Home » Fishing Report » 2004 / シイラ釣行 » 2004.08.10
プレジャーボートで相模湾に出撃。
本日のメンバーはNAKASHIBAさん、NOMさん、そして私。
今日は、先日の「房総重量級Aツアー」の後、NAKASHIBA工務店&NAKASHIBAネットワークを駆使して密かに製作を進めていた「重量級A用」のネットの試作品が完成したので、試しにシイラでテストをしてみることに。
その、「重量級A用ネット・試作品1号」はコレ。
フレームから何から全てチタンを使用し、網は和歌山漁師御用達の職人に特注で編んでもらった逸品。
そして、気になるフレームの直径は・・・1m。
果たして、このネットを試す機会は訪れるのだろうか?
午前9時過ぎ、風速5mの南風が吹く中、出船。
小舟ではこれ以上風が吹くと厳しいだろう。
今年は偵察と割り切って、今日は「大」に向けて、「縦」のラインの様子を見てみることにした。
ちなみに前回は「初」に向けて、「横」のラインの様子見でした。
その途中途中で、流れモノを叩いていく。
しかし、このエリアは遊漁船に散々叩かれた後のようである。
やはり、午前9時過ぎの出船というのは少々厳しい。
早朝のベタ凪を叩けず、この季節特有の風が吹き始めてからの出船。
これは来年への課題である。
今日は私が操船係を引き受けて、「大」へ向けて船を走らせる。
海面が荒れているので、潮目はほとんど分からない。
だから、僅かなゴミを頼りに探していくことに。
ただ、目線が低い上に、波で揺れが激しいので、浮きモノを探すのは一苦労。
暫くゴミ筋を迷走していると、小さい流れ藻が点在しているエリアに遭遇。
勿論、キャスト開始。
すると、丸太を狙ったNAKASHIBAさんのマギーガーラに、突然激しい水飛沫。
遂に、NAKASHIBAさんにヒット!
サイズも良型、メーターオーバーのメスシイラ!
NAKASHIBAさん、初のメーターシイラを堪能中。
見ていてるほうも、ワクワクしてしまう。
NOMさんは「重量級A用ネット・試作品1号」を持って、スタンバイ。
取りあえず、試作品のテストができそうなので、楽しみである。
意外とすんなりシイラが寄ってきたところで、「重量級A用ネット・試作品1号」の出番。
さてさて・・・
ネットが馬鹿デカイので、魚が小さく見えてしまう。
そして、無事ネットイン!
と、思ったら・・・
ここで、「重量級A用ネット・試作品1号」の思わぬ弱点を発見。
その弱点とは・・・
まだテスト段階なので、書けません。
で、この魚は・・・
船際リリースという結果に。
暫くすると、風が強くなり、波もどんどん高くなってきたので、別ルートで引き返すことに。
風速7mでは、流石に小舟では危険である。
で、帰りがけに城ヶ島沖パヤオを叩いてみることに。
そういえば、城ヶ島沖パヤオを叩くのは何年ぶりだろう?
キャストしてみると、散々叩かれまくったシイラの群れがワラワラと出てきた。
しかし、強風であっと言う間に流されてしまい、2、3投するとパヤオは遙か遠く。
再びパヤオに戻って、キャスト。
すると、NAKASHIBAさんのガラポップにヒット。
先程の魚と比べるとサイズは小さいが、パワーは今回の方が相当強烈である。
そして先程のランディング時に明らかになったネットの弱点に気をつけながら、無事ランディング。
90前後のペンペンだが、貴重な一匹である。
帰港時間の関係上、このパヤオが最後のポイントになるだろう。
という訳で、再びパヤオに戻ってキャスト開始。
しかし、魚はかなり沈んでいる。
トップで色々試したが、希に興味を示しても喰うまでには至らない。
そこで、久しぶりにAMS12を使ってみることに。
久しぶりなので、当時のアクションを演出できるだろうか?
少々不安。
で、結果は・・・
一度、ある程度極めたことは身体が勝手に覚えているもので、スレスレペンペン3連チャン。
ペンペン...というオチは余計だったが、それでも結構楽しかったりする。
そして、14時半過ぎに納竿・撤収。
やはり、「9時過ぎ」という出船時間がネックである。
来年は考えなければ。