Home » Fishing Report » 2007 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2007.05.09
今回の中禅寺湖釣行は、半月山荘から龍野さんと出船。
毎年、龍野さんと同船する時は朝一だけトローリングをするのだが・・・
“今年は朝一からミノーイングでいきたい”...という私の我が儘を了解してもらい、今日は終日ミノーイングをすることに。
午前4時過ぎ、空が薄明るくなったところで出船。
風は場所によっては吹いている...という感じで、全体的には緩い湖面である。
先ずは風が当たっている大尻方面から叩いていく。
しかし、ブラウンの1反転のみ。
そこで、山側に移動してみたが湖面が静かだったので、そのまま阿世潟方面へ移動。
湖面は若干ザワついていたが、コチラは全く反応無し。
湖面に何かが浮いている。
良く見てみると、なんと春ゼミ。
ここ数日の暑さで、先走ってしまったのだろうか?
勿論、見かけたのはこの1匹だけで、春セミの鳴き声は全く聞こえない。
国道側へ移動し、だるま石付近から大崎方面へと叩いていく。
今日の国道側は陸っぱりの方々が少なく、休日では絶対に叩けないようなポイントも叩くことができる。
流石、平日。
しかし、段々と風が弱くなっていき、7時頃になると完全無風状態に。
芦ノ湖の場合は、午前中無風でも大概午後になると風が吹くのだが、中禅寺湖は前回釣行時のように一日中吹かないこともある。
風による湖面のザワつきが重要な要素の一つであるミノーイングが専門の私にとって、こういう状態は心臓に良くない。
しかし、9時頃になると良い風が吹き始め・・・取りあえず、一安心。
このまま吹き続けてくれれば良いのだが。
再び山側に移動し、阿世潟周辺から松ヶ崎へと叩いていく。
その間、チビホンのチェイスは多数、そして本命のブラウンのチェイスが2回。
しかし、2回とも見切られてしまった。
風は良い感じで吹き続けている。
色々なポイントを叩いた後、陸っぱりが居なくなった三角から八丁方面へと叩いていくことに。
すると、龍野さんのカズミノーに待望のヒット。
そして、45cmのブラウンをランディング。
その後、八丁、ムジナ、そしてイギリスへと叩いていったが、この間は龍野さんのチビホン1匹のみ。
ちなみにワカサギの姿は殆ど無く、確認できたのは2匹のみ。
風向きが変わったので、ツガから大尻方面へと叩いていくことに。
すると、再び龍野さんにヒット。
水面に姿を見せたのは、51cmのレイク。
10分ほど経って、今度は私にヒット。
引きにパワーが無いのでレイクであることを願ったが・・・
水面に姿を現したのは予想通り、例の魚。
思わず苦笑いの、ニジマス43cm。
その後、国道側を13番方面へと叩いていく。
チビホンのチェイスが頻繁にある中、1回だけブラウンがチェイス。
しかし、そのチャンスをモノに出来ず。
13番まで来た頃には国道側の風は殆ど止んでしまい、湖面マッタリ状態。
13番から岸ヶ淵までは、湖面が揺らいでいるところだけキャストし、それ以外は体力回復休憩。
そして岸ヶ淵まで来たところで、再び山側に移動。
しかし、山側は殆ど無風状態で、特に大日和田は完全に湖面鏡状態。
これはかなり厳しい。
前回も書いたが、この湖面状態では、魚の着き場付近で喰わせるしかないだろう。
こういう湖面状態の時に、着き場から離れて追わせてしまった魚にミノーを喰わせるのは、かなり難しい。
私の技術では。
チャパッ。
移動しながら叩いていると、湖面鏡状態の岸際でライズ発見。
すぐに岸際ギリギリにLKJ-130Fをキャストし、アクション開始。
グリグリっ!......チョン!.....グリっ!
ゴンっ!
3アクション目にヒット。
まあまあの重みがあるので、少々期待。
そして、今シーズンの初ブラウンとなる53cmをランディング。
まだ、餌を喰いまくって腹パンパンという魚体ではないが、十分でしょう。
再び移動して叩いていくと、今度は大日先端で30cmチョイのチビホンがヒット。
ゴリ巻きして寄せると、途中でバラシ。
湖面鏡状態だったが、チビ魚なら私のアクションでもミノーを追いかけて喰ってくれるらしい。
その後は反応無く、19時になったところで、納竿・撤収。
取りあえず、今シーズンの初ブラウンを手にすることが出来て、一安心。
次回の釣行日はまだ未定だが、気楽に風まかせで遊びましょう。