Home » Fishing Report » 2002 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2002.09.14
そろそろシーバスモードに・・・
ということで、本日はT.S.S.T.に参加。
シーバス釣行は本当に久しぶりだ。
2月27日に千葉に行って以来、約半年間・・・全く行っていなかった。
3月から5月末までは完全トラウトモード、6月中旬から9月初旬までは夏期限定シイラモード・・・
どうも、一つの魚種に夢中になると、他の魚種は頭から消えてしまう。
そして、夏も終り・・・
そろそろシーバスモードに入ろうかな?・・・と思う今日この頃。
でも、9月から10月あたりはあまり好きではない。
軟弱な話だが、あの「ゴロタ虫」が大嫌いなのである。
アレだけは耐えられない。
アレが居ると、釣りに全く集中できなくなってしまう。
しかも、アレに刺されると・・・1週間近く痒みが止まらない。
だからシーバスで好きな時期は「ゴロタ虫」がほとんど居なくなる11月以降である。
特に1月から2月末までの真冬は、他の釣り人がほとんど居ないので一番好きである。
今年は人が多かったけど・・・。
20時過ぎに今回の参加者88名がお台場に集合し、21時過ぎには湾奥各地に散っていく。
勿論、私は最近の状況など全く知らないので、ホームの荒川へ。
まぁ、今日はシーバス釣りの雰囲気だけでも味わえれば良いかな.....と、お気楽モード。
でも、せめて魚の引きくらいは味わえると良いなぁ~。
できれば、一匹釣りたいなぁ~。
段々、欲が出てくる。(笑)
まぁ、そんなもんでしょ、釣り人なんて。
現地に着くと・・・北風が適度に吹いていて、表層は結構流れている。
水面のざわつき具合も良い感じで、潮目も一応入っている。
先ずはS-FOURでドシャローの様子を見てみる。
すると、数投目に・・・バシャッ!
しかし、乗らない。
多分40cm前後のセイゴだろう。
でも、久しぶりのシーバス釣行なので、少々ドキドキ。(笑)
その後30分くらいドシャローの様子を見てみたが、全く反応が無いので、ブレイク狙いに変更してキャスト開始。
ルアーはS-FOURからNightRaid80に変更。
つい先週まではキメジ&シイラ狙いだったので、PE4号にリーダー80ポンド、フックは1/0番を使用していた。
しかし、今日はいきなりPE1.5号にリーダー50ポンド、しかもフックは6番・・・
はっきり言って、こんなタックルで大丈夫だったっけ?....と不安になってしまう。(笑)
特に6番フックは、異常に小さく見えてしまう。
こんなので刺さるのかな?
少しづつ移動しながらキャストしていくが・・・
物凄い数のボラが優雅にジャンプしているだけで、全く反応無し。
久しぶりに見る無数のボラジャンプ・・・
自分めがけて飛んでこないかと心配になるくらいの数である。
ボラだけは掛かるなよ.....と願いつつキャストしていくと・・・
ブレイクラインよりも岸寄りで、いきなり・・・ゴボッ!
喰った瞬間に強烈なエラ洗いの連発!
ボラじゃない。(喜)
久しぶりのシーバスの引きを堪能しつつ、慎重に寄せ・・・
足場の不安定な場所でのランディングに少々苦労しながらも・・・
無事ランディング。
23時、シーバスモード再開の一発目は・・・64cm。
取り敢えず、ルール通りにメジャー置き撮影。
ところが、デジカメの調子が悪く?....画像が暗くて良く見えない。
事務局のPCでガンマを上げてもらえば大丈夫かな?.....などと思っていると、今回の参加者のangriderさんがやってきた。
そして、angriderさんの見やすいメジャー、そして強力なライトで照らしていただき、何とか撮影。
初対面の私の図々しいお願いを快く受けていただき、ありがとうございました。
引き続きキャストをしてみるが、水面がマッタリとしてしまったので、休憩。
普段のこの時期の釣行だったら、60UPを釣った時点で満足して撤収しているのだが、今日はT.S.S.T.に参加しているので帰宅せず。
今までの僅かな経験から推測すると、今日の潮と風向きだと、流れが良い感じになるのは2時半過ぎから4時頃までだろう。
ということで、それまでは体力温存&腹ごしらえ。
そういえば・・・今日はゴロタ虫が居ない。
これだけ肌寒いと、さすがにゴロタ虫の活性も落ちるのかな?
まぁ、なんにしても良いことだ。
2時を過ぎた頃から、予想通り流れの状態が良くなってきたので、再びキャスト開始。
流れと流れが当たって複雑になった流れが通るポイントからキャストしていく。
ルアーは赤金からレッドヘッドに変更。
10分くらいすると、突然・・・グンっ!
思いっきりアワセると、40cm台のシーバスが水面をジャバジャバと転がる。
むむ?・・・強すぎたかな?・・・相手はシイラじゃないぞ?
で、5mくらい寄せたところでバラシ。
今日に限っては、このバラシはとっても悔しい。
少し移動してから・・・気を取り直してキャスト開始。
今度は他の人が居ない時にしかできないスリリングな狙い方をしてみる。
バシャッ!!!
ジョボジョボ!!!
こっちが拍子抜けするくらいアッサリと結果が出てしまった。
寄せてみると、先程と同じ位のサイズ・・・大体60チョイくらいの魚。
しかし!・・・足場を気にしながらランディング体勢に入った瞬間・・・強烈なエラ洗い!
そして、一瞬にして、魚の重みが無くなってしまった。
バ・ラ・シ。(泣)
毎度のことながら、このランディングの瞬間が一番神経を使う。
ラインが擦れてもいけないし、下手に動くと自分が水浸し。
まぁ、このバラシは仕方ない・・・と自分に言い聞かせ、キャスト再開。
15分ほど移動して、ブレイク狙いでキャストしていると・・・グンっ!
1本目をバラした時よりも少しだけ弱めにアワセると・・・
40cm前後の魚は元気に水面から飛び出し、そして水面をバチャバチャと転がる。
で、これまた5mくらい寄せたところで・・・ポロっ。
うがぁ~!
むむむ?・・・何かがおかしい。
食いは確かに浅いようだが、そんなことよりも自分のやり取りに問題がある気がする。
やっぱりアワセが弱いとしっかりフッキングはしないだろう。
ドラグ設定が強すぎるのか?
いや・・・普段、結構きつめに設定して、サイズに合わせて微調整していたはずだ。
うーん・・・今まで、どうやってたんだっけ?(笑)
ルアーをシラスカラーに変えて、再びキャスト開始。
小さい魚はブレイク付近に居て、少し大きめの魚はかなり岸寄りに居るのかな?
勝手な予想で岸寄りを狙っていく。
暫くすると・・・
グンっ!ジャバジャバジャバ!・・・
ありゃ?小さい...。
勝手な予想は見事に外れて・・・またまた40cm台。
しかし、この魚は絶対に捕らなければ・・・
魚は小さいが、かな~り慎重に対処する。
バシャ。
げげっ!
あれぇ~・・・???
今まで、こんなにバラしたっけ?
何でだ?・・・何かがおかしい。
いや、まてよ・・・1本目のバラシで完全に狂わされたのかも?
よし、次は普通にいこう。
な~んて思ってると、もうヒットすらしないんだろうなぁ。
さっきの魚がラストチャンスだったような気がする。
空はうっすらと明るくなり始めてきた。
ルアーを赤金に変えて、ブレイク狙いでキャスト開始。
沈黙の時間が過ぎていく。
グンッ!
ラストチャーンス!
バシャバシャバシャ!
ううっ、小さい。(笑)
今度の魚も40cmちょいの小型だが、これをバラしたら蟠りが残ってしまう。
何としても捕らなければ。
4時30分・・・ようやくバラさずに48cm。
その後も3本目を狙ってキャストするが・・・反応無し。
そして、午前5時・・・納竿、撤収。
で、大会の結果は?...というと、
魚を釣った方が88名中、38名。
その中でリミット3本揃えてきた方が7名。
上位入賞者のポイントは、中防、多摩川、荒川中流域。
え?・・・私?
9位でした...。