Home » Fishing Report » 2001 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2001.02.16
今日の風はモロ北風!それも暴風!
はっきり言って目茶苦茶寒かった!
しかし1月に何度か体験した「北風強風&緩い上げ潮」の時に出きるアノ流れで試したいことがあったので期待と不安を胸に釣行。
今日は流石に誰も来ないだろう・・・と、仕度をしているとNOMさん登場。(笑)
そして二人でポイントへ。
20時頃に現場に着くと、予想通り先行者は無し。
集中力倍増!
ボイルもバチも何にも無かったが、先ずはS-FOURのチャート系で岸際を狙っていく。
勿論、今日の本命ポイントを荒らす訳にはいかないので、離れた場所で。
しかし、全く反応無し。
komomoに換えて狙ってみても反応無し。
遠目に本命ポイントを眺めてみるが・・・
「アノ流れ」はまだ起こっていないので、時間潰しに移動しながら岸際狙い。
試しにSARUNA95Fに換えてみたら・・・
一発で根がかり。(笑)
すぐに外れたので、再びS-FOURで岸際狙い。
20時40分くらいになった頃、ようやく「アノ流れ」になってきた。
一見、普通の流れに見えるのだが、ある点に注意して見てみると、普通とは少し違うのが分かる。
どんな流れか簡単にいうと・・・
流れの変化とすれ違う境目が複数段階にでき、更に3層が生まれる感じの流れ。
使い慣れたルアーを通すと、抵抗感が僅かに違う境目が微妙な間隔で複数個所にわたって発生しているのが良く分かる。
そして少し潜らせると、微妙な層の変化も。
それは、大潮や中潮などの良く動く潮の時とは全く違った感じで起こっているようだ。
え?・・・分かりづらい?
説明下手でスイマセン。(笑)
で、ようやくアノ流れになったので、試したかった事を実践。
ルアーは一番使い慣れたkomomo。
私にはこれが一番わかりやすい。
そして、全く同じように5投、微妙に変えて5投、更に微妙に変えて5投・・・
キャスト方向を変えて、同じように試してみる。
ボシュ!!!
凄まじい音と共に強烈な水柱!!!
離れてキャストしていた人にも聞こえたらしい。
ほんの一瞬だけ溜めて、アワセると・・・
好感触!
そして大アワセをかますと、水面をブチ割って大きな魚の頭が!!!
デケ~っ!!!
頭の中でゴングが鳴り響く。(笑)
そして慎重にファイト開始。
水面を割って強烈にエラ洗いをするパワフルな魚を何とかブレイク上に誘導し・・・
無事、ハンドランディング成功!
84.5cmのランカーシーバス!
この魚は相当喰いまくっていたのか、結構デブデブだった。
口の中を見てみると・・・
12cm位の未消化のボラと、半分消化された3、4匹のカニ。
ちなみにバチ団子は吐いていなかった。
すでに消化済?
エラの間から流れているのがそうかな?
その後、30分ほどポイントを休めてからキャスト開始。
今度は先程の魚を釣った時の方法に限定し、方向だけを変えながら試していく。
すると、再びヒット。
今度の魚はそれほど大きくないが・・・
慎重に寄せてハンドランディング。
63.5cmのシーバス。
そして22時15分、蘇生&リリース後・・・
そのまま納竿・撤収。
たまたまか?
それとも有効な方法の一つなのか?
まだ、何とも言えません。
ちなみに、喰いそうで喰わないトラウトに口を使わせる時には結構有効です。