Home » Fishing Report » 2005 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2005.02.20
午前2時~6時平潟湾周辺~野島周辺へ。
昨日の雪辱をと考え、封印していた先日の70ゲットポイントへ。
風も無く流れも無くまったりとしていて池のようだ。
潮位もまだ高い。
かなり濁りが入っており、昨日の雪の影響で水温も低いようだ。
タイドミノースリムSSRをキャストし広範囲に探るが反応無し。
そこでK-TEN T'S CUSTOM S7をキャストし少し沈めて引いてくる。
しかし反応は無い。
あきらめ、第2ポイント第3ポイントを見に行くがどこもダメ。
流れも魚っ気も全く無くまるで何も居ないプールのよう。
そういえば先日居た水鳥も今日は全く見ない。
”こりゃここはダメだわ。”
仕方なく野島方面に移動。
いつものダメパターンにはまりつつある・・・・。
タモとロッドを担いで自転車で移動中、パトカーとすれ違った。
その時、やってはいけないと思いつつ、思わずそちらを見てしまい、あろうことに警官の一人と目が合ってしまった。
そのまま川沿いの道路を走っていると、案の定パトカーはUターンして私を追い越し、少し先にハザードを付け停車した。
警官が2人車を降りてきた。
”あのーすいません、ちょっとよろしいですか?”と声を掛けてきた。
”はい”
”釣りーですか?”
”はい”
”家は近所?”
”はい”
”今日はお休み?”
”ええ、だって日曜日ですよ。”
”あっそうか。こっちは関係ないからさぁ。”
”大変ですよね。”
”その自転車はあなたの?”
”はい”
”どこかからか引っ越してきたの”
”はい東京から”
”綱島って後ろにシールが張ってあるけど”
”ああ、今から4、5年前住んでいましたから”
”自転車はどこで買ったの?”
”今から12年前千葉で買いました”
”防犯登録は東京都になってるけど”
”ああ、実家が東京なのでそこで登録したので。”
”ふーん。ところで何釣ってるの?スズキ?”
”そうです”
”ルアーで釣ってんの?”
”そう、でも今日はまだ釣れません”
”釣れる?”
”釣れますよ。”
”そっかー俺もイソメさわれないからその方がいいなぁ。なっ!”
”ははは”
”そういえば、今日2時ごろからこの辺パトロールしてるんだけど、自転車はあなたを入れて2台だけだったよ。”
”寒いですからねぇ。こんな寒い中ウロウロするのは僕ぐらいでしょう。(笑)”
”ははは。 ああ、すいませんね時間取らせちゃって。御協力ありがとうございました。”
なんにも悪い事はしていないんだけど、
午前3時に大きな網をかついで、首から電気をぶら下げて自転車で徘徊・・・・。
確かに普通の人には異常な行動として目に映るのだろう。
これも修行。
野島横の水道のポイントへ。
こちらは潮位は高いが濁りはあちらほどではない。
K-TENCUSTOMをキャスト。
ブルブル泳ぐのを感じながら引いてくる。
数投するうちにあっと気が付いて、障害物を狙い、縁にキャスト。
1投目、とどかない。
2投目縁石にルアーがぶつかる。
3投目ようやく縁に着水。
カウントダウンして引いてくる。
”?”
アタリがあった。
ピックアップしてもう一投。
今度も成功。
ゆっくり20を数えてから引いてくる。
ルアーがあと2メートルくらい前に来たとき、
”ココンッグン”
乗った!!
いきなり一本釣り状態でドラグが硬い。
”ジャバジャバジャバ!”エラ洗いをする。
慌ててドラグを少しゆるめ、ラインを出させ弱らせてから、難なくネットイン。
午前4時41分シーバス60cmゲット。
少し痩せていたがきれいな魚だった。
急いで写真を撮りリリースしてから、また調子に乗って障害物を狙うと、
”カチーン!!”
ゲッ思いっきりぶつけてしまった。
引いてきてもプルプル感が全く無い。
ピックアップしてみてみると、
ガーン。
リップが折れている。
あーあ。
何とか気を取り直し、タイドミノーSRをキャスト。
遠投し、ゆっくり引いてくる。
すると”ココン”とまたアタリがあった。
しかし乗らず、そのまま引いてくるとまたアタリが。
今度は何か掛かったようだ・・・しかし小さい。
何だろう。
寄せてみると、なにやら小さな塊のようだ。
抜き上げるとピチピチ跳ねている。
午前5時11分メバル15cmゲット。
その後その他の各ポイントをチェックし、午前6時納竿とした。
1ゲットとルアー破損、そして1外道ゲット。
複雑な心境だった。
明日も釣行
朝焼けがきれいだった。