2006.01.16 (mon) 19:30-21:50

本年シーバス初釣行。太陽暦と月暦、そして80UP...

 

by HATTORI

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本日、2006年のシーバス初釣行。

実際は2006年になってから、釣行出来る日は他にもあったが、今年は完全に絞り込んで釣行しよう・・・

ということで、1月16日からスタートと決めていた。

本当は1月15日から始めたかったのだが、1月15日は日曜日なので、他の釣り人が来る可能性がある為、本日1月16日から20日までの5日間に絞って釣行することにした。



そして、昨年末からこの週に照準を合わせて準備しているうちに、勝手にテンションが高まってしまった。

その時は、この高まったテンションが、他の要因によって音を立てて崩れるとは思いもしなかったが...。



普段、シーバスに限らず、釣りをする時に大概の人は潮を確認する。

今日が大潮なのか小潮なのか?ということに重点を置く人、満潮時間や干潮時間に重点を置く人、また、私のように各ポイントの潮位に重点を置く人など...人それぞれ違いはあっても、潮は一応確認するだろう。

まぁ、急な釣行の時は確認しないこともあるが。



また、月の引力の影響で潮の干満があることも、皆知っている。

勿論、太陽の影響もあるが、月の影響力の方が太陽の倍近くあるらしい。



釣りをするときに、これほど潮を意識しているのなら、釣りに関しては...というか、『潮』に関係するものに関しては、現在の暦(太陽暦の一種であるグレゴリオ暦)でカウントするよりも、「月暦のほうが理にかなっているのではないか?」と、私は思っている。



『月暦』



私はもともと古い習慣などが好きだったので、昔から家には月暦カレンダーがある。

月暦での1ヶ月は、必ず新月から始まり、次の新月の前の日で終わり、1年は354日となる。

但し、月の周期が約29.5日のため若干のズレが生じてしまうことになる。

そのズレを修正するのが、「閏月(うるう月)」というものであり、これは現在の暦の「うるう年」と同じ意味合いのものある。

月暦での来年(2006年1月29日以降)がその年にあたり、通常は1年354日だが、来年はなんと1年が13ヶ月あり、1年385日となる。

こういうところが、なかなか大胆で好きである。



月暦カレンダーA

ちなみにこれは、月暦での来年のカレンダー。

毎年、違うタイプの月暦カレンダーを購入しているため、慣れるまでは、現在の暦の日にちと月暦での日にちを間違えてしまいそうになる。



月暦カレンダーB

ちなみに昨年は、何故か職場にも月暦カレンダーがあった。

勿論、私が持っていったのではなく、噂によるとお客さんから戴いたものらしい。



話が逸れたので、軌道修正。

先程も書いたが、私は以前から『釣りのような、潮に関係するものに関しては、月暦のほうが理にかなっているのでは?』と思っているので、当然今までに釣った良い魚は「月暦での日付」も書いてある。

ちなみに、92.5cmを釣った2003年1月22日は・・・月暦では『12月20日』である。

2004年は色々な事があったので、殆ど釣りに行かなかった。

そして、95cmを釣った2005年1月26日は・・・月暦では『12月17日』である。

そして本日、2006年1月16日は・・・月暦では『12月17日』となる。



現在の暦では1月16日と1月26日...というように、10日も違うことになるが、月暦では同じ「12月17日」であり、当然両日とも月齢は15.xなのである。

また、この両日近辺の潮時表を調べてもらえれば、何故本当は1月15日から行きたかったのかが解るだろう.....単純なので。

勿論、92.5と95は釣った場所が若干違うのだが、「荒川地区」という大きなエリアで括れば同じと言うことができる。



で、ウダウダと長い前置きを書き連ねて・・・

実釣結果はどうだったのか?というと・・・



ダメでした。



結局のところ、『そうそう思い通りにはいかない』ということでしょう。

その年の気候等々、他の重要な条件も沢山ありますし。

だから、釣りは面白くて、飽きないんでしょうね。



ちなみに、上記の月暦に関する文章は、実は昨年の1月に書いたもので、1年間PCの中で眠っておりました。

何故、昨年UPしなかったかというと、密かに月暦で照準を合わせて釣行した結果、95cmを釣ってしまったからであります。

95cmという、良い結果が出た時に書くのは、あまりにも.....。

やはり、こういうことはダメだった時に書くほうが良いわけです。

ただの笑い話になるし。

というか、そもそも突っ込みどころ満載の「笑い話」ですから。



そういう訳で、2006年に釣行して、結果がダメだったら公開して、もし2006年も結果が出てしまったら、2007年に.....と予定していましたが、今回ダメだったのでUPすることになりました。



かなり前置きが長くなってしまったので、実釣の様子は簡単に。



1月16日、本年初釣行。

運の良いことに、日中は3月下旬の陽気。

勿論、釣行エリアは荒川地区。



先ずは、昨年の95ポイントへ。

冷たい水の中に膝下プチウェーディングをしてキャストするが・・・アタリのアも無い。



でも、この時期は1発出るか出ないか....の世界。

魚影は極めて薄く、まして90UPともなると、居るかどうかすら分からない。

それでも、「1尾だけ居る」...と信じて、キャストする。

そう思えない時は、大概そういう魚しか掛からないだろう。



で、結局、その1尾に喰わせることが出来ず・・・移動。



今度は少し下流の92.5ポイントへ。

水面の表情とは裏腹に、既に流れは良い感じになっている。

キャストしながら、ゆっくりと時間をかけて腿まで入水していく。

しかし、ここでも全く反応はない。



時間だけは過ぎていく。

そして、潮位が下がったところで、撤収。



ダメだったか。



しかし、往生際悪く、「もう一軒だけ!」...という感じで、帰りにもう一軒寄ってみることに。

ここも大きなエリアとしては「荒川地区」であり、低潮位に強いポイントでもある。



ポイントに到着して水面を見てみると、雰囲気はかなり良い感じである。

これはキャストしない訳にはいかない。



結局、5投で勝負あり。

どっちが勝ったか負けたかは別として。

多分、私の負け。



なかなかの引きだったが・・・

寄せた時点で、あのド迫力な雰囲気は感じられず、まぁ良くて80半ば...といったところ。



85cmのシーバス

で、85cmのシーバスをランディング。

うーん・・・何故か唸ってしまい、そして思わず苦笑い。

でも、本年初釣行で本年初魚が85cmなら十分すぎるでしょう....と、自分に言い聞かせ、その後の挑戦を放棄して、今度こそ本当に納竿・撤収。



しかし!....まだ初日である。

明日がある。



そして、翌日。

北風10mの強風の中、95ポイントに出撃したものの・・・

あまりの強風に何もすることが出来ず・・・

尻尾を巻いて、退散。

まぁ、明日がある。



そして、翌日。

またもや北風暴風のため、出撃断念。

この数日間に照準を合わせて高まっていたテンションが、どんどん下降していくのが自分でも良く分かる。

明日はあるのか?



ありませんでした。

翌日は・・・更に輪をかけた暴風で、またもや出撃断念。

この風では、街を歩くのも大変である。

そして、駄目押しとなる『東京に大雪が降る』....という天気予報。

多分、明日は無いだろう。



そして、今回の最終日である金曜日。

雪は翌日に持ち越したようなので、22時から出撃。

万が一、雪が降っても帰ることができる下流ポイントへ行ってみるが、為すすべなく、早々に納竿・撤収。

ダメだ、コリャ。



今回は大事な三日間が風で潰れてしまったが・・・

今年はこの「5日間」だけに全てを賭けようと思っていたので・・・

これで、2006年の陸っぱりシーバス釣行は多分終了。



多分。




■HATTORI
■1Hit 1Get
■ShoreLineShiner R-50
■ロッド:PALMS Surfstar SGP86L
■リール:SHIMANO ツインパワー C3000
■ライン:FireLine 18Lb(SMOKE)+ PE4号 + VARIVAS ナイロン 50LB