Home » Fishing Report » 2003 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2003.12.13
本日は12月第3週まで釣りが可能になった芦ノ湖に釣行。
今日のメンバーはMIURAさん、KANZAKIさん、NAKASHIBAさん、B-YOKOYAMAさん、そして私の5名。
午前3時にKANZAKIさんに迎えに来てもらい・・・と思ったら、迎えに来ない。
またか...。
KANZAKIさんの携帯に何度も電話してみると、ようやく寝ぼけ声が聞こえてきた。
予想通り、完全に寝ていやがった。
毎回毎回、同じことの繰り返し。
MIURAさんを拾って、港北でB-YOKOさん&NAKASHIBAさんと合流。
港北でラインを巻き替えるKANZAKIさん。
クラッシュしやすくなるからラインは前もって巻いておいた方が良いよ...と、何度も言っているんだけど・・・
毎回毎回、同じことの繰り返し。(笑)
午前6時前に芦ノ湖に到着。
久しぶりに見る景色・・・やっぱり芦ノ湖も良いなぁ。
気温はマイナス1℃だが、完全防寒しているので、寒さは殆ど感じない。
タックルをセットして、船に乗り込む。
今日は、エンジン船2艘で出船。
B-YOKOYAMA艇(19f)には、B-YOKOさん、MIURAさん、KANZAKIさんの3名。
HATTORI艇(18f)には、私とNAKASHIBAさん。
そして午前6時半過ぎ・・・
それぞれが考えている「大事な朝一のポイント」へ向けて・・・
いざ、出船!
◆HATTORI艇の釣行記 by HATTORI
ここ数週間の芦ノ湖の釣果をチェックしてみたが、キャスティングではかなり厳しい状況が続いているようである。
秋冬は朝一のポイント選択がかなり重要になってくる。
また、10年近く前に10月後半から毎週通っていた時期があるが、秋は魚が沖目表層に出たりするので、かなり厄介である。
で、今日は・・・
ドン深ポイントの岸際から沖目、若しくは近くにドン深を控えているポイントを中心に狙ってみることに。
という訳で、先ずは仏ヶ崎に直行。
ほぼ無風の中、キャスト開始。
本当は来年の中禅用に作っているLKJ-130のスイムテストをする予定だったが、間に合わなかったので、今日はLKJ-85Fのみで挑戦。
360度、隈無くキャストしていく。
以前にも、秋は沖目表層の方が良かった...ということが結構あったので、春に比べると沖目狙いのキャストが多くなる。
5分くらいすると、ニジマスのライズを発見。
進行方向を予想して、ダラ引きしてみるが・・・反応無し。
そこで、緩急をつけたチビグリアクションで狙ってみると・・・一発でヒット。
とても綺麗な塩焼きサイズのニジマス。
今秋の芦ノ湖は成魚放流をしていないので、多分春の魚だろう。
デカイ魚も嬉しいが、こういう綺麗な魚は同じくらい嬉しい。
今後もこういう魚が多く住む湖になって欲しい...と、つくづく思う。
そして、現在芦ノ湖漁協が力を入れている「稚魚放流」した魚が大きく育った頃に釣ってみたい。
取りあえず、胴切りを叩いているMIURAさんに電話で報告。
数日前からMIURAさんと「5人総坊主だけは寂しいから避けたいね...」などと話していたので、ちょっと気分は楽に。
再び、チビチビと移動しながら叩いていく。
水面は相変わらず静かである。
以前から、秋は反射的に喰わせる方が良い時が多々あった。
という訳で、今日は緩急アクションをメインにして叩いていく。
すると今度は、40弱のブラウンがヒット。
しかし、食いつく瞬間まで丸見えだったので・・・
今日のロッドが柔らかいことも忘れ、思わずロッドでアワセてしまった。
結局、アワセが決まらないうちにウネウネと回転されて・・・バラシ。
再び、チビチビと移動しながら叩いていくと、塩焼きサイズのブラウンがヒット。
今度はしっかりアワセて、そのままブッコ抜く。
これまた綺麗な塩焼きサイズのブラウン。
この魚は本当に綺麗だった。
大満足。
再びMIURAさんに電話。
そして、「ダラ引きよりもアクション入れた方が反応が良い」ということを報告。
ついでにB-YOKOYAMA艇の状況を聞いてみると、全く反応無し...とのこと。
再び、チビチビと移動しながら叩いていく。
同船者のNAKASHIBAさんも緩急アクションに変えて叩いていく。
すると、すぐにNAKASHIBAさんに塩焼きブラウンがヒット。
しかし、突然の出来事に反応出来ず.....バラシ。
残念。
プリンスまで来たところで、私のミノーに40半ばのブラウンがチェイス。
しかし、喰いつかない。
「時間をおいてから、あとで狙いましょう」
そして、一気に西岸に移動しようと思ったら・・・
流石にシーズン終盤の土曜日だけあって、ポイントごとに船がビッシリ入っている。
そこで、南部へ移動。
トリカブトから三ツ石へと叩いていくと・・・
NAKASHIBAさんのキクチミノーに50cm以上ありそうなブラウンがチェイス。
しかし、プリンスの魚同様、その後は姿を見せず。
「時間をおいてから、あとで狙いましょう」
その後、立岩~小杉、胴切り、亀・・・と叩いてみるが、反応無し。
風も殆ど無く、水面マッタリ、おまけにポカポカ陽気。
結局、キョンプ場沖にアンカーを打って、暫く風待ち休憩モード。
13時半頃まで、のほほ~ん...とした後、再び後半戦スタート。
勿論、先ず狙うのはプリンスに居たブラウン。
時間的にまだ余裕があるので、仏から叩いていく。
しかし、何度か反転されただけで、喰うまでには至らず。
もう少し、水面が荒れていれば喰ったのか?
それとも、アクションの間が悪かったのか?
そして、プリンスに到着。
気合い十分でキャストすると・・・
突然、私のミノーの斜め後ろに茶色い影。
「おっ!出た!...さっきのブラウン!」
「あっ...帰っちゃった...」
その直後、奥にキャストしていたNAKASHIBAさんのロッドが大きくしなる。
「HATTORIさん、来ました!」
そして、46.5cmの少々痩せ気味のブラウンを無事ランディング。
これで、NAKASHIBAさんも魚を手にすることが出来た。
良かった。
KANZAKIさんに電話をして、NAKASHIBAさんのゲット報告。
そして、今度は三ツ石~トリカブト間に居た良型ブラウンを狙いに、南部へ移動。
しかし、他船が多かったので、1投だけして移動。
誰も居ない百貫周辺を叩いた後、試しに庭石から箱根園まで叩いてみることに。
雰囲気は良かったが、結局ここでは1反転のみ。
時間が無くなってきたので、立岩に移動。
そこから、小杉方面へと叩いていく。
途中、NAKASHIBAさんのミノーに同じ魚が2回チェイスしてきたが、喰うまでには至らず。
そして、小杉まで来たところで、タイムアップ。
16時、納竿・撤収。
本日のイケスショット。
今日は船中、10数回チェイスで5ヒット、そして3匹ランディング。
まぁ、毎回坊主覚悟の秋冬シーズンにこれだけ楽しめれば十分でしょう。
◆B-YOKOYAMA艇の釣行記 by MIURA
HATTORI艇の姿を遠目で確認し、胴切からスタート。
この時点ですでにプレッシャーを感じる。
本日晴天、朝を逃したらヤバそうだ。
そこに早くも「HATTORI艇、一匹ゲット」の悲報が届く。
続いて第二報。
ここで貴重な情報を頂くも、すでに敗北感が漂い始めた。
亀ケ崎、キャンプ場に移動。
日焼けしそうな陽射しに喜ぶKANZAKI氏。
とにかく今日は移動するしかない。
プリンス、庭石、コベリ、三ツ石、トリカブト、立岩、箒ケ鼻などを迷走した。
しかし、名前と場所さえ一致しない三銃士。
当然、地形を知るはずはない。
そして、夕方のラストチャンス、亀ケ崎に更なる悲報が届く。
ここで白旗状態に。
そして完全に血迷い、防ケ沢から九頭竜に向かって突っ込み・・・
「ついに来たっ!!!」
と思ったら根掛りだったりして・・・。
頭の中は真っ白だ。
移動しながらの釣りはあっという間に終了。
少しはポイントも覚えられたので、来年はB-YOKOYAMA艇で一矢報いたいところだ。