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◆2010.04.10(土)05:00-17:00
金曜日、仕事を終えてそのまま岩魚探検に出発。
そして、午前3時過ぎに現地に到着。
今日は前回火曜日のような濃霧ではなく、良い天気になりそう。
ちなみに気温は1℃。
先ずは近場のポイントからスタート。
しかし・・・風が無く、かなり厳しい状況。
反応無いまま、次のポイントへ移動。
しかし、こちらも水面マッタリ状態。
これでは、いくら朝一でもかなり厳しい。
広範囲の状況を確認するため、二手に分かれて探検開始。
沈み岬系ポイントあたりで若干の風が吹いたのでキャスト。
すると、LKJ-130Fの2投目にヒット。
サイズは小さそうだが、綺麗な魚体を拝めるだけでもOKでしょう。
で、44cmの岩魚を無事ランディング。
刺身サイズではなく、焼き物サイズかな?
暫く周辺を探検したあと、KONNOさんと合流。
KONNOさんの状況を聞くと、ダメ...とのこと。
そこで、二人で一緒に叩いていくことに。
先ずは先程のヒットポイント周辺から叩いていく。
すると、今度はKONNOさんのLKJ-130F銀箔にヒット。
こちらは、なかなか良い感じのサイズである。
そして55cmの大岩魚を無事ランディング。
やった!これで岩魚の刺身が食える!
晩飯確保。
休憩しながら風を待ち、微風が吹いたらキャスト。
直ぐに風は止んでしまうので、再び休憩。
天気が良いので、ボーっとしていても心地良い。
完全に陽が昇ると、かなり暑くなってきた。
この時期は晴れて気温が上昇してくれることが重要な要素となってくるので、この好天は大歓迎。
しかし・・・
風が殆ど吹かない。
これは、気温の上昇、表水温の上昇...という好条件を覆すほどの悪状況である。
厳しい。
時折、水面を僅かにザワつかせる程度の風を待って、ワンチャンスに賭けて叩いていく。
すると、私のLKJ-130F金箔にヒット。
そして、57cmの大岩魚をランディング。
これで今晩の食卓は豪華になるだろう。
もちろん、2匹も食べないけど。
風はあっという間に無くなってしまい、延々と水面マッタリ状態。
しかし、気分的に十分満足したので、のんびり気楽に昼食休憩&睡眠。
仕事が終わってから寝ないで来たので、爆睡モード。
14時過ぎに目を覚ます。
辺りを見回すと、相変わらずの水面マッタリ状態。
このまま、風が吹かずに終わってしまうのか?
正解。
浅場では、へら鮒の群れが悠々と泳いでいる。
ケロスコとケロスカだったら、釣ってしまうかも。
結局、その後も風が吹くことがなく・・・
時間になったところで、納竿・撤収。
で、民宿の女将さんに57cmの岩魚を料理してもらうことに。
身の色は、なかなか綺麗なオレンジ色。
先程まで生きていただけあって、身が締まっていてコリコリ感のある歯ごたえ。
で、味のほうは・・・特に臭みも無く、海魚のサッパリ系という感じ。
押し寿司にしたら、更に美味しいかも。
念願の岩魚の刺身に満足し、山菜料理や煮物等々で満腹。
腹が満たされれば・・・
当然、強烈な睡魔が襲ってくる。
そして、あっという間に夢の中。
◆2010.04.11(日)05:00-17:15
午前2時半過ぎに目を覚ますと、すでに外は雨。
予報では「午後から雨」ということだったが、まぁ、山の天気だから仕方ない。
雪じゃないだけ良しとしよう。
先ずは近場のポイントで様子を見てみることに。
しかし、無風で水面マッタリ。
雨のザワつきに期待して叩いてみるが・・・ダメ。
次に昨日反応のあったポイントへ。
たまに吹く風にタイミングを合わせて叩いていく。
するとKONNOさんのLKJ-130F銀箔にヒット。
50cm未満に見えたが、寄せてみると、結構良いサイズ。
そして、54cmの良型岩魚を無事ランディング。
今日は朝から冷たい雨・・・
午後も晴れそうにない・・・
この1匹は、かなり貴重である。
その後、風が全く吹かなくなったので移動。
僅かな沢風の影響を受けているポイント等を探して叩いていく。
しばらく叩いていくと、バックウォーター脇でKONNOさんのLKJ-130F銀箔にヒット。
かなり強烈なスピードで突っ込む魚。
もしかして・・・サクラ?
そして、ランディングした魚は・・・
56cmの見事な魚体のサクラマス!
精悍な顔つき、そして体高・・・
本当に綺麗な魚である。
良く肥えたサクラマスを眺めながら・・・
K:「食いてぇ~!」
H:『昨日だったらなぁ~...笑』
K:「このサイズなら刺身でも美味いべ」
H:『刺身、バター焼き、押し寿司でも美味そうだな』
などと、二人とも言いたい放題。
しばらく休憩した後、風の影響を受けているところを探して迷走。
しかし・・・マッタリした水面が広がっているだけ。
この時期に、無風で冷たい霧雨・・・・
かなり厳しい。
10時までに魚を出せなかった私は、流石に坊主を覚悟。
でもまぁ、それはそれで構わないのだが。
腹が減ったので、民宿の女将さんがサービスで作ってくれた「舞茸ご飯弁当」を食べながら、のんびり休憩。
こんな状況では、必死こいても始まらない。
しばらく休憩した後、キャスト再開。
魚を釣りたい...というよりも、動いてないと寒くて堪らない...というのが正直なところ。
風の吹きそうな場所を探して、移動、風待ち、移動、風待ち...の繰り返し。
そして、運良く僅かに風が吹いた時には、集中力倍増で叩いていく。
時間は既に13時を過ぎている。
グンっ!
寒さも吹っ飛ぶ、心地よい感触。
これはバラすわけにはいかない。
そして、51cmの良型岩魚をランディング。
この悪状況の中で出した魚なので、普段よりも喜びが大きい。
今日は、もうこれで満足かも。
で、再び休憩。
コーヒーを飲みつつ、雪景色をボケ~っと眺める。
静かで良い。
15時頃になると、完全に雨が止んだ。
このまま止んでくれると、後片づけが楽で良いなぁ....などと話しながら、風待ち休憩。
しかし、全く風が吹く気配がないので、再び移動。
移動先の沢風に期待して叩いていくと、私の130Fにサクラマスがチェイス。
しかし・・・食わせられず。
同じラインを3回ほど叩いてみたが、その後は魚の姿なし。
終了時間が近づいた頃、ようやく雲の向こうにぼんやりと太陽の面影。
直接太陽は見えなくても、一気に暖かさを感じる。
恐るべし、太陽のパワー。
最後にもう一叩きだけして帰ろう・・・
ということで、同じラインを叩いていく。
K:「おっ、出た!」
H:『おっ!』
K:「喰った~!」
H:『よっしゃぁ~!』
最後の最後に、44.5cmの岩魚をランディング。
やはり、このポイントは何かしらの収穫がある。
そして、そのまま納竿・撤収。
今回は念願の「自分達で釣った岩魚の刺身」を食べることができたので、大満足。
トータル的にみると、無風に泣かされた二日間だったが、両日とも綺麗な魚を拝むことができたのでOKでしょう。
さて、次回はどうなるのかな?