Home » Fishing Report » 2002 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2002.02.10
1月15日にアホな怪我をして以来、2週間程釣り不能モードに...。
暫く大人しくして・・・なんとか1月28日~30日までのマイナス20cm前後の干潮潮位に間に合わせて、釣り復帰。
この三日間は様子見釣行をした後、潮位が下がるのを待っていくつかのポイント探検。
普段、姿を現さない●●や■■、そして普段は行けない水深の所を散々歩き回っていた。
でも、平日の夜中に水の中をウロウロする姿・・・そして、フラッシュの嵐・・・
釣りをしない人が見たら、明らかに「危ない人」「不審者」だろう。
警察に通報されなくて良かった。
まぁ、それ以前に誰も居なかったんだけど。
逆に、こんな夜中の川筋に釣りもしないのに居る奴の方がよっぽど「不審者」かな?
そして2月1日~2日、昨年良い思いをしたポイントへ再び行ってみた。
しかし、今年は大方の予想通り・・・ほとんど反応は無かった。
でも、正直なところ内心ホッとしていた。
もしこれで今年も出てしまったら・・・多分此所は終わるだろう。
来年はない。
でも本心は・・・80UPはいらないが、60~70位の魚は釣りたかった!(笑)
考えてみると・・・丁度一カ月、魚を釣っていないし。
まぁ、良いか。(笑)
という訳で、この週末に合わせて仕事&雑用を終わらせ、本日久しぶりに釣行。
相変わらず長い前置きだ。
今日の釣行場所は千葉県の干潟地帯。
本当は先週末に行こうと思っていたのだが・・・腹が少々ゆるかったので、今日に延期。
腹がゆるい時のディープウェーディングはハッキリ言って無謀である。
まぁ、そんなことはどうでも良いか。
で、「久しぶりに探検しない?」...と、ヒロさんを誘って、17時半頃に現場到着。
取り敢えず、ウェーディング可能な潮位になるまで陸っぱり&スイムテスト。
5~6cmのイワシが大量に群れている場所があったが、ライズはない。
下で喰ってるのかな?
でもイワシは怯えた様子も無く悠々と泳いでいるので、まだ捕食者は回ってきていないのかな?
結局、陸っぱりの部は何の反応も無く・・・19時40分より入水開始。
今日は休日・・・多分、後から結構多くの人が来るだろう。
人の多い所で釣るのが嫌いなので、人の来られそうに無い場所へのルートを選択。
バレリーナ歩行(ライジャケの浮力を活かした爪先立ち歩行)でディープエリアをひたすら歩き、ポイントUに到着。
取り敢えず、水の様子を調べるためにkomomoをキャスト。
境目がわかったので、そこでちょっとだけヌルっとさせたら・・・いきなりヒット。
多分、ヌルっとさせなくても喰っただろうけど。
大したサイズじゃないが、目線に近い位置でのやり取りなので結構楽しめる。
結構太っている54cmのフッコサイズ。
沖で沢山喰ってきたのか?...元気が良く、そしてかなり肥えていた。
再び周辺の様子をスローな釣り方で探ってみる。
「スロー」と「ただ巻き」・・・
良く釣り場で「ただ巻きで喰いました?」と聞かれることがある。
この人の言う「ただ巻き」とはどういうものを指しているのだろう???
同じように、「スローで喰いました?」と聞かれることがある。
この人の言う「スロー」とは、どのくらいのスピードのことを指しているのだろう???
と、いつも考えてしまう。
まぁ、いちいち聞くのも面倒なので、大概「ええ。」と答えてしまう。(笑)
勿論、井戸端モードや休憩モード中に聞かれた場合は、少々補足を入れたりもするけれど。
で、数投目・・・
ほんのちょっと抜いてから、軽く張ったら・・・
目の前で・・・ゴンっ!
楽しい。
銀ピカ魚体のシーバス70cm。
この元気な魚とやり取りしている最中に、ヒロさんも45cmをゲットしたらしい。
その魚も銀ピカだったそうだ。
70cmを釣ったところで、本日のメインである「LKJ MINNOW SW160F」のテスト開始。
ちなみにこのルアーの製作意図は・・・
「小型魚はそうそう吸い込めない大きさと強烈な浮力」
「でもリップにより5cmくらい潜らせることも可能」...というもの。
ついでに微妙な重心バランスにしておいたので、ちょっと叩いてから強めに引けば、震えながら左右に大きくスライドさせることも可能。
取り敢えず、ヒットした魚は良型!・・・となる予定。
『HATTORIさん、本当にそんなルアー投げるの?(笑)』...と、ヒロさん。
「当たり前じゃん!絶対釣れるよ、コレ。だって俺が作ったんだから。(爆)」
『それで本当に釣ったら、大爆笑ですよ!』...と、ヒロさん。
「ヒットする魚のサイズ制限してるから、ヒットしたらデカいよ~!(笑)」
と言いつつ・・・まだ試作品なので、色々とテストしながらキャスト。
ただ、SGP86Lではキャストが辛い!ルアーが重すぎる!・・・竿が疲労骨折しそうだ。
そしてキャストする姿は、まるで鯉のぶっ込み釣りのようである・・・正に背負い投げ。
「HATTORIさ~ん!その投げ方、凄~く格好悪い!(笑)」.....ヒロさんの爆笑が木霊する。
構わずにぶっ込み釣りキャストを繰り返す。
毎回ルアーが着水する度に大きな水柱があがる。
まぁ、これは仕方がない。
ちなみに子供の頃、鯉のぶっ込み釣りに熱中した時期があるが・・・
その時の経験からすると、「水面に鋭角な着水」は魚を散らすが、「放物線を描いた着水(自然落下)」は逆に魚を寄せることが多い。
まぁ「鯉と鱸は違う!」と言われちゃえば、それまでなんだ・け・ど。
暫く何にも反応が無い時間が続く。
ただ、ヒロさんにも反応がないので、それほど気にはしていない。
ジョプッ!
おお~~~!!!ビックリしたぁ~~~!!
ルアーが目の前に来た時、突然水面が割れた。
その瞬間を見ていたヒロさん・・・
『マジかぁ~!そんなルアーに出るのかよ~!(笑)』
「そんなルアー」とは失敬な!(笑)
取り敢えず、魚は反応した。
ただ、今のは50半ば位の魚だったので、乗らなかった・・・のかな?
そういう事にしておこう。
再びキャスト開始。
暫くすると・・・
ジュボッ!
くぅぅぅ~!また乗らねえ~!今のは60位かな?(笑)
再びキャスト開始。
今度は数投目に・・・
ゴボッ!!!
「良し!今度は乗った~!良型、間違いな~し!(笑)」
で、「LKJ MINNOW SW160F」での初スズキは・・・
銀ピカ魚体の元気な72cm!
いやはや、最高ですなぁ~!
楽しすぎる!
ヒロさん、唖然。
でも・・・
本当は70でも吸い込めないようにしたかったんだけど・・・
まぁ、良いか。
再びキャスト開始。
すると・・・ズボッ!
くうううう~、乗らん!楽しい!
今のは60半ば位かな?・・・
再びキャストしていると・・・ジュボッ!
また60cm台だなぁ~!
楽しすぎ!
『どうなってんの?俺のkomomoやNightRaidやS-FOURには反応が無いのに...。
でも、はたから見てても楽しいね。当の本人はもっと楽しいんだろうけど。(笑)』
流石のヒロさんも驚きを隠せない。
でもって、またまた・・・ズボッ!
でも乗らない。(笑)
そんなこんなで、あっと言う間に22時になり・・・
潮位の問題もあるので、納竿・撤収。
まぁ、今日はたまたまこのルアーがハマっただけだろうけど、本当に楽しめた。
当たり前のことだけど、趣味は楽しまなくっちゃね。
競技じゃないんだから。
そして、自作ミノーの実釣テストは・・・
取り敢えず、70未満の魚は早々簡単には吸い込めないようなのでOKとしましょう。
なんて言ってると・・・40cm位の魚に喰われちゃったりするんだろうけど。