Home » Fishing Report » 2007 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2007.03.26
ここ数年、色々訳あって週末アングラーと化してしまったワタクシ。
本来なら25日の日曜日に釣行するはずだが、土日ともに仕事だったため、久しぶりに平日釣行することに。
ちなみに前回、「私が行かない25日の日曜日は爆釣かも?」と書いたが、果たして25日はどうだったのか?
25日に釣行した友人に聞いてみると・・・
「暴風で出船許可が出ず、そのまま帰宅した...。」
とのこと。
風の噂で聞いた話だが・・・
『この嵐は・・・今日、仕事で来られなかったダメダメ君1号の怨念だ!』
「きっと、そうだ~!」
『ダメダメ君1号の怨念だ~!』
「そうだそうだ~!」
『奴のせいだ~!』
「絶対そうだ~!」
と、やまびこ桟橋でシュプレヒコールが起こったらしい。
ハイ、スベテ、ワタシノ、セイデス。
ミンナ、ワタシガ、イケナインデス。
午前6時に出船。
風は少々強めに吹いている。
先ずは山側をブラウン狙いで叩いていくが、全く姿見せず。
年末から蓄積された疲労と左肩痛、それに眠さからくるダルさが加わってダレダレ状態になってきたので・・・
早川に移動して休憩がてらニジ狙いに変更。
コン!
グンっ!
ブルっ!
15分くらいキャストしていた間に、推定200gの極小ニジマスが頻繁にアタックしてきた。
普通ならこれだけ反応があれば、1匹くらいフッキングするものだが・・・
そこはダメダメ君、極小ニジすら掛けることが出来ず、極小ニジにからかわれ放題。
おや?・・・俺は何をしてるんだ?
ふと我にかえるダメダメ君1号。
いつの間にかターゲットが極小ニジになっているではないか。
これじゃ、イカン。
いくらダメダメ君だからといって、ハードル下げて、どうすんじゃ!
なんでも良いから釣れりゃいいってもんじゃぁ~ねぇだろ。(笑)
軽くストレッチをした後、再びブラウン狙いに変更。
週末に比べると、釣り人の数はかなり少ないので、叩くポイントは結構ある。
という訳で、仏からスタートして、山のホテルまでブラウン求めて、空いているポイントを叩いていく。
そして、弁天からコベリ、コベリから大島・・・と思ったら大島には先行者。
人の居る三ツ石を避けて、犬からトリカブト手前まで、そして白浜から平岩へ。
平岩手前に来たところで、いきなり平岩に他船登場。
あれま・・・という訳で、ムジナまで移動して百貫方面へ。
南部の色々なポイントを叩いてみて、ブラウンの反応はどうだったかというと・・・
先週と比べると雲泥の差で、チェイスしてきた魚は4尾。
4尾もチェイスしてきたのに、ヒットはゼロ?
ハイ、そこはダメダメ君、完全に魚との間というか、喰わせのアクションのタイミングを見失っているようで、裏目裏目で泣きっ面。
百貫まで来たところで、今度はプリンスから山の神へ。
グングンと上昇する気温の中、ブラウンのチェイスの仕方も、だいぶやる気モードに変わってきているようである。
おっ、出た!
グンッ!
ユラユラと出てきたブラウンに、細かいアクションで誘いをかけたら・・・
突然素早い動きでテールフックにパクっ。
でも、結果は・・・首を二振りで、ポロっ。
くうぅぅぅぅ~。
庭石まで来たところで、流石に疲れたので、20分程休憩しながらニジ狙い。
しかし、風が弱い為、ブラウン狙いに戻って、立岩へ移動。
立岩から小杉まで叩いていくが、この間は一度だけかなり深いところにユラ~っと姿を見せただけ。
黒に移動して、そこから亀へと叩いていくが、こちらは完全にダメ。
亀から七里まで叩いていくと・・・
ジャバッ!
ブレイクラインで下から喰い上げてきたが、水飛沫と同時にミノーに衝撃が伝わっただけ。
くうぅぅぅぅ~・・・でも、楽しい。
一通り様子を見た後、ブラウンの反応があったポイントをメインに、2ラウンド目開始。
東岸のポイントには、10cm前後のワカサギがユラユラと浮いている。
で、ブラウンの反応があったポイントを叩いていくと、やはり高確率で魚は出てくる。
コイツは先程、あのアクションで反転されたから、今度はこのアクションで喰わせ・・・・
あっ、帰っちゃった...。
おいおい!...さっきと今じゃ、魚がチェイスし始めた位置、それに魚の動きが違うだろ~!
なのに、な~んで、そんなアクションさせたのかね?
そんな初歩的な喰わせのアクション選択すら分からなくなっているダメダメ君1号。
ダメダメ君1号曰く、「だって、最近魚釣ってないから、タイミングの取り方がわからなくなちゃったんだも~ん。」とのこと。
嗚呼、これぞ悪循環がもたらす混乱性反射的的確判断欠如症。
簡単にいうと、思考よりも先に身体が反応しなければいけない状況下においても、身体が脳からの指令を待ってしまう状態のことである。
なんじゃ、そりゃ?
スイマセン、真面目に捉えず、軽く流してやってくださいませ。
で、移動を繰り返し、懲りずに叩いていく。
勿論、二度と出てこないポイントもあったが、再び出てくるポイントもあった。
おっ、結構良いサイズ!
喰え!
バシャッ!!!ゴゴッ!!!
LKJ-130Fを、飛沫と共に横から巻き込むように捕らえた茶色い魚体。
その光景に、心臓をバクバクさせつつも、思わず頬が弛むダメダメ君。
うっ・・・重みが消えた・・・バレた。
くっそぉ~・・・ちゃんと喰えよ~!
挙げ句の果てには、稚拙な技術を棚に上げ、魚のせいにするダメダメ君。
一体、どこまで落ちれば気が済むのでしょうか。
さてさて、今日は冗談抜きで、ドキドキ、バクバク....かなり楽しめた。
しかし、これだけ反応がありながら、生け簀がカラというのはどんなもんだろうか。
流石にヤバイだろ。(笑)
人的プレッシャーの少ない平日にこんなことをしているようじゃ、人的プレッシャーの高い週末に魚を拝むことは、今の状態ではまず無理でしょう。
でも、次回からは再び週末釣行。
どうやら、トンネルは予想以上に長そうである。
まぁ、ここまで来ると、このトンネルがどこまで続いているのか楽しみでもある。
マイナスから始めよう。