Home » Fishing Report » 2008 / 房総重量級Aツアー » 2008.07.19
HAT:「KANZAKIさん、何、そのルアー...???」
KAN:『あ、コレ、中古屋で500円くらいで買ったんですけど...』
HAT:「ちょっと見せて....柔125F?....なんだコリャ???(笑)」
TAK:「KANZAKIさん、またバッタモン買ってきたの?(笑)」
例年は7月上旬に開催していた房総重量級Aツアーだが、今年はスケジュールが合わず、中旬過ぎの7/19に開催。
果たして、2週間遅らせるとどうなのか?
まぁ、変化があったほうが面白いでしょう。
満潮潮止まりの19時から本年のAツアー開始。
今年は例年よりも波が高く、ゴミも多め。
ただ、濁り具合は良い感じである。
まだエイの時合いまでは時間があるが、様子見で探ってみることに。
しかし、反応は無い。
まぁ、今日は20時くらいからかな。
流石に8年目ともなると、潮の動き具合で分かるものである。
何が?
だ、だから...エイの活性が....上がる....タイミング。
そんなもん、分かってどうすんじゃ!
あっ、何か来ました???
遂にKANZAKIさんが、沈黙を破る。
首を傾げながら巻いているKANZAKIさんを見てみると・・・
何かが水面をピチャピチャと転がるように寄ってくる。
またイシモチとか釣ったの?
しかし、今回はイシモチではなく・・・フグ。
外道釣りに来て、更なる外道を釣るところは、流石KANZAKIさんである。
20時頃になると、ポイントにベイトが寄りはじめてきた。
そしてエイのライズも、若干だが確認できるようになってきた。
まぁ、「補食モードに入っている時のエイって...ジャバ!って、結構激しくライズするんですよ。」と言ったところで・・・
10人が10人とも「へぇ~、そう。だから?」と、返事しそうだが。
ゴンっ!!!!
突然、私のサラナ125Fに衝撃!
そして独特の重みとともにロッドが曲がった。
「来た!エイだよ~!」
ところが・・・ラインブレイク。
ドーモ、スイマセン。
すると直ぐさま、KANZAKIさんのロッドが曲がった!
どうやらコチラも本命のようである。
昨年買ったAロッドが良い感じで曲がっている。
TAKASHIMAさんと私はランディング体勢に入る。
『相変わらず、凄い引きですね!』
真剣な顔のKANZAKIさん。
ヒットルアーは、勿論「柔ちゃん」。
そして直径70cm級の中型を無事ランディング。
取りあえず、ホッと一息。
まぁ、何だかんだ言っても、1枚揚がるとホッとするものである。
再びキャスト開始。
私はKANZAKIさんから借りた「柔ちゃん」をキャストしてみることに。
ゴンっ!!!
直ぐさまヒット。
やるなぁ、「柔ちゃん」...。
そして私も直径70cm級の中型をランディング。
ただ、例年に比べると、体高がいまいち低い気がする。
今度はTAKASHIMAさんが「柔ちゃん」で挑戦。
すると、これまた数投でヒット!
今まで数々の実績を上げてきたサラナ、そしてTURUミノーを尻目に・・・
大活躍の「柔ちゃん」。
ところが・・・
TAKASHIMAさん、痛恨のラインブレイク。
さよなら、柔ちゃん。
ありがとう、柔ちゃん。
北京でも頑張ってね。
???
21時頃になると、回遊しているエイの数も、ライズも多くなってきた。
ルアーにも激しくエイアタックを仕掛けてくる。
で、今度はTAKASHIMAさんから借りたツルミノーにヒット。
エイ特有の海底張り付きも難なく剥がし、強烈な突っ込みを堪能。
水面に姿を現したのは、先程よりも小さめのエイ。
ただ、下げ潮が効いているので、引きは結構楽しめる。
で、直径60cm級のエイを難なくランディング。
このエイは尾が途中で切れていた。
しかし、あの恐怖のトゲはしっかりと伸びている。(恐)
再びキャスト開始。
すると、またまたヒット!
陸っぱりシーバスの場合、大潮の時は意外と時合いが短かったりするが、エイはやたらに時合いが長い。
また、他の魚と同様、ファイト中に他のエイ達が寄ってくることも多々ある。
今回のエイは本日一番元気が良く、水面まで寄せても、再び強烈なパワーで突っ込んでいく。
地味に楽しい。
そして、元気は良かったが、サイズ的には先程と同様の直径70cm級を無事ランディング。
流石に3枚目ともなると、少し腕が疲れてくる。
暫くすると、沈黙していたTAKASHIMAさんに待望のヒット!
ところが・・・バラシ。
数投後、再びTAKASHIMAさんにヒット!
ところが・・・またもやバラシ。
今度こそ!・・・とばかりに、再びTAKASHIMAさんにヒット!
ところが・・・またまたバラシ。
まぁ、8年もやっていると、こういう上手く噛み合わない時もあるでしょう。
KANZAKI:『コレ、どうですかね?』
HATTORI:「何コレ?...SMS95?....何コレ?」
KANZAKI:『これも中古屋で買ったんですけど...(笑)』
HATTORI:「試してみれば。でも...フック、錆び錆びじゃん!(笑)」
あらら?
KANZAKIさんの謎の中古ルアー「SMS95」にヒット!
KANZAKIさんの今回のお買い物、ハズレ無し!
そして直径60cm級を無事ランディング。
フッキング位置をみてみると・・・
錆び錆びフックが2本とも良いところに掛かっていた。
再びキャスト開始。
今度は沖目を回遊しているエイを狙ってみると・・・
強烈な衝撃とともにヒット!
しかも沖で喰ってきたため、ドラグをジージー唸らせて30mほど突っ込んでいく。
強烈な引きと格闘しつつ、ようやく足下まで寄せた時・・・
プチ。
マジか・・・傷が入ってたか?
スイマセン。
流石に腕がパンパンなので、私はこの時点で納竿。
今度は、KANZAKIさんの謎のルアー「SMS95」を試しにキャストしていたTAKASHIMAさんにヒット!
今度はバラすなよ~!
そして、直径50cm級の小型をランディング。
このサイズだったら手持ち写真撮れるかな?
というわけで、恐る恐るブツ持ち写真。
※注意 危険ですから、決して真似しないでください。
そして、23時半・・・
2008年の房総重量級Aツアー終了。
3人で14ヒット・・・
相変わらず、此処は凄いところである。
すぐ隣は海水浴場だというのに。
今回大活躍の「柔ちゃん」・・・
検索してみたらバッタモンではなく、ラッキークラフトのミノーでした。
バッタモン扱いなんぞしてしまい、大変失礼いたしました。