Home » Fishing Report » 2001 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2001.05.03
◆5月3日 19:00-22:00
19時から22時鶴見川へ。
行ってみるとソコリの時間帯で.....こりゃダメだなと思いつつも、やってみなきゃ分からない!という訳で開始。
エスフォー・BORA-Xとローテーションするも全く無反応。
対岸に先行者がいるので様子を見ながら釣っているが一向に釣れている気配も無い。
移動しながら探っていく。
岩礁ポイントは干上がってしまっている。
たまにあたるのは底で、ボラのスレすらない。
21時をまわり、ようやく潮が上げてきたので初めのポイントへ戻った。
エスフォ・BORA-X・ミミックミノーと徐々にレンジを下げてみるがやはり無反応。
もうダメだな・・・。
と先日280円で買ったレッドフィン12CHをテストしてみることに。
するとビックリ。
全然潜らなくて、背中を出しながら引き波を立てて泳いでいる。
こりゃいけるなぁ・・・
などと思い、何度か引いて泳ぎを見ていたら、突然ポンと水柱が上がり次の瞬間エラ洗いするシーバスが見えた。
”おっと来ちゃったよ!”
元気に抵抗するが、難なくハンドランディング。
21:22、50cmのシーバスをゲット。
すっかり気をよくしてその後しばらく続けたが、シーバスのアタリは無かった。
なんともいえないなぁ・・・
ボーっと考えながら帰途についた。
明日はどうだろうか。
◆5月4日 04:00-09:00
午前4時・・・寝坊して鶴見川へ。
鯉の餌釣りのおじさんたちがポイントを占領して釣りにならない・・・。
仕方なくあちこち探ってみるが全く反応無し。
エスフォーもBORA-Xも、それからレッドフィンもダメ。
次第に明るくなり、背後の緑地で子供たちがキャッチボールをはじめ・・・
どう考えても釣れそうになくなってきた為、納竿とした。
寝坊はまずかった・・・
明日に賭けてみることとする。
◆5月5日 04:00-07:00
午前4時~7時半・・・鶴見川へ。
また出遅れてしまった。
釣り場へ着くと魚っ気多く釣れそうな雰囲気。
迷わずレッドフィンを投げる。
沖めでボイルらしきものも見える。
しかし如何せん固定重心のため届かない。
移動しながら探るがルアーに反応は無い。
そのうち鯉の餌釣りのおじさんが来はじめた。
”ドボン!!”と物凄い音を立て吸い込み仕掛けを投げ始めた為、あえなく退散。
思い切って上流のポイントへ移動。
空も明るくなってきたため、ルアーをアスリート7Sサバに交換してキャストする。
ルアーを引きながら川面を見ていると、小魚が飛び散るように水面から跳ね、そこにセイゴが飛び出した。
”ああ、いるんだな。”
期待を持ってキャストし続けるが、なかなかあたる気配は無い。
カウントダウンをし、徐々にレンジを下げ探っていく。
空もとうにあかるくなり、今日もまたダメかと思った頃・・・
突然ロッドに衝撃が走った。
ひったくるようなアタリとともに、一気にラインが出され、強めに締めてあるはずのドラグが鳴った。
”きたっ!”
全くこちらを向く気配も無く、激しく岸と平行に走り出した。
もう少しで葦原に突っ込まれるところで急に方向を変え、今度は沖に走った。
”こりゃ半端じゃない!!”
必死にロッドを立て応戦する。
散々ラインを出したところでようやく止まった。
ポンピングをしながら寄せにかかる。
”ばれるなよ~!”
時折、思い出したように走り出しヒヤッとさせるがようやく至近距離に近づいてきた。
が、・・・”???”
褐色の大き目の尻尾が見える。
”なんだ。やっぱりシーバスじゃないよ・・・。”
06:17、ゲットしたのは丸々太った鯉...68cmだった。
二代目外道王の悲しい宿命か。
少ない釣行回数の中、確実に外道種目を増やしつづける。
その後もシーバスのアタリは無く、がっくりと肩を落とし、帰途に着いた。