Home » Fishing Report » 2000 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2000.11.15
MIURAさん、KANZAKIさんと雨が降る中、荒川へ釣行。
風は東寄り微風・・・
しかし、寒くなったものだ。
そして、KANZAKIさんは相変わらず「幸福の黄色いTシャツ」を着込んでいる。(2000.10.21参照)
果たして今日も幸福の黄色いTシャツパワーは発揮されるのか?・・・
とりあえずシャロー地帯からキャスト開始。
すると、3投目にフッコがバイト・・・しかし乗らない。
移動しながらしばらく粘ってみたが、小型のバイトがあったのみで、反応が悪い・・・
結局、シャロー地帯を諦めて荒川TSに移動。
そしてキャスト開始から5分くらい経った頃・・・
ジョプッ!
重みが乗ったところで思いっきりアワセると・・・
ジャバッジャバッジャバッ!!
スズキサイズの魚がエラ洗い。
グングンと元気な引きに堪えつつ、追いアワセをかますと・・・
ぷすっ!
え?・・・
PEラインが切れた・・・
最悪である。
PEラインに傷でもはいっていたのだろうか・・・?
それに気付かず、キャストをしていたなんて・・・
初歩的な最低のミスである。
反省。
ラインをチェックした後、リーダーを組み直し、再びキャスト開始。
すると1投目でヒット。
しかし小型だ。
HATTORI、46cmのシーバスをランディング。
川の流れが効いているので、このサイズでは水柱も立たなかった。
キャスト再開すると・・・
再び、似たようなサイズがヒット。
HATTORI、更にサイズダウンの41cmをランディング。
その後は・・・似たようなサイズのミスバイトが3回のみ。
潮位もかなり低くなり、おまけに睡魔と寒さで集中力が無くなってきた。
そろそろ撤収しようかと、辺りを見回すと・・・
ピカッ!
あれ?カメラのフラッシュ?
誰か釣ったのかな?・・・
ピカッ!
あれ?・・・あの辺は・・・
もしかして、KANZAKIさんかな?・・・
ピカッ!
また光った・・・
一体、何枚撮ってるんだ?(笑)
ピカッ!
おいおい、一体何枚撮れば気が済むんだ?
良型なのかな・・・?
そして、撤収ついでに光の方向へ歩いていくと・・・
そこには・・・
大きな物体を持って震えているKANZAKIさんが!
『HATTORIさん・・・や・・・やりました!』
「おおっ!良いサイズじゃん!おめでとう!」
『あ・・・ありがとうございます・・・どーもです・・・
いやぁ・・・嬉しいっす・・・どーもです・・・
もう・・・凄いっす・・・ありがとうございます・・・』
手も震え、声も震え、目は充血しているKANZAKIさんが手にしていたのは・・・
74.0cmのシーバス!
恐るべし!幸福の黄色いTシャツパワー!
『いやぁ~、もう、グンってなって、ぐああああってなって、凄くって・・・
ボ、ボラかなって、でもアレで、で、で、ダメかなぁって感じで.....(以下省略)』
どうやら脳に酸素が回っていないらしい。
『でも、HATTORIさんに教えてもらったサスフォーって凄いっす!買ってきて良かったっす!』
「KANZAKIさん・・・それ、サスフォーじゃなくて、エスフォーっていうんだけど.....笑」
そして、かなり危険な興奮状態のKANZAKIさんのマシンガン・トークを聞きながら納竿・撤収。
もちろん帰りの車中でも・・・
KANZAKIさんの支離滅裂な?(笑)74cmゲット話を聞かされ続けたのは言うまでもない。
家に着いて解放されるまで聞かされ続けた武勇伝?を解りやすく要約すると・・・
こういうことらしい。
荒川WSから少し下流でひたすらキャストしていたが、全く反応が無かった。
水深が浅くなってきたので、試しにシンキングミノーをキャストしたら1投目で根がかりロスト。
(当たり前じゃ!...笑)
そこで「サスフォー(注:エスフォーのこと)」を沖に向かってフルキャスト。
しかし流れがかなり速かったので、ルアーは泳がずに流されていった。
ルアーが流されきったところで、まるで魚が掛かったみたいにルアーが突然ブルブルと泳ぎだした。
(水流をモロに受けているのだから当然じゃ...笑)
ルアーが何処を泳いでいるのかは解らない。
(多分コースはかなり岸際だろう)
すると・・・またもや根がかってしまった?
意気消沈して、根がかりを半ば強引に外そうとしたら・・・
根が動き出した!
あれれ???・・・
ということで、ロッドを煽ってみると・・・
かなり緩めに設定されたドラグがジージーと唸り出した。
「やった!魚だ!」ということで、応戦開始。
だが、エラ洗いしないので巨大なボラだと思い・・・
強引に寄せると・・・
護岸の隙間に魚ごと根がかってしまったらしい。
あーあ・・・と途方に暮れていると・・・
再び魚が動き出したそうだ。
そして再び寄せると・・・
バシャバシャと暴れる魚は大きいシーバスだったことが判明!
心臓が飛び出るくらいドキドキしながらも・・・
だけど、これでバラしちゃうのが私の人生・・・
などと、悲観的になりながら・・・
震える手でネットを握り締め・・・
気が付けば無事ネットイン!
その後のことは・・・
あまりの嬉しさのため、覚えていないらしい。
と言う訳で・・・
「幸福の黄色いTシャツ伝説」未だ継続中!