Home » Fishing Report » 2001 / バス釣行 » 2001.06.23
HATTORIさん、1回でいいですから芦ノ湖のバス釣りに一緒に行ってくれませんか...
一昨年からず~っと、何度も何度もKANZAKIさんに言われ続けていた言葉。
そうは言われても・・・
バス釣りをやらなくなってから、もう5~6年は経っている。
しかも、実際にやっていたのは2年程度。
その頃は、芦ノ湖はもちろん、富士五湖、千葉の亀山・高滝・野池、そして長野県まで・・・
トラウトのオフシーズンに、暇さえあればバス釣りに行っていた。
その後、トラウトとの両立は金銭的にも厳しい.....という理由で行かなくなってしまった。
で・・・
結局、KANZAKIさんの熱意に負けて・・・
「番外編 芦ノ湖のバス釣り」決行!
まぁ実際は、ワーム禁止になった芦ノ湖がどう変わったのか見たかった...というのもある。
ちなみに・・・
今日の私の役割は、KANZAKI様の「船頭&ポイント案内役」である。
午前2時、約束通りKANZAKIさんに迎えに来てもらい・・・と思ったら、迎えに来ない!
不安になって電話してみると・・・2/24のASDCの時にも聞いた「寝ぼけ声」が!
本人曰く...「い...いえっ!起きてました!ちょっと、遅れてまして。」・・・とのこと。
う~む・・・怪しい。(笑)
コンビニで食料調達をした後、一路芦ノ湖へ!
「HATTORIさん、寝てないんですよね......寝てて良いですよ。」
『いや、大丈夫だよ・・・あっ!KANZAKIさん、そこは左に!右に行ったら新橋だよ!』
確かに寝てないので、体が重い・・・
しかし、助手席で寝るのは運転者に失礼だ。
というのは建て前で・・・
もし私が寝てしまったら、一生芦ノ湖に着かないかもしれない・・・
見知らぬ土地で迷うのはイヤだ・・・
寝たら終わりだ・・・寝ちゃいけない・・・寝ちゃ・・・いけ・・・
「HATTORIさん...ここ、右でしたっけ?」
「HATTORIさん...ここ、右でしたっけ?」
「HATTORIさん...ここ、右でしたっけ?」
へ?・・・ここ・・・何処?・・・
えーと・・・あぁ・・・もう仙石原かぁ・・・
そこ、左・・・
ごめん、寝ちゃった・・・(笑)
4時半過ぎに芦ノ湖に到着すると・・・無風・ベタ凪。
風が吹いてたら、試しにニジマスを狙ってみようと思ってたのに・・・残念。
そして午前5時、期待と不安の入り混じった表情のKANZAKIさんを乗せて出船。
湖尻のボート屋の桟橋を見渡すと・・・
各店、ポツリポツリと出船しているくらい。
あれ?・・・今日って・・・土曜日でしょ?・・・
噂には聞いてはいたが・・・あまりに空いている・・・ガラ空き状態だ。
私の予想していた以上に「ワーム禁止」の影響は大きいようである。
みんな、そんなにワームで釣りたいのかな?
それとも・・・ワームじゃないと釣れないのかな?
使用OKのラバージグじゃ駄目なのかな・・・?
ちなみに・・・
バスはLKJの対象魚ではないので、ラバージグを使っても構わないことになっている。
もちろん、私は固いヤツのみで勝負。
そして・・・
なんと!KANZAKIさんもラバージグを持ってこなかったらしい!
実際は、今日のためにラバージグを買っておいたのだが・・・
急いで家を出てきた為、部屋に忘れてきてしまったそうだ...笑。(本人談)
先ず最初に向かったポイントは防ヶ沢。
KANZAKIさんは「SR-7」、私は「DOG-X Jr. COAYU」でシャローを中心に探っていく。
すると・・・
丁度、カケアガリの上あたりで・・・バシャ!
しかし!・・・乗らない!!!
くぅぅぅぅ!!!(笑)
やはりトップは楽しい!
その後、トップに反応が無くなってしまったので「T.D.MINNOW 95SP」をキャストしてみるが、反応無し。
横の岬で少しキャストした後、九頭龍に移動。
KANZAKIさんにカケアガリの位置と点在する水中障害物の位置を教えた後、カケアガリや水中障害物の上をCOAYUで探ってみる。
しかし、反応無し。
そこでMAGAYで一気に水中障害物を擦ってみると・・・
一発でヒット。
そして・・・
一応、坊主逃れの為、慎重にランディング。(笑)
HATTORI、41cmのブラックバスをゲット。
「いやぁ~、芦ノ湖のバスって綺麗ですね!カスミみたいに白っぽく濁ってないし!」
『さてと・・・次はKANZAKIさんが釣る番です!(笑)』
その後、COAYUで色々と探ってみるが・・・反応が無いので、亀ヶ崎に移動。
しかし、何故か魚の居る雰囲気が全くしない・・・ピンとこない。
そこで、すぐに諦めて水門に移動。
トラウトの時だったら絶望的な気分になるような湖面状態だが、バスだったら問題なし。
逆にトップ系で釣る楽しみが倍増する。
早速、COAYUを岸際にキャスト。
そして、最初の緩やかなカケアガリを通過した時、COAYUの後方で水面が盛り上がる!
ここで焦ってはダメ・・・
微妙な間をとってからの、次のワンアクションが大事!
そして、次のワンアクションを加えた直後に・・・
ジャブッ!
おしっ、乗った。(笑)
障害物に気をつけながら、慎重にランディング。
HATTORI、40cmの良く肥えたブラックバスをゲット。
『船頭の私がお客様を差し置いて2ゲットなどしてしまい・・・大変失礼致しました...笑』
「いやぁ~...私、トップで釣ったことがないんですよ~、トップでも釣れるんですね!」
トップで出た魚を見て、一気にやる気モード全開のKANZAKIさん。
早速、トップ系に交換してキャストを開始。
私もキャスト開始。
すると・・・再び私のCOAYUの後方に波紋が!
喰え!喰え!喰え~!!!
しかし・・・
後方から追ってきた2匹のバスは水中に消えていった。
少し間をおくため、他の場所にキャスト。
そして、再び先程のラインにCOAYUをキャスト。
すると・・・モワ~ン・・・モワ~ン・・・
ジャバッ!
くぅぅぅぅぅぅそ!乗らねぇええ!(笑)
「暫く休ませて、後でまた来ましょう。」という事で、立石湾に移動。
しかし反応無し。
樹木園、胴切りに移動しても反応無し。
『KANZAKIさん、そろそろ水門に行ってみますか!』
「そうっすね!」
ということで、再び水門に到着。
意地でもトップで・・・と、COAYUをキャストすると・・・
目の前を魚が通過!
あっ・・・ニジマスだ!
バスはKANZAKIさんに任せ、私はいきなりトラウトモード突入!(笑)
サイズは大したこと無いが、この時期にキャスティングで釣ってみたい!
すかさずタックルをトラウト用に換え、LKJ-85Fをキャスト。
しかし・・・現実はそうそう甘くは無い。
この時期、広い芦ノ湖の表層を回遊している極僅かな数の魚を・・・
無風・ベタ凪状態の中で、狙って釣るのは流石に無理である。(笑)
芦ノ湖恒例の霧が出てきた頃、KANZAKIさんは・・・
膝を抱えて、意気消沈?
単に爆睡している...との噂もあるが。(笑)
『KANZAKIさん、10時半だけど.....これからどうする?』
「撤収しましょうか・・・今日は無理な気がします・・・」
という訳で・・・10時半、納竿・撤収。
KANZAKIさん・・・まぁ、今日は仕方ないでしょう。
他のボートの人達が釣ったところに一度も遭遇していないくらい揚がってないし、
やまびこの他のお客さんもみんな坊主だったって、おばちゃんが言ってたし。
でもまぁ、たまにはハード系オンリーのバス釣りも良いでしょ?
色々考えるし。
来年、また付き合ってあげましょう。
もちろん、船頭&ポイント案内役として。