Home » Fishing Report » 2006 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2006.04.02
4月になったものの水温は大して上がらず、未だに6.5~7.5℃あたりを彷徨っている。
まぁ、今年も4月半ば頃に急激に上昇して、5月くらいにはいつものように帳尻が合ってしまうのだろう。
本日は朝から雨。
天気予報では、一日中小雨が降り続くらしい。
小雨?
どこがじゃ!!!
午前5時半に出船。
流石に雨の予報だけあって、日曜日だけど釣り人が少ない。
今日は朝一から一気に南部へ直行。
先ずは清水~ムジナ間をブラウン狙いで叩いてみる。
しかし、姿は見せず。
すぐに白浜に移動して、ニジマス狙いでキャスト開始。
しかし、風が安定していないので、10分ほどで諦めて東岸へ移動。
取りあえず、今年まだ魚を釣っていない庭石付近にアンカーを降ろすことに。
しかし、キャストしようとしたところで風向きが変わってしまい、狙いたいところにルアーが届かなくなってしまった。
これではキャストしても意味がないので、すぐにアンカーを打ち直す。
朝から重労働。
1投目、アンカー打ち直しが上手くいったようで、ミノーを落としたいところにキャストが決まる。
やっぱり、アソコに落とさないとなぁ~・・・
などと、思っていると、いきなり押さえつけるような感じでヒット。
アワセた時に魚が動かず・・・
魚が突っ込みはじめた時に船尾が魚の方向に振られたので・・・
まあまあのサイズかな?
で、フッキングさせた後に、ドラグを調整しながらやり取り開始。
ちなみに私はいつもドラグはガチガチに締めている。
私はナイロンラインを使用しているので、少しでも強く力をフックに伝えたいからである。
そして、掛かった魚の元気度やフッキングの状態にあわせて、調整しながらやり取りをしている。
締め忘れていることも多々あるけれど。(笑)
でも、細めのラインで真似してラインブレイクするといけないので・・・
最初から使用ラインに合わせてドラグ設定をきちんとしておいたほうが良いでしょう。
ちなみに私が芦ノ湖や中禅寺湖で使用しているのはレグロントーナメントの13ポンド。
10年近く使い続けているが、本当に良いライン・・・というか、自分に合ったラインである。
太すぎ...と思う人も居るかもしれないが、上記の理由以外に、キャスト下手なのでしょっちゅう木や石に引っ掛ける...という理由もある。
また、自作ミノーを使用しているので、ラインブレイクでロストしたくない...というのもある。
あと、「いかに細いラインで釣るか」ということにも、全く興味が無いし。
で、掛かった魚は、なかなか元気が良く、船首&アンカーロープの方へと突っ込んでいく。
風が強かったので、アンカーロープをかなり長めに出しているので、絡んだら大変である。
本当なら船首側へと移動したいところだが、今日はビデオに雨天用のハウジングを使用している。
ということは、移動したら・・・フレームアウトしてしまう。
という訳で、殆ど動かずにやり取り。
アホか...。
やり取りしていると、雨の日の問題点が発生。
実は、リールのメンテを怠っていた為、雨などでリールが濡れるとドラグの微調整が上手く出来ないのである。
締まりすぎたり、緩すぎたり。
メンテしなきゃと思いつつ、帰ると忘れてしまう今日この頃。
アホだ。
そんな状態で、なんとか船尾側に寄せて・・・
60cmあるか?ないか?という感じのニジマスを無事ランディング。
ただ、このサイズのニジマスでも、テールフック1本だけ喰わえて突っ走ると、なかなか楽しめたりする。
計ってみると、60.3cm・・・微妙~。
という訳で、本日の精神安定剤には十分な60cmのニジマスを捕獲成功。
その後、反応が無くなったところで、移動。
ヒルガは先行船が居たので、成蹊へ。
そして、その後は・・・毎度のことながら、迷走、迷走、また迷走。
ヘビ窪~女郎、深良周辺、樹木園~仏、箱根園、山の神、ブンザ・・・
と来たところで、ようやくチビマス。
庭石の魚が無ければ、これでも立派な精神安定剤になってしまう今日この頃。
で、再び成蹊に来たところで・・・霧。
すぐに濃霧になってしまった為、暫くの間成蹊で足止めを喰らったが・・・
何となく岸が見えるようになったところで、一気に北部へ移動。
そして、最近魚を釣っていないポイントを選んでキャストしていったが・・・
全く反応無しで、ダメモード突入。
14時頃になると、雨と風が更に強くなり、風裏以外はアンカーが全く効かなくなってしまった。
風向きも安定せず、ボートは四方へと振り回され・・・
「ダメモード全開」「悪循環の始まり」などと、ネガティブな言葉が頭をよぎっていく。
イカン。
まぁ、無理したところで無理だから・・・
と、訳の分からない間違った日本語を口にしながら、一旦ボート屋にトイレ休憩を兼ねて避難。
「こんなに荒れてるのに誰も帰って来ないわね~、みんなそこまでしてでも魚を釣りたいのね~」...と、やまびこのおばちゃん。
『いや、何が何でも魚を釣りたい訳じゃなくて、ただ「釣り」をしていたいんですよ。多分、他もそうじゃない?』
「あっ、釣りをしていたいのね~。そうね~、普段のストレス解消だからね~。」...と、やまびこのおばちゃん。
『いや、俺、そんなにストレス無いけどね、普段から。(笑)』
うっ・・・今思えば、完全な否定話法じゃないか。
イカン。
で、大雨の中、再び出船。
大粒の雨が顔面を直撃し、かなり痛い。
でも、3/19の雹(ヒョウ)に比べれば、まだマシだけど。
その後も風は一向に弱まらず・・・・
結局、風の影響の少ない九頭龍に避難。
そして、風任せで・・・沖目、ブレイク、岸より...とキャストしてみる。
しかし、反応無し。
その後、対岸に渡ったものの、為す術無く・・・
残り時間は、まだ1時間もあるのに・・・
根性無しのワタクシ、納竿・撤収。
基本的に雨天は好きだが、今シーズンだけは訳あって雨天はイヤじゃ。
来シーズンからは、再び雨天歓迎。
我が儘放題。