Home » Fishing Report » 2001 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2001.04.25
今日は水曜日・・・毎週必ず芦ノ湖釣行している水曜日。
天気予報では、今日は一日中ずーっと雨!
ということは・・・普段よりも人が少ない可能性がある!
そして、今日は水曜日。
日曜日のように強烈な晴れ男や晴れ女の方々が芦ノ湖に来ている可能性は少ないだろう。
午前4時半、MIURAさんと芦ノ湖に着いてみると・・・
天気予報通り、朝から小雨が降っている。
でも、風はほとんど無風に近い。
5時半に出船し、初めのポイントは無風時の定番、風待ち早川へ。
雨はまだ小雨・・・おまけに無風・・・
だから、風が吹くまで早川で暇潰しなのである。
ちなみに今日もMIURAさんと昼飯を賭けている。
普段は午前中に最大魚を釣った方がご馳走してもらうのだが、今日はMIURAさんの提案で「大きさではなく、数で勝負!」に変更。
まぁ、今のところ無敗の私にはどちらでも構わないのだが。(笑)
取り敢えず早川で1本釣って、MIURAさんにプレッシャーをかけておきたいところだ。
まぁ、実際は・・・そんなことは忘れて釣りに没頭しているのだが。
キャストを開始して少しすると、微風で湖面が揺れ始めた。
すると、LKJ-85Fにヒット。
06:05、HATTORI、38cmのニジマスをゲット。
流石、早川である・・・これで「1-0」。(笑)
少しすると、北北西風が安定して吹き始めたので・・・すぐに亀ヶ崎に移動。
しかし、アタリが1回のみ。
そこで、一気に九頭龍へ。
しかし湖面状況が良くないので、胴切りへ移動。
鼻先を狙ってキャストすると・・・
塩焼サイズがヒット。
07:15、HATTORI、30cmのニジマスをゲット。
小さくても、1匹は1匹である(笑)・・・これで「2-0」。
暫くすると、風が無くなってしまったので、風待ち休憩所「早川」へ。
微風で湖面が揺れている所を狙ってキャストしていると、またまたヒット。
08:30、HATTORI、50cmのニジマスをゲット。
この1匹でMIURAさんにとどめを刺せたかな?(笑)
これで「3-0」。
その後、ついでにキャンプ場まで叩いてみるが、湖面鏡状態で反応無し。
まぁ、微風風裏のキャンプ場は地形の関係で湖面鏡状態になるのは当たり前なんだけど。
ここで風を待っても仕方が無いので、南部の様子を見に行くことに。
途中、胴切りに風が当たっていたのでキャスト。
しかし反応無し。
そして、プリンスへ移動。
箱根園沖では、今日も行方不明になった方の捜索が行なわれている。
捜索隊を背にして釣りをするのも気が引けるので...すぐに移動。
湖面状況を観察しながら成蹊まで移動するが・・・状態悪く、キャストせず。
結局、大島でキャスト再開・・・しかし、反応無し。
南東風が程よい強さになってきたので、箒の鼻に移動。
すると、またまた私のLKJ-85Fにヒット。
今度の魚は結構良型かも!
激しくグルグル回転するので、ブラウンか?
少し期待したが、ニジマスだった。
11:30、HATTORI、59cmのニジマスをゲット。
1cm足りない。
駄目押し点が入り、「4-0」・・・勝負あり。
その後、クラ石と百貫で数投して・・・
12時半に一旦昼食休憩。
MIURAさんに山菜蕎麦とコーヒーをご馳走してもらい、14時より午後の部スタート。
先ずは胴切りの様子を見てみるが・・・風が弱く、反応無し。
そこで再び東岸の湖面状況を観察しながら、南部へと移動していくが・・・
キャストしたくなる状態のポイントが無く・・・
結局、箒の鼻でキャスト再開。
すると・・・
遂にMIURAさんのSUGAR MINNOWにヒット!
15:30、MIURAさん、33cmのニジマスをゲット。
MIURAさんは特別解禁以来3連敗中だったので、久しぶりの魚である。
正直、私もホッとした。
その後、岬系を叩きながら白浜方面に移動していくと・・・
ジャボッ!!!
あれ?・・・あっ!MIURAさんにヒットだ!
今度の魚はかなり良型っぽい!
緊張した面持ちでやり取りするMIURAさん・・・
そして、無事ネットイン。
MIURAさん、64.5cmのニジマスをゲット!
芦ノ湖に通い始めて、早3年。
苦節三年のMIURAさん、遂に念願の60UPレインボー!
そして、自己記録更新!おめでとうございます!
ところが・・・
まるでMIURAさんを祝福するかのように、あっと言う間に霧が広がり・・・
気が付けば、360度真っ白の世界・・・
まさしく雲の中。
そして16時50分に納竿し、コンパスを見ながら船宿へ戻る。
芦ノ湖は、あっと言う間に濃霧に包まれるので、方位磁石は必需品である。
以下、MIURA氏の手記より
4月25日(水)
またも午前三時、芦ノ湖へ出発。
HATTORI氏とボートに乗り込み、湖中のポイントを次々に移動する。
昼までの結果は、HATTORI氏が59センチを最大に4匹のニジマスを釣った。
僕は恒例のゼロ行進。完全に青ざめて正気を失ってしまった。
ボート屋のおやじさんが「HATTORI氏の技術を盗め!」とまるで野村監督のように耳打ちするので、それも面倒なので魚を盗んでしまおうかと思う。
「あ~帰りたい」なんて言えないので、行方不明者の捜索作業を横目に再びポイントへ。
どうでもいいやと思った瞬間、久しぶりに釣り上げた33センチのでっかいチビ!
もう満足だった。
だがニジマスは僕を許してくれなかった。
さっきのチビの親が喧嘩を売ってきたようで、更に戦い64.5センチ自己最高のニジマスを釣った・・という自慢でした。