Home » Fishing Report » 2003 / バス釣行 » 2003.06.29
今年もKANZAKIさんの熱望により・・・
KANZAKIさんの、KANZAKIさんによる、KANZAKIさんのための芦ノ湖バス釣行・・・
「KANZAKI-CUP 2003」を開催。
またの名を、「今年こそKANZAKIさんに芦ノ湖バスを釣ってもらう会」とも言う。
ちなみに今までのKANZAKIさんの結果は・・・2年連続玉砕。
今年こそ、1匹・・・いや、せめてアタリだけでも・・・と切に願う。
午前2時半・・・迎えに来るはずのKANZAKIさんが、まだ来ない。
またか...。
私だけだったら、いくら遅れても構わないのだが、今日はYuさんも参加するので、遅れるわけにはいかない。
取りあえず、KANZAKIさんの携帯に電話してみる。
案の定、寝ていやがった。(怒)
普段の釣行ならまだしも・・・今日はKANZAKIさんの誘いで、KANZAKIさんの為に芦ノ湖までバス釣りに行くということを理解しているのだろうか?
一度や二度ならまだしも、毎回毎回・・・いい加減にしろよな!
と、ちょっと釘でも刺しておこう。(笑)
午前5時過ぎに芦ノ湖に到着。
当然のことだが、釣友の山本君達をはじめ、他船は既に出船している。
コンビニ合羽で、やる気満々のKANZAKIさん。(笑)
そして、午前5時半過ぎに出船。
しかし・・・強烈な濃霧!
深良水門まで行くのに、キャンプ場~早川~七里・・・と、岸伝いに行かなければ遭難しそうな状態。
おまけに、風も結構吹いている。
何も見えません...。
移動するにも、この霧では危険なので、暫くの間、深良でキャスト。
ちなみに私は・・・この天気だし、風も結構吹いているので、LKJ130Fのグリグリでトラウト狙い。(笑)
一匹くらい喰ってこないかなぁ~。
で、芦ノ湖初釣行のYuさんは・・・
今夏に使用するシイラ用のベイトタックルの使い勝手をみるために、ベイトでキャストしている。
しかし、ルアーをキャストしても、白い闇に吸い込まれ・・・しかも強風でラインが煽られ・・・
バックラッシュの嵐。
突然・・・KANZAKIさんがバタバタしはじめた。
???
あれ?・・・
ロッドが曲がってる?・・・
根がかり?
しかし、あの慌てようは・・・根がかりでは無さそうだ。
KANZAKIさん、遂に!
「KANZAKIさ~ん、バスが水面で暴れる写真、撮りたいから、水面で暴れさせて~!(笑)」
『い、いや...あ、あの...そんな...余裕ないっす。』
「バシャバシャ!って写真、撮らせてよ~!(笑)」
『お願いします!早く掬ってください!お願いします!お願いします!』
パタっといきそうなくらい緊張して強張っているKANZAKIさんに懇願される。
という訳で、Yuさんにランディングしてもらい・・・
3年目にして、遂にKANZAKIさんの手に40cmの芦ノ湖バスが!
「やった!KANZAKIさん、おめでとう~!」
『いやぁ~、禁じ手のラバージグ使っちゃいました...。』
「バス釣りは何使っても良いよ、KANZAKIさんだけは。(笑)」
KANZAKIさんを祝福するかのように、風も霧も更に強烈になってきた。
そこで、コンパスを見ながら、東岸に移動。
そして、神宮から防ヶ沢にかけてを狙っていく。
すると・・・再び、KANZAKIさんがアタフタしだした。
???
あっ、ロッドが曲がってる!(笑)
KANZAKIさん、今度はバイブで41cm。
KANZAKIさん、絶好調!
その後、九頭竜から胴切りまで狙ってみるが・・・
あっという間に、風でアンカーが流され・・・
岸から5m程離れると、岸が全く見えなくなり、キャスト出来ない状態に。
厳しい。
しかし、勇猛果敢なKANZAKIさん!
恐れずに、霧の中へキャストしたら・・・
実は目の前が岸で・・・ルアーは林の奥へ。(爆)
ラインを手繰ってみるが、とても回収出来る状況ではない。
ちなみにトラウト狙いの私は・・・当然ながら、全く反応なし。
たまにバス狙いでトップをキャストしてみたが・・・魚は沈んでいて、反応なし。
まぁ、トップに出たとしても、この霧ではトップの醍醐味である「出た瞬間」も見えやしないだろう。
午前9時を過ぎると、更に風が強くなり、霧も一段と濃くなってきた。
KANZAKIさんも念願の芦ノ湖バスを釣って、十分満足しているので・・・
悪天候に尻尾を巻いて退散。
9時30分・・・納竿、撤収。
やまびこに戻ると、既に山本君達は諦めて避難していた。
でも、今日はKANZAKIさんが念願の芦ノ湖バスを手にしたのでOKでしょう。
これで淡水モードは終了。
次回からは海水モードに突入。
さて、今年の夏はどうなるのかな?
昨年のように台風や荒天で6回も出船中止・・・なんてことにならないことを願いつつ。