Home » Fishing Report » 2003 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2003.04.30
早いもので、今日で今年の芦ノ湖春シーズンの釣行も最後になる。
私は今日で芦ノ湖釣行は最後になるが、今年は例年に比べると水温の上昇が遅いので(未だに10℃前後)、面白いのはこれからかもしれない。
で、本日は先約がキャンセルになったので、急遽MIURAさんを誘って釣行。
前々回、寝坊して釣行出来なかったのでモヤモヤしていたらしく、急な誘いも二つ返事でOK。(笑)
午前4時半過ぎ、雨と強風と濃霧の中、芦ノ湖に到着。
天気予報通り、芦ノ湖は大荒れで・・・定刻出船は100%無理な状態。
それどころか、出船できる可能性は5%も無いだろう。
まぁ、こればっかりは仕方ない。
釣りの仕度はせず、店内で明るくなるのをのんびりと待つ。
辺りが明るくなっても、強風が弱まる気配は無い。
それどころか、ますます強くなる一方である。
こういう時の天気予報というものは、かなり高確率で当たるもの。
「HATTORIさん、今日が最終日なのに、これじゃぁねぇ・・・」
『まぁ、こればっかりは仕方ないですよ。』
などと話している間にも、近くの店の看板が強風で倒れ、大きな鉢植えは風で吹っ飛んで転がっている。
また、桟橋に係留してある他店のローボートが風で横転して沈没。
暫くすると、雨までもが強く降り始めてきた。
既に釣りは諦めているが、現在のこの状態では帰り道が危険なので、暫く様子を見てから帰路に着くことに。
という訳で、少々仮眠・・・
Zzzzzzz・・・
ふと、目を覚ますと・・・既に9時過ぎ。
荒れ狂う窓の外を見ると・・・
強風によって打ち寄せられた湖水によって、湖岸駐車場でさえも既に芦ノ湖の一部になってしまっている。
ちなみに普段は、写真左上の赤いボートくらいまでは陸である。
9時半頃になると、雨が少し小降りになってきた。
風は一向に弱まっていないが、今が帰り時か?
という訳で、急いで車に乗り込み、帰路の中では一番傾斜が緩く、路面の安定している「仙石原」経由で東京へ。
『多分、小田厚くらいまで行くと、晴れてたりするんだよね。(笑)』
などと話しながら箱根の山道を下っていくと・・・
小田原どころか、宮ノ下あたりで既に晴れ間が覗いている。
うっ、緑が眩しい!
2003年芦ノ湖春シーズン、本日終了。
また来年。