Home » Fishing Report » 2001 / 陸っぱりシーバス釣行 » 2001.02.11
今日は下げの荒川を狙って釣行。
19時半に荒川に到着。
しかし水面状態が私の理想の状態になっていない。
今から余計なプレッシャーをかけても仕方ないので、キャストしないで座り込む。
水面をジーっと見つめながら、ひたすら座り込む・・・
はっきり言ってアホである。
もちろん、今キャストを開始しても釣れるだろう・・・
ある程度のサイズなら。
しかし、良型は出ない!
このポイントでの最大級の魚は出ない!
と、勝手に思っている。
とにかく・・・
小さい魚を掛けることによって、ポイントを荒らしたくないのだ。
まぁ、これは私の勝手な思い込みであって、根拠は今までの貧弱な経験だけ。
でも、信じることは実践するべきだ。
誰にも迷惑かけていないんだし。(笑)
「ド素人が何言ってんだ!勘違いも甚だしい!」と思われるかもしれないが、
私にとっての釣りとは「いかに自己満足できるか」の一言に尽きる。
では、自己満足を大きくする要因とは何か?
それは自分なりの勝手な想像と思い込み。
そして、色々な「勝手な想像と思い込みが」が積み重なれば積み重なるほど、釣った時の喜びも比例して大きくなるのである。
ちなみに私の言う「勝手な想像と思い込み」とは・・・
ちょっとした疑問を自分なりの想像と貧弱な経験から推測し、そして何度も実践してみて感じたことを指している。
また、「勝手な想像と思い込み」の良い所は「断定」と違って常に修正できることである。
まぁ逃げ道とも言うが。(笑)
とにかく、私は何事においても「断定」することが嫌いである。
「断定」に未来は無いのであって・・・
然るに、一見偶然と思われることが必然となる可能性を・・・
え?くどい?・・・
意味不明?・・・
すいません・・・
では続きを。(笑)
しばらくボケーっと水面を見つめていると・・・
「どうですか?」と、一人の釣り人がやってきた。
「まだ投げてないんです。」と答え、そのまま井戸端モード。
すると、この方がおかずさんと判明。
しばらく、おかずさんと井戸端しながら水面を見ていると・・・
ようやく私の理想の状態になってきた!
でもまだキャストはしない。
今日の潮だと、15分位はポイントを暖めなければ・・・
ポイント熟成。
何のこっちゃ?
そしてようやくキャストの時が来た。
時計をみると、20時20分・・・
あれ?50分もボケーっと待ってたのか・・・
ちなみに、散々待った挙げ句、良し!とキャストしても何も反応が無いこともある。
自然は私の小さな頭で「理解」できるほど甘くはないのだ。
だから余計に楽しかったりする。
でも、至極単純な、絶対的なことほど理解するのが難しいのは何故だろう。
難しく考えようとしてしまうから?
本能の退化?
きっと、頭で考えようとせずに、体で感じるようにすれば、簡単なことなのかも。
まぁ、自然界においては「理解する」という言葉自体、全く意味を持たないのかも。
「潮」「時間」「月齢」「季節」「世紀」・・・
様々な言葉たちは、所詮人間が無理やり「理解」しようとして作り出したものなのだから。
言ってみれば「虚」であり、「虚構の世界」なのである。
そして日々の生活の中で、その虚構の世界に戸惑い、歓喜し・・・
本質を見失っていく。
まさしく「愚」。
えっ?・・・
また話が逸れている?・・・
しかも、くどい?・・・
すいません・・・
では続きを。(笑)
そして、集中力を高めて、キャスト開始。
1投目・・・
反応無し。
2投目・・・
強風にルアーが巻き込まれ、ミスキャスト。
もちろん反応無し。
3投目・・・
今度は予定通りの着水・・・
そしてヒットポイントを通過して・・・
ゴンッ!!!
おりゃ!
ジジ・・・ジジジ・・・
乗ったぁ~!!!
結構パワフルな引きに、期待は高まるが・・・
ちょっと軽いかな?
しかしパワーは超1級!
荒川の流れにものって、走る走る!
楽しい!
そして、慎重にロープやらブレイクやらをかわして・・・
無事ハンドランディング成功。
20:25、76.0cmのシーバス。
この1本は本当に嬉しい!
最高だ!
待った甲斐があった!!!
気持ちは80UPを狙っていたのだが、76cmでも良しとしよう。
とにかく嬉しい1本だ!
スーパー自己満足モード突入。
このポイントはこれで終了し、今度はシャロー狙いのポイントに移動。
もちろん先程のポイントでもまだ釣れるだろうが、この魚よりも大きい魚は出ないだろう。
この魚が本命ヒットポイントではなく、違う所で出たのなら話は変わるのだが・・・
モロ本命のピンポイントで出てしまったので・・・
このポイントは終了なのである。
※注:これも私の勝手な思い込みですので、お気になさらずに。(笑)
で、シャローポイントは?というと・・・
私の考えているこのポイントでの時合まで1時間もあるので、様子見の3投で諦めて別のポイントに移動することに。
最後のポイントに到着すると・・・
すでに5、6人の先行者が・・・。
今日の時合まで静かに待っていようと思ったが・・・
これでは意味がない。
今日は帰ろうか?
それとも待つか?
取り敢えず様子を聞いてみよう。
で、先行者の方々に様子を伺うと・・・
ダメらしい。
やっぱり帰ろうかな?・・・
でも、これからだしなぁ~・・・
どーしようかな~・・・
いかん!完全に集中力が切れてしまっている。
で、そのままウダウダと何となくキャストしてみたが・・・
相手をしてくれたのは、58cmの可愛いサイズ。
やはり集中力が切れた時点で勝負は終わっていた。
で、結局・・・
これからベストタイムになるであろうポイントを諦めて納竿するという・・・
とっても中途半端な、モヤモヤの残る釣行となってしまった。
う~ん・・・
意味のない無駄な時間というのはこういう時間のことを言うのだろう。
次回からは集中力が切れたら、さっさと帰ることにしよう。