Home » Fishing Report » 2005 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2005.11.12
今秋4・5回目の釣行は、数年前から開拓を続けてきた千葉県桃源入江。
このポイントの良いところは、デカイ魚が出そうな雰囲気があることもそうだが、何と言っても他に釣り人が居ないことである。
いつ行っても、貸し切り状態だと言っても過言ではないだろう。
此処に来るのは何度目だろうか。
1月の寒い中、無理矢理釣友を誘って、満潮から干潮までの状況を探ったり・・・
2月の深夜に、北風を浴びながら明るくなるまで、上げ潮時の状況を探ったり・・・
夏に海水浴がてら、潜って底形状や根、海藻分布を探ったり・・・
地元漁師に「そんな浅いところに魚なんて居ないよ」と言われても、右から左へ聞き流し・・・
そして、ようやくボンヤリと見えてきた、このポイントでの潮位、風向き、そして潮の関係。
で、今回はISHIKAWA君を誘って釣行。
最近は冬場をメインに探っていたので、秋のベストシーズンに此処に来るのは久しぶりである。
本当は10月から釣行する予定だったが、釣行予定日に限って南風強風の為、断念。
このポイントは南風が吹くと、全く釣りにならないのである。
100cmの壁。
このポイントでネックになると思われる、「潮位100cm」のライン。
何故、この100cmのラインが重要なのか?
それはこのポイントの周辺の地形が関係していると思う。
では、上げ潮でも、下げ潮でも、若潮でも、中潮でも、キーとなるのは「潮位100cm」のラインなのか?
今回はそれを探る為の釣行である。
11月12日の21時~26時半(若潮)、そして11月19日の16時半~20時(中潮)での結果は以下の通り。
潮位100cmラインまでは二人とも全く無反応だったが・・・
100cmラインをクリアした後に68cm。
コチラは、ほぼ潮止まりの時間帯に喰ってきた72cm。
貴重な1尾である。
下げハナでTideMinnowSlimに喰いついてきたデブデブの77cm。
ヒラスズキかと思うくらいの体高に感激。
こちらも腹パンパンの75cm。
しかし、77cmの後だっただけに、痩せて見えてしまった。
デカイ魚ばかりかというと、そうでもなく・・・
50cmのチビ助や、
45cmのチビ助も喰ってくる。
この40cmのチビ助は75cmを釣った直後に喰ってきた。
これ以外にも、写真には撮っていないが・・・
30cmくらいのチビ助、50cmのチビ助、68cmのデブデブシーバスをランディング。
そして、再び潮位100cmのラインが迫ってくると・・・
今までの反応が嘘のように、パッタリと反応が消えてしまう。
これは両日とも同じ。
今回の釣行で、このポイントの狙い方がボンヤリとだが見えてきた。
しかし、まだまだ調べなければいけないことが沢山ある。
まぁ、このポイントは今まで通り、気長にじっくりと探っていくことにしましょう。