2004.07.03 (sat) 20:00-23:00

「房総重量級Aツアー2004」遂に悲願達成なるか?

 

by HATTORI

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蒸し暑く、寝苦しい日々、如何お過ごしでしょうか。

早いもので、東京はもう7月になりました。

そちらも7月になりましたか?



7月ともなると、近所の奥様方の話題は専らシイラで持ちきりであります。

裏の公園に住む猫達でさえ、シイラシイラと騒いでおります。

貴方はもうシイラ釣りに行きましたか?



私も、そろそろ準備をしようかと思う今日この頃ではありますが、

その前にやらなければいけないことがあるのです。





おはようございます。



お疲れ様でした。



また明日。





最近、マンネリ気味だと感じている貴方へ


「 房総重量級Aツアー 」






2004年7月3日「第四回 房総重量級Aツアー」

昨年はスケジュールが合わずに中止となった房総重量級Aツアーだが、今年は予定通り開催することに。



今年の参加者は、TAKASHIMAさん、NAKASHIBAさん、MIURAさん、そして私の4名。

しかし、MIURAさんは「カメラマンに専念します。」とのことで、タックルを持たずにやってきた。



準備開始

20時前に現場に到着し、すぐに準備開始。

今年は風もなく、波も穏やか。

しかし、ここ数日雨が降っていないので、群れが入っているかどうか少々心配である。



「今年こそ!」を合い言葉に、キャスト開始。



キャスト開始

すると、5分もしないうちに・・・



「来た来た来た!!!本命!!!間違いない!!!」


TAKASHIMAさんの歓喜の声!





その数秒後、私のSARUNAにも独特のバイトが!

2、3秒ためた後、重みを乗せつつアワせると・・・



ジイィィィィィィ!!!




『こっちも来たよ~!!!』



ダブルヒット

なんと、私とTAKASHIMAさんにダブルヒット。

流石にダブルヒットは想定していなかったので、ネットは1つしか無い。



そこでTAKASHIMAさんの勝負がつくまで、私はエイを海底に張り付かせておく。

しかし、大人しく海底に張り付いていてくれる訳もなく、沖に向かってガンガンと突っ込んでいく。



「うひょぉぉぉぉ~!!!」


「うりゃぁ~!!!」




TAKASHIMAさんの歓喜の雄叫びが、静かな海に木霊する。





20分が経過。





「良し!!!入ったぁ~!!!」





陸揚げ成功

TAKASHIMAさん、遂に念願の陸揚げ成功!


サイズは中型の直径70センチ超級だが、厚みが凄い。



添い寝ショット

ブツ持ち写真はあまりにも危険すぎる為、今回は「添い寝ショット」。

※注:危険ですので、絶対に真似しないでください。



撮影後、TAKASHIMAさんとNAKASHIBAさんは、二人がかりで砂浜まで「エイ」を担いでいき・・・

優しく蘇生&リリース。



勝負開始

ランディングネットが空いたところで、私も勝負開始。

流石に、掛けてから20分以上経っているので、腕が痛い。





更に20分が経過。





ようやく、浮かせられる状態になったところで、NAKASHIBAさんがネットを構える。

しかし・・・どう考えても、ネットに入る大きさではない。



挙げ句の果てに、ネットが壊れてしまった。

しかも、ルアーのフックがネットに絡まっている。



ヤバイ!



これではどうにもならないので、最終手段として強引なランディングに挑戦。

そして、二人がかりで引きずり揚げ・・・



悲願の陸揚げ

遂に悲願の陸揚げ成功!


サイズもなかなかで、直径80cm超級の大型。


そして、ネットは無残な姿に...。



ようやく幕を下ろすことができた

気がつけば、あの衝撃的な遭遇から、既に5年。

長かった。


しかし今日、この5年間にわたる長き挑戦に、ようやく幕を下ろすことができた。


ふぅ。




こうなると、あとは今回初挑戦のNAKASHIBAさんに、あの重厚な引きだけでも味わってもらいたい。

今日の感じからすると、確実に群れが入っている様子である。



今回初挑戦のNAKASHIBAさん

ロッドを置いて、NAKASHIBAさんのキャストを見守ることに。



暫くすると・・・




「来ましたよ~!!!」


遂に、NAKASHIBAさんにヒット!




ファイト中

ミシミシミシ・・・



『あれ?...NAKASHIBAさん、ロッド...変な音してない?』



NAKASHIBAさんが持参した、張りのあるMクラスのシーバスロッドから、今にも折れそうな、嫌ぁ~な音が聞こえてくる。





30分経過。


依然、奴は姿を現さない。




「腕パンパン....もう、背中が痛いよぉ~.....」



NAKASHIBAさんの呻き声が、静かに木霊する。





50分経過。





エイが姿を現した

遂に、奴が姿を現した。

なかなかの良型である。




パキッ!


え"っ?.....





遂に、NAKASHIBAさんのロッドの継ぎ目が裂けてしまった...。

ロッドが変な角度で曲がっている。



このままではヤバイ!



奴も大分疲れているようなので、ランディング開始。





しかし・・・






悔しい!

「悔しいなぁ~!...来年も絶対に来ますよ!!!」



幸か不幸か・・・

また一人、この釣りに取り憑かれてしまった男が誕生してしまったようである。



どうやら、来年も「房総重量級Aツアー」はあるらしい。




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