていたら、身体への負担が大きすぎて出船は無理だったでしょう。
実は今回の釣行、私なりにお気楽な予定を立てていた。
出船から10時くらいまではバスを狙い、10時頃から休憩がてら1時間ほどワカサギ釣りをしよう・・・
一応、ムーチングの仕掛けも用意しておこう・・・
しかし現実は・・・出船できたのが10時!(笑)
流石に出船していきなりワカサギを狙うわけにもいかず・・・
私の計画は脆くも崩れ去ったのでありました。
結局、その後も泳いでいるバスの姿すら見ることができず・・・
午後2時半頃から深良水門で井戸端モード。
まあ、これはこれでかなり楽しかったりする。
元ちゃん艇の状況を聞くと、九頭龍桟橋付近で元ちゃんの「ジョイクロもどき」に1度だけチェイスがあったらしい。
主催者である雨神KANZAKI様は・・・
甘噛みすら無く、というより泳いでいるバスの姿すら見られず・・・という感じだったそうだ。
確かに私も村田さんも、私の唯一の反転以外、泳いでいるバスの姿を一度も見ていない。
それどころか、いつも目にする鯉の姿すら見ていない。
はっきり言って、ここまで魚の姿を見ない日も珍しい。
雨神KANZAKI様、その「X」はどういう意味なのでしょうか?
まさか、私に向かって「雨男パワー」でも放出しているのでしょうか?
まあ、冗談はさておき、久しぶりに芦ノ湖の湖上で気持ち良くのんびりユラユラでき、相変わらず楽しい釣行でありました。
できれば、太陽の下でのんびりしたかったのですが・・・(笑)
さてさて、明日から11月中旬頃まで再び穴倉に籠ります。
次に釣行できるのは、いつになることやら。