Home » Fishing Report » 2003 / シイラ釣行 » 2003.07.16
本日は、昨年のT.S.S.T.クラシックで優勝したYuさんを讃える「優勝祝賀パーティー・相模湾シイラ釣行」ということで、亀蔵丸を仕立てて出船。
で、Yuさんを讃える優勝祝賀パーティーということなので、仕立船代はYuさんの優勝賞金から全額支払っていただきました。
え?・・・普通は逆?
いえいえ、ゴルフのホールインワン・パーティーみたいなものです。
よっ、太っ腹!
勿論、船代を全額支払ってくれたYuさんには、「王様気分(一日限定)」を体験していただくことに。
王様(Yuさん)とその家来達。
ちなみに王様と元ちゃんと私の被っている阪神帽子・・・
これは、王様が大阪出張の時に買ってきてくれました。
で、今日のメンバーと役割は・・・
◆Yuさん(王様)
全ての権限を持つ、本日の主役。
◆元ちゃん(家来1号)
王様が疲れたときに、その上質な太股で膝枕をして、王様をもてなす係。
勿論、耳かきサービス付き。
これで、王様に至福の時を味わっていただけこと間違いなし!
◆HATTORI(家来2号)
ミヨシ係。ミヨシで魚を掛け、きっちりとフッキングさせた後、王様にロッドを渡し、王様にシイラのファイトを楽しんでいただく...という魚調達係。
まるで大物芸能人のような釣りに、王様も大満足間違いなし!
◆B-YOKOYAMA(家来3号)
不得意のタモ入れで、王様に二度も三度もドキドキしていただく係。
これで、王様に一匹で二度も三度も楽しんでいただけることでしょう!
◆NAKASHIBA(家来4号)
万が一の保険係。当日、魚が居なかった場合、水中に潜って王様のルアーにアタックして水中に引きづり込む...という大事な係。
勿論、王様に姿を見られる前にラインを切って、逃げてもらいます。
「あの魚は半端じゃなくデカかった!」...と、一生忘れられない素敵な思い出を心に刻んでいただけること間違いなし!
◆しゅうちゃん(家来5号)
王様の華麗なファイトシーンを撮影する係。
エロ専門ということなので、王様には裸になっていただきます、正真正銘の裸の王様です。(見たくねぇ~!)
プロの撮影テクニックである卓越した話術に、王様もメロメロになること間違いなし!
某BBSでの打ち合わせ段階では、このような役割分担で王様に楽しんでいただく予定だったのだが・・・
午前6時前、曇り空の中、いざ出船。
風は弱く、海上はベタ凪。
しかし・・・かなり、寒い!
王様に釣っていただく魚を探す家来達。
踏ん反り返って、家来からの朗報を待つ王様。
15分程でブイに到着。
一斉にキャストを開始するが、魚は出てこない。
次のブイに移動。
すると今度は数匹のペンペンがアタックしてきて・・・私とビューティーさんにヒット。
トモに移動しようとすると、王様がリトリーブ中だったので、王様が巻き終えるまで待っていたら・・・バラシ。
すると、今度は王様にヒット!
しかし、直ぐにバラシ。
一方、ビューティーさんは・・・80cm位のペンペンを無事ランディング。
久しぶりなので、写真を撮ろうと思ったら・・・魚が暴れて、オートリリース。
その頃、王様は・・・「ワシよりも先に釣るとはケシカラン!」...と、少々ご立腹。
その後も、各ブイを叩いてみるが、生命反応が無かったので、沖の潮目へ。
しかし・・・何も浮いていない・・・漂流物はゼロ行進。
ブイを諦め、小規模な鳥山を狙っていくと、王様のルアーにペンペンが興味を示す!
しかし、見切られてしまう。
ジィィィィ!
あれ?
王様のルアーを見切ったペンペンは・・・
NAKASHIBAさんのステッピンジャークに喰いついちゃいました。
NAKASHIBAさん、病み上がりの一発目は70cm半ばのペンペン。
「あぁ.....ワ・タ・シ...の....お魚...」・・・少々うろたえる王様。
再び、違う鳥山を狙っていくと、私のMOSペンシルにヒット。
そして、しゅうちゃんのペンシルにもヒット。
で、私は92cmのペンペンをランディング。
ちなみに、頭を指してるのではなく、王様に買ってきて頂いた阪神帽子を指してるので、誤解しないでくださいね。
そして、しゅうちゃんは、94cmのペンペンをランディング。
ちなみに、しゅうちゃんは「今日はオフショアタックルで釣れ!」と、王様に言われていたが・・・
30分も経たないうちにギブアップして、この時は既にいつものライトタックル。
その後も、鳥山や、水面のモジリを探してキャストしていく。
すると、本日好調のNAKASHIBAさんが、病み上がりパワーでペンペン2連チャン!
未だ1バラシのみの王様の顔には・・・かなり焦りの色が見え始めている。
そして、遂に王様は・・・
沈み系のドラド・ジャークを投入!(爆)
ちなみに今日のルールは、家来達はトップオンリーだが、王様だけは何を使ってもOK...ということになっている。
しかし・・・
いや、家来の分際で「王様のドラド・ジャークが不発だった」なんてこと、恐れ多くて書けません。
その後も漂流物は見当たらないので、鳥山を中心に叩いていく。
しかし・・・生命反応無し。
船長に水温を聞いてみると・・・「20.5℃」とのこと。
日に日に水温が下がってるの?
おまけに雨まで降り出してきた。
ところで・・・元ちゃん、その合羽は渋すぎない?
もしかして・・・昔、アイドルの親衛隊やってたとか?
潮目沿いを流していくと、水面にモジリを発見。
急行して、キャストすると・・・私、しゅうちゃん、そしてNAKASHIBAさんにヒット。
で、しゅうちゃんと私は80cm程度のペンペンをランディング。
そして、NAKASHIBAさんは95cmのペンペンをランディング。
ちなみに、このNAKASHIBAさん、先日大手術をして、現在リハビリ中の身体。
車の中で、「疲れたら休憩しなよ~!」と、散々言い聞かせてあったのだが・・・
結局、他の誰よりも張り切ってキャストをしてました。(笑)
やはり、体内を流れる釣り師の血には逆らえないようで。
でもまぁ、潮風の中で、自分の好きな事を思いっきりするのが、一番のリハビリかも。
再び、船は海上を彷徨う。
すると、海面にもじりを発見。
そして、元ちゃんのペンシルに良型がヒット!
で、本日最大となる115cmをランディング!
「おめでとう~!」...と、大声で言いたかったが、私の隣には、未だノーフィッシュの王様が...。
その魚を見た王様は・・・
「も...元ちゃんまで・・・しかも、メーターUP・・・け、けしからん!」と、ご立腹。
マズイ・・・このままでは、家来全員打ち首にされるかもしれない。
再び、船は魚を求めて走り出す。
すると、王様自らがシイラを発見!
すかさず、キャストをする王様!
すると、王様のペンシルの後ろから、デコを出してやる気満々にチェイスしてくるペンペ.....いや、勇敢な若魚!
勿論、家来全員キャストせずに王様の華麗な誘い技を見守る。
しかし、この後、信じられないことが!
なんと、家来5号のしゅうちゃんが・・・
王様の引っ張ってきた魚の鼻っツラに、カルナをキャスト!
「いっただき~!」....絶叫するしゅうちゃん。
そして、見事に王様のシイラをかすめ取り!
自分の魚をかすめ取られた王様の顔色が、見る見るうちに硬直していく。
「なんや~!普段、あーだこーだ書いときながら、あんさんがかすめ取ってどないするんじゃぁ~、ボケェ~!!」
「HATTORIさん、しゅうちゃんがワタシの魚をかすめ取ったって、絶対に書いてね!」
まぁ、王様の命令ならば仕方ない。
一触即発の緊張感に包まれたまま、船は再び走り出す。
江ノ島沖の方まで行ってみたが、何もなく・・・再び、西へ。
すると、やる気の無さそうな小規模の鳥山を発見。
しかし、周囲にはペンペンの姿が!
勿論、キャスト開始。
すると・・・遂に王様にヒット!!!
華麗な技で魚をいなし・・・
遂に王様、70cm程のペンペ....いや、立派な若武者をランディング!
ハァ~、良かった・・・
家来達も、これでホッと一息。
勿論、王様も・・・ご満悦。
いやぁ~、良かった良かった!
これで、家来も遠慮せずに、心おきなく釣ることが出来る。
という訳で・・・
家来2号のワタクシも、早速メーターUPをヒットさせ・・・
無事、体高のある104cmのデコ助をランディング。
ミヨシの方では、元ちゃんがシーフロッグで追加し・・・
王様も2匹目のペンぺ...いや、勇猛果敢な若侍を釣っていた。
その後も港に向かいつつ、モジリを叩きながらペンペンを追加して・・・
14時前になったところで、納竿・撤収。
今日は、かなり楽しい釣行だった。
気心知れた仲間との少人数釣行は最高。
この釣行をセッティングしてくれた王様Yuさんに感謝感謝であります。
ありがとうございました。
来年も是非ご馳走してください!