2000.11.22 (wed) 19:30-23:30

今日も出ました!荒川ランカーシーバス80UP!

 

by HATTORI

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ここ数日の仕事疲れはあるものの、東北東強風の旧江戸へ釣行。

残り僅かの湾奥秋シーズン・・・

来年のために1日でも多く釣行して、少しでも多くのものを得ておきたい。

何故なら、毎年3月~5月は芦ノ湖モードのため、ほとんどシーバス釣行できないから。

どうもひとつの魚種に没頭すると、他の魚種がおろそかになってしまうのだ。

どうやら私には二兎は追えないらしい。



とりあえず先日良い思いをした旧江戸に行ってみる。

先行者が2名居たので、先日のポイントよりもかなり下流でキャスト開始。



しかし、取り敢えずキャストをしてはみるが、釣れる気がしない。

濁りはそれほどきつくはないが、魚っけが全く感じられないのだ・・・。

勿論、魚は居るのだろうが。



潮止まりも近く、時間も無いので、15分ほどキャストしたところで諦めて荒川に大移動することに。

先ずは最近ご無沙汰しているWSポイントから、いつも通り少しづつ移動しながらキャスト開始。

思っていたよりも濁ってはいない。

と言っても、かなりの濁りだけど。



誰一人釣り人が居ない荒川で、komomo-SF125をキャスト。

この濁りの中で、はたしてG系は通用するのか?

良いチャンスである。



しかし、全く反応が無い。

やはりこういう時はチャート系のほうが強いのか?

そんな事を考えながらキャストしていると・・・



コンッ

と小さなアタリが・・・



今、ルアーが通過しているところには障害物は無いはずなので、思いっきりアワセると・・・

かなりの重量感!



そしてお約束の・・・


ジィィィィィィ!!!



ドラグを設定しなおし、戦闘開始。

しかし、下げの効いた荒川の激流に乗った魚は半端じゃない!

そうそう簡単には寄せられない。



寄せては出され...を繰り返す。

しかも、左斜め沖7mくらいのところには水中障害物がある。

根?岩?鉄パイプのような気もする。

残念ながら大潮ド干潮でも見えなかったが、何かがあるのは確か。



そしてようやく寄せた魚を見てビックリ!!!



半端じゃなくデカい!!!



冗談抜きでデカいのだ!!!



しかも、テールフックに皮一枚!

やばい!

魚を刺激しないようにゆっくりとしゃがみ・・・

ハンドランディングしようとすると・・・



突然!ジョボッ!ジャバッ!ジョボッ!



再び魚が暴れ出し・・・

急に軽くなってしまった・・・



そう・・・

バラしたのである。



悔しい・・・

悔しすぎる・・・

情けない・・・



バラした魚をどうのこうの言っても、後の祭りなのは分かっている。

「バラした魚は大きかった」と言われるのも分かっている。

はい、分かってますよ・・・

分かっちゃいるんだけどねぇ・・・



その後も一人、誰も居ない晩秋の荒川で呆然と立ち尽くす。

恥ずかしながら、5分くらい足の震えが止まらなかった・・・



そこに知り合いが来たので、暫く井戸端モード。

1時間ほど井戸端した後、先程の無念を晴らすべく先程のポイントへ。

21:40より、再び気合いのキャスト開始。

しかし、全く反応無し。



でも雰囲気は良いのでキャストを繰り返す。(結果論?...笑)

そして、その沈黙を破る瞬間が訪れた。



コンッ!



先程と同様のとても小さなアタリ!

すかさず竿が折れるくらいにアワセると、これまたかなりの重量感!



そして・・・

ジィィィィィィ!!!



今度バラしたら間抜けだぞ~!

気合いの戦闘開始!



しかし、やたらに引きが重い・・・

エラ洗いもしない・・・

もしかして・・・巨ボラのスレ?

それとも巨鯉のスレ?



そんなことを思いつつ...やり取りをしていると、例の障害物にラインが擦れているのが伝わってきた。

やばい!!!

切れる!!!



ドキドキしながら、慎重に上流へと誘導していくと・・・

なんとか障害物をクリアしたみたいだ。



しかし相変わらず、魚は寄ってこない。

少し寄せても、すぐに倍以上ラインをだされてしまう・・・

本当に巨鯉のスレだったりして・・・



この際なんでも良い!(笑)



その後も寄せて出されて・・・

ようやく岸際に寄ってきた魚は鯉の様にユラユラと泳いでいる。



ありゃ?・・・

本当に鯉か・・・???



ジャボッ!!



いや、シーバスだ。



とにかくラインが岩や障害物に擦れないように注意しながらやり取りし・・・

ようやく大人しくなった魚を岸際に寄せてみると・・・

先程の魚よりは小さいが(感覚が麻痺してる)、かなり良いサイズ!

しかも、かなり肥えている。



なるべく刺激しないようにゆっくりと親指を口元に近づけ・・・

ハンドランディング!



83cmの荒川シーバス

83.0cmのデブデブ荒川ランカーシーバス!


腹はデップリ、体高もあり、物凄くグラマーな魚体だ!



83cmの荒川ランカーシーバス

丁度、通りかかったフライフィッシャーのTAKIさんに写真を撮っていただき、蘇生後、リリース。

TAKIさん、ありがとうございました!



その後、三匹目のドジョウを狙って再びキャストするも、反応無し。

そして、23時半に納竿・撤収。




■HATTORI
■2Hit 1Get
■komomo-SF125
■ロッド:PALMS Surfstar SGP86L
■リール:SHIMANO バイオマスター 3000
■ライン:FireLine 18Lb(SMOKE)+ シーガーGrandmax 5号