Home » Fishing Report » 2004 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2004.03.03
バタバタしているうちに、あっという間に3月。
そして、2004年の芦ノ湖も解禁。
今年は特別解禁も解禁日も行かなかったので、今日からスタート。
久しぶりに箱根の空気を吸いつつ、「湖尻やまびこ」に到着すると・・・さ、寒い。
先日までの春陽気は何処へやら・・・例年通りの気温に逆戻り。
今日のメンバーは、MIURAさん、ビューティーさん、そして私の3人。
私の船にMIURAさんが同船し、2艇で出船。
午前6時、出船。
湖面マッタリの九頭龍で数投した後、誰も居ない胴切りに船を固定し、ニジマス狙い開始。
すぐにガイドが凍ってしまうので、気をつけながらキャストしていく。
ビューティーさんは九頭龍で勝負開始。
MIURAさんも気合いが入っている様子。
キャストしつつ、横目で九頭龍の状況をチェックしてみると・・・
あっという間に満員御礼。
流石に解禁日から好釣果のポイントだけあって、予想通りの混雑状態。
でも、いくら解禁当初とはいえ、シャロー系ポイントにあれだけ船がいたら相当なプレッシャーが掛かるだろう。
で、胴切りは...というと、全く反応無し。
ここ数年そうだが、今年も魚は居るところにはかなり居て、居ないところには全く居ない...という感じである。
今日の胴切りベストタイムまで様子を見た後、南部に向けて東岸をチェックしていく。
しかし、樹木園から成蹊まで、反転すらない。
富士山は完全に雪化粧。
水温は昨日よりも下がっている様子で、5.7℃。
風が冷たく、走行中は耳が強烈に痛くなる。
南部まで来たところで、ニジマス狙いを一時中断して、ブラウン狙いに変更。
今春から導入したフットエレキ。
このフットエレキはシーバス仲間の村田さんに以前から借りているものだが、中禅シーズンまでに操船に慣れる為に今回から練習開始。
西岸を中心にLKJ-130でグリグリと叩いていく。
しかし、叩きたい要所要所には先行船。
あっ、出た!
百貫でようやく40前後のブラウンがチェイスしてきた。
しかし、その後は姿を見せず。
再び北部に戻って、岩場中心に叩いていく。
ビューティー艇発見。
状況を聞いてみると、全く反応無し...とのこと。
うーん・・・厳しい。
風が若干強くなってきたところで、再びニジマス狙いに変更。
久しぶりに早川の様子を見に行ってみるが、要所要所に先行船がいた為、断念。
そして、キャンプ場にアンカーを降ろし、しばらく様子を見てみることに。
・・・
沈黙。
残り時間、あと1時間半。
どうも空回りしている。
悪循環。
もしかしたら、今日は魚の顔を見られないのか?
気分新たに、ブラウン狙いのチビグリで叩いていく。
しかし、神宮で40チョイのブラウンの1反転のみ。
午前中、大混雑だった九頭龍も、流石に皆諦めたのかガラ空き状態。
これなら出るかも。
しかし、キャストしている目の前に後から来たフライマンがジャバジャバと入水。
ダメだこりゃ。
残り時間、あと30分。
一気に亀ヶ崎に移動。
そして、先端からブラウン狙いのチビグリで叩いていく。
バシャ!!!
LKJ-85Fのチビグリに待望のヒット。
派手にジャンプした魚体は、なかなかの良型ブラウン。
本日最初で最後のチャンスかもしれないので、慎重にやり取りし・・・
無事、ネットイン。
この瞬間が一番ホッとする。
58.5cmのコロコロ太った雌ブラウン。
良かった~...ふう~。
安堵のため息。
残り時間15分。
最後は胴切りでブラウン狙いをすることに。
しかし、全く反応無く・・・16時半、納竿・撤収。
そして、ボート屋で写真を撮った後、再び船で某所まで行き、リリース。
ちなみに、ブラウンはその場から直ぐに移動しないことが多いので、桟橋ではリリースしないことにしている。
もう7、8年前になるが、桟橋でリリースした50半ばのブラウンを、側にいたフライマンにいきなりネットで掬われた経験もあるし。
ちなみにその人、手持ち写真撮って、クーラーに入れて速攻で帰っちゃいました。(笑)
さてさて、次回はどうなるのか?
まぁ、何れにしても、簡単には釣れないでしょう。