Home » Fishing Report » 2003 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2003.03.05
本日はビューティーさんと芦ノ湖へ。
昨日からの急激な冷え込みが少々気になるところだが、こればっかりは仕方ない。
午前5時に芦ノ湖に到着すると、無風で湖面がマッタリとしている。
肌に刺さるような寒さ・・・一体気温は何度なんだろう?
あれま・・・「マイナス6℃」。
どうりで寒いわけだ。
仕度を済ませ、定刻通り午前6時に出船。
先ずは亀ヶ崎に行ってみる。
湖面は鏡状態だが、キャスト開始。
ガリガリガリ・・・
ガリガリガリ・・・
げげっ・・・
ガイドもラインの水滴もリールのアームローラーも、一瞬で凍りついてしまった。
現時点での気温はマイナス4℃・・・この気温では仕方ない。
そういえば、昨年は一度も凍らなかった気がする。
このままでは直ぐにラインが切れてしまうので、ロッドを水中に突っ込んで氷を落とし、再び凍る前にキャスト.....という動作の繰り返し。
リトリーブ中も、ロッドをなるべく水につけて凍らないように注意する。
しかし、リールのアームローラーだけはどうしようもない...。
1キャストごとに氷を剥がし・・・ああ~、じれったい。(笑)
なんか良い方法は無いものだろうか?
ちなみに現時点の水温は5℃。
ここ数日の水温よりもかなり下がっている。
で、亀ヶ崎での反応は?というと・・・
LKJ-130Fのグリグリに塩焼ブラウンが1匹出てきただけ。
そして、湖面マッタリの亀ヶ崎を諦め、僅かながら水面がザワついているキャンプ場前に移動。
ここ数日吹き荒れた強風によって、魚が溜まっているかな?...と思ったら・・・
魚ではなく、人間が溜まってた。(笑)
流石に人気ポイント。
ぶっ込み釣りの餌師の方々&陸っぱりの方々&ボートの方々で賑わっている。
それでも解禁日に比べれば大したことは無く、所々空いているポイントはある。
「ビューティーさん、今日は夕方勝負になると思うよ。」
天気予報では、今日は一応晴れるらしい。
日中、陽が出て水温が少しでも上がれば、夕方に期待できる。
また、この時期の芦ノ湖は朝方無風でも、大概、昼過ぎ頃からは風が吹く。
そして、午後は釣り人も減るので狙いやすい。
でも、昨年のように竜巻が起るくらい強烈に吹かなければ良いけど。
暫くキャンプ場前で時間を潰した後、胴切りへ移動。
ちなみに九頭龍は相変わらず満員御礼状態。
しかし、胴切りでは反応無し。
この時期は1箇所で粘るよりも、少しでも条件の良さそうなところに移動した方が良い気がするので、直ぐに移動。
プリンス前は先行船が居たので箱根園でキャスト開始。
しかし、アタリすら無い・・・おまけに風も無い。
庭石から成蹊まで叩いてみたものの、見渡す限り湖面マッタリ・・・やる気が出ない。
やる気が出ない時は移動した方が良い。
暫く湖上をウロウロしていると・・・塔ヶ島周辺の水面がザワついているのが見える。
という訳で、関ヶ浦にアンカーを打ち、キャスト開始。
時折、良い感じの風が吹きつけるので、その風を狙ってキャストをしていく。
クンッ。
きたきた!(笑)
活性が低いからなのか?・・・実際の理由はわからないが、とにかくアタリが小さく分かりづらい。
単純に魚が小さいから・・・だったりして。(笑)
でも、この魚が本日最初で最後になるかもしれないので・・・
慎重にランディング。
塩焼サイズだけど、思わずホっ。(笑)
ところが・・・
フックを外した直後、最後の1本であるLKJ-85Fのリップを不注意から折ってしまった。
ヤバイ!
取り敢えず、万が一の為に持ってきていた2000年モデルで凌ぐことにする。
しかし、この2000年モデルも、一昨年に船にぶつけてしまい背中と腹が割れている。
泳ぎには問題ないが、この1本を壊したり無くしたりしたら・・・今シーズンは終了である。
早急に新作ルアーを完成させなければ。
暫く探ってみるが、反応がないので再び移動。
今度のポイントは岩場地帯。
そして昨年作った13cmワカサギでグリグリ、グリグリ...と、ブラウン狙いで叩いていく。
グウォ~ン!
突然、20m程先にある大岩の影から飛び出してきた茶色い魚。
しかし、乗らなかった。
思わず生唾飲み込み、再びキャスト。
しかし、出ない。
ルアーを換えて狙ってみるが、再びその姿を現すことは無かった。
来週、再び探してみよう。
だから、それまでは誰かに釣られちゃったり、どこかに移動したりしないでね!
風が良い感じに吹き始め、陽が高くなるにつれて気温も5℃くらいまで上昇してきた。
そこで、プリンスへ向けて船を走らせる。
今年はプリンスが特に気になっている。
明確な理由はないが、とにかく今年はプリンスなのである。
途中、成蹊から庭石に寄り道した後、プリンスに到着。
しかし、先行船あり・・・残念。
プリンスを諦め、樹木園に移動。
そして、そこから九頭龍手前まで流しながら叩いていくが、全く反応無し。
13時になったところで、湖尻やまびこに戻り、昼食休憩。
14時より後半戦スタート。
後半戦は立石に直行し、キャスト開始。
ここの水温は6℃。
LKJ-130FのグリグリとLKJ-85Fの通常アクションで探っていく。
しかし、反応無し。
85Fに換えて、岸際ぎりぎりの所から狙っていく。
グウ...
おっ!きた!
バシャバシャ!グルグルー・・・
よしっ、ブラウンだ!
久しぶりなので、慎重にランディング。
サイズは44cmだったが、すべての鰭が完璧に整った綺麗な雄のブラウンに満足。
うーむ、やっぱりブラウンは雄の方が格好良いなぁ。
でも、欲を言えば130Fで出したかった気もする。(笑)
そのまま亀ヶ崎に移動して、キャスト再開。
ここの水温は5.7℃。
風はそれほど強くはないが、時折良い感じの風が吹きつけている。
しかし、相変わらず130Fは不発。
そして85Fに換えると・・・
可愛い塩焼サイズ。
その後もキャストを続けるが・・・反応無し。
下船時間は16時半・・・
残り時間も少なくなり、集中力倍増のビューティーさん。
しかし、無情にも腕時計の撤収アラームが鳴り響く。
そして、アガリ3投。
1投目・・・
2投目・・・
3投目・・・
・・・
16時20分、納竿・撤収。