Home » Fishing Report » 2005 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2005.01.26
2004年は色々とあって、殆どシーバス釣行できなかった。
そして、あっと言う間に2005年。
ちなみに、2005年の初釣りは1月23日の日曜日。
この日は雨の中、荒川地区の中の河口付近の様子を見に行ったが、アタリも無く玉砕。
痺れたのは、手だけだった。
やはり違うのか?
で、本年2回目の釣行は荒川地区のウェーディングポイントで軽く入水してみることに。
風が無いため、体感温度はかなり高い。
取りあえず潮位が下がるまで、入水せずに離れた所でキャストしてみる。
しかし、移動しながら様子を見てみたが、全く反応無し。
20時を過ぎた頃、ようやく入水潮位になったので入水開始。
現在、ネオプレはソールが磨り減ってしまっているので、ナイロンを使用。
しかし、進化を続けるインナーのおかげで、殆ど水の冷たさを感じない。
大したものだ。
先ずは静かに膝下くらいまで入水して、気配を消す為に5分ほど休憩。
本人は気配を消しているつもりだが、多分魚にはバレバレなのだろう。
舞い上がった泥が完全に消え、自分が水に馴染んだところで、キャスト開始。
先ず狙うのは岸寄り。
ポイントや先行者の有無によって違うが、岸寄りに魚の付く要素がある場合は、岸寄りを狙ってから沖に行くことにしている。
湖などでは、足下に居た魚を追い払って警戒させて、ひたすら沖にキャストしているウェーディングの人々を良く見かける。
しかし、魚は笑っちゃうくらい岸際に居たりする。
では何故、岸からキャストしないのか?
これもポイントによって違うが、今日のポイントは岸から僅かのところに若干の段差がある。
その段差に、自分の思う最善のコースでルアーを通すには入水する必要があるのだ。
簡単にいうと、突然視界に現れたルアーが段差の上に消えていく場合と、段差の上からルアーが現れて再び段差の上に消え、また段差の上からルアーが現れ、深場の方へ泳いでいこうか迷っている.....というような場合と、どちらが自然なのか、ということ。
タラタラタラ~
フッ
トンっ
ぷるっ
以前、MM氏に「もう少しメソッドわかりやすく書いて!(笑)」というご指摘を受けたので、今回はちょっとだけ補足を。
タラタラタラ~...と、ルアーを流れに逆らってゆっくりと泳がせ・・・
フッ...と、ほんの一瞬ラインを弛めると、ルアーは弛めた分だけ僅かに下流に流され、再びロッドを上流側へ僅かに動かすことによりラインが張り・・・
トンっ...と、水の抵抗を受け、その瞬間・・・
ぷるっ...と、艶めかしく揺らぎながら上流側に頭を向ける・・・
この「ぷるっ」という動きは、なかなか魚に好評のようで、「ぷるっ」のあとに魚が喰いつくことが多い。
タラタラタラ~
フッ
トンっ
ぷるっ
グオンっ!!!
うっ!クソ~!乗らねぇ!!!
今のアタリ、というか反転は、結構大きめの魚かもしれない。
ちなみに「アタリ」だと思われる感触は、実際のところルアーに触れていないことも多い。
目の前で反転したときでも、手元には「グン!」「グワン!」という感触が伝わってくる。
サイトフィッシングの経験がある方ならお分かりだと思うが。
直ぐにでもキャストしたい気持ちを抑え、少々間をおくことに。
今のは完全にルアーに触れちゃったか?
違うルアーに換えてキャストしてみるか?
せめて、色だけでも変えてみるか?
でも、以前エノさんに見せてもらった映像では、一度ルアーに接触した魚が同じルアーに再びアタックしてたしなぁ...
などと、考えつつ、結局ルアーを変更せずに再び同じコースを通るようにキャスト。
警戒しているかもしれないので、ロングキャストをして先程よりも遠くからアクション開始。
タラタラタラ~
タラタラタラ~
タラタラタラ~
フッ
トンっ
ぷるっ
タラタ...ゴゴっ!!!
おしっ!来たっ!!!(喜)
魚の重みが乗ったところで思いっきりアワセを入れ、ファイト開始。
かなりの重量感に期待しつつ・・・
その反面、実は70cm程度だったりして・・・
などと色々自問自答しながら慎重にやり取り。
ドボドボドボ!!!
無風でマッタリした水面を大きな頭が掻き乱す。
そして、目の前に現れた見事な魚体を見て確信。
こりゃ、いったな。
ドキドキしながら、分厚い口を掴む。
本年の初魚は、95.0cmのランカーシーバス!
最高!!!
取りあえず、エラに水を送って落ち着かせたあと、写真を撮ってリリース。
潮位的には、これからが本番というところだが、これだけ良い魚を手にすれば十分満足。
欲張ってはイケマセン.....ということで、そのまま納竿・撤収。
やはり関係あるのか?
意味不明?
もう今年はこの1本で十分満足・・・という気もする。