2005.01.26 (wed) 18:40-20:40

荒川ウェーディング釣行で、本年初魚は...いきなり90UP!

 

by HATTORI

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2004年は色々とあって、殆どシーバス釣行できなかった。

そして、あっと言う間に2005年。

ちなみに、2005年の初釣りは1月23日の日曜日。

この日は雨の中、荒川地区の中の河口付近の様子を見に行ったが、アタリも無く玉砕。

痺れたのは、手だけだった。

やはり違うのか?



で、本年2回目の釣行は荒川地区のウェーディングポイントで軽く入水してみることに。

風が無いため、体感温度はかなり高い。



取りあえず潮位が下がるまで、入水せずに離れた所でキャストしてみる。

しかし、移動しながら様子を見てみたが、全く反応無し。



20時を過ぎた頃、ようやく入水潮位になったので入水開始。

現在、ネオプレはソールが磨り減ってしまっているので、ナイロンを使用。

しかし、進化を続けるインナーのおかげで、殆ど水の冷たさを感じない。

大したものだ。



先ずは静かに膝下くらいまで入水して、気配を消す為に5分ほど休憩。

本人は気配を消しているつもりだが、多分魚にはバレバレなのだろう。



舞い上がった泥が完全に消え、自分が水に馴染んだところで、キャスト開始。

先ず狙うのは岸寄り。



ポイントや先行者の有無によって違うが、岸寄りに魚の付く要素がある場合は、岸寄りを狙ってから沖に行くことにしている。

湖などでは、足下に居た魚を追い払って警戒させて、ひたすら沖にキャストしているウェーディングの人々を良く見かける。

しかし、魚は笑っちゃうくらい岸際に居たりする。



では何故、岸からキャストしないのか?

これもポイントによって違うが、今日のポイントは岸から僅かのところに若干の段差がある。

その段差に、自分の思う最善のコースでルアーを通すには入水する必要があるのだ。

簡単にいうと、突然視界に現れたルアーが段差の上に消えていく場合と、段差の上からルアーが現れて再び段差の上に消え、また段差の上からルアーが現れ、深場の方へ泳いでいこうか迷っている.....というような場合と、どちらが自然なのか、ということ。



タラタラタラ~


フッ


トンっ


ぷるっ



以前、MM氏に「もう少しメソッドわかりやすく書いて!(笑)」というご指摘を受けたので、今回はちょっとだけ補足を。

タラタラタラ~...と、ルアーを流れに逆らってゆっくりと泳がせ・・・

フッ...と、ほんの一瞬ラインを弛めると、ルアーは弛めた分だけ僅かに下流に流され、再びロッドを上流側へ僅かに動かすことによりラインが張り・・・

トンっ...と、水の抵抗を受け、その瞬間・・・

ぷるっ...と、艶めかしく揺らぎながら上流側に頭を向ける・・・

この「ぷるっ」という動きは、なかなか魚に好評のようで、「ぷるっ」のあとに魚が喰いつくことが多い。



タラタラタラ~


フッ


トンっ


ぷるっ



グオンっ!!!



うっ!クソ~!乗らねぇ!!!



今のアタリ、というか反転は、結構大きめの魚かもしれない。

ちなみに「アタリ」だと思われる感触は、実際のところルアーに触れていないことも多い。

目の前で反転したときでも、手元には「グン!」「グワン!」という感触が伝わってくる。

サイトフィッシングの経験がある方ならお分かりだと思うが。





直ぐにでもキャストしたい気持ちを抑え、少々間をおくことに。



今のは完全にルアーに触れちゃったか?

違うルアーに換えてキャストしてみるか?

せめて、色だけでも変えてみるか?

でも、以前エノさんに見せてもらった映像では、一度ルアーに接触した魚が同じルアーに再びアタックしてたしなぁ...

などと、考えつつ、結局ルアーを変更せずに再び同じコースを通るようにキャスト。

警戒しているかもしれないので、ロングキャストをして先程よりも遠くからアクション開始。



タラタラタラ~


タラタラタラ~


タラタラタラ~


フッ


トンっ


ぷるっ


タラタ...ゴゴっ!!!



おしっ!来たっ!!!(喜)



魚の重みが乗ったところで思いっきりアワセを入れ、ファイト開始。

かなりの重量感に期待しつつ・・・

その反面、実は70cm程度だったりして・・・

などと色々自問自答しながら慎重にやり取り。



ドボドボドボ!!!



無風でマッタリした水面を大きな頭が掻き乱す。

そして、目の前に現れた見事な魚体を見て確信。



こりゃ、いったな。



ハンドランディング

ドキドキしながら、分厚い口を掴む。



95cmのシーバス

本年の初魚は、95.0cmのランカーシーバス!


最高!!!



取りあえず、エラに水を送って落ち着かせたあと、写真を撮ってリリース。

潮位的には、これからが本番というところだが、これだけ良い魚を手にすれば十分満足。

欲張ってはイケマセン.....ということで、そのまま納竿・撤収。



やはり関係あるのか?

意味不明?



もう今年はこの1本で十分満足・・・という気もする。




■HATTORI
■1Hit 1Get
■komomo SF-125
■ロッド:PALMS Surfstar SGP86L
■リール:SHIMANO ツインパワー C3000
■ライン:FireLine 18Lb(SMOKE)+ PE4号 + VARIVAS ナイロン 50LB