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◆2024年12月18日(水)釣行初日
今回は自走で神戸港まで。
東京からだと大体530キロ。
まあ、爆弾低気圧さえ来ていなければ、自走の方が暇な時間は少ないかも。
神戸港を19時過ぎに出港。
そして、翌朝8時過ぎに宮崎港に入港。
朝起きたらもう宮崎、というのは有難い。
とりあえず、ポイントの下見を開始。
先ずはポイントZに直行。
一年ぶりの挨拶をしたあと、Pへ移動。
丁度、大迫さんが来たので、暫く井戸端モード。
その後、墓下、KDDIの様子を見に行ってみる。
そしてKDDIで子犬のフンを踏む。
マジか...
幸い、かすった程度だったので大事には至らず。
13時半頃からZでキャスト開始。
暫くモンスターショットで探っていると、グチが当たり出した。
で、お約束のグチスレ。
これがあるとやる気倍増。
水面にはサッパらしき小魚が群れている。
捕食者が回ってこないかなぁ。
モンスターショットからアスリート12SSP に交換して少しスローに探っていく。
ゴツゴツ!
あっ、またグチが掛かっちゃった...
ロッドを寝かせて、ゴリ巻きで回収。
波に乗せてズリ上げると...
あれ?
波打ち際でビタビタ暴れているのは、40半ば程度のヒラメ。
完全にグチスレだと思ってた...。
再び12SSPで探っていると、かなり沖目でヒット。
今度はグチスレでは無さそう。
ヒラメっぽいけど、今度はグチだったりして。
上がってきたのは、55cmのヒラメ。
これはチョット嬉しい。
16時頃になるとグチの反応も、水面を騒がせていたサッパの群れも移動してしまった。
様子見で夕マズメまで探ってみたが反応無し。
17時半、納竿・撤収。
◆2024年12月19日(木)釣行2日目
午前6時に宿を出る。
気温は2度で結構寒い。
今日は午後から強風予報なので、午前中勝負になりそう。
ポイントまでノンビリ歩いていると、東の空が薄っすらと明るくなってきた。
12月に入ってから調子が良いだけあって、流石にサーフは混んでいる。
それでもキャスト出来るところは結構ある。
6時半過ぎからキャスト開始。
水は良い感じになっているので、12SSPでスローに探っていく。
グチは当たらないが、サッパの群れが水面をザワつかせている。
少しずつ北へと移動しながら、空いている所を探っていく。
ちなみにここ数日は南側が好調のようで、釣り人も南側に集中している。
ドスっ。
ヤベっ。
重量級とのファイト。
腕が疲れる。
10分ほど格闘の末、何とかツバクロエイをズリ上げてルアーを外す。
そしてリリース。
運動不足なワタクシ、もう腕パンパンです、ハイ。
腕を休めつつ、周囲を観察。
水の感じから、入れたら良いなぁ...と思っていた場所が空いたので移動。
そして、一投目。
底をとってから、ふわ~っとしたスローアクションで探っていく。
ゴツっ!
おっ、ヒラメかな?
しかし、重さもパワーも違う「あの引き」がロッドをブチ曲げる。
そしてオオニベ特有の首振りタタキ。
ただ、重さからするとそこまで大きくはない?
先ほどのツバクロエイとのバトルで疲労した腕に再び重たい負荷が掛かっていく。
嬉しい疲労?
ラインカッターのような太刀魚の群れも抜けているので、安心してやり取り出来る。
そして、波に乗せて無事にランディング。
105cm のオオニベ。
今年もオオニベの顔を拝めて最高な気分。
ヤハリ、アレルマエハ、ハズセナイ。
丁度、ファイト中にサーフに下りてきた柳瀬さん、川端君と暫し井戸端。
どうやら川端君、俺のファイト中に「バラセ~!バラセ~!」と念を送っていたらしい。(笑)
まあ、そういう時はバラさないものです。
キャスト再開。
荒れる前の更なる捕食に期待。
勝手に期待。
10時過ぎになると北北東の風が強くなってきた。
そして予報通り波が高くなり、海面にウサギが跳ね出した。
コリャ厳しい。
10時半、納竿・撤収。
明日は釣りになるのかな?
というか、ヒラメもオオニベも釣ったので、もう明日帰ろうかな。
◆2024年12月20日(金)釣行3日目
午前6時前に宿を出る。
気温は3度。
かなり肌寒い。
昨日と同じ駐車場所に車を停めて、ポイントまでノンビリ散歩。
運動不足の身体には良い運動。
まだ暗くてハッキリ分からないが、波の間隔が短く、波足もかなり長いようだ。
とりあえず様子だけでも見ておこう...
ということで、ポイントを目指す。
ポイントに到着すると、釣り人はかなり少なめ。
良いところが空いていたので、そこに入ってみる。
暫くの間、キャストせずに波の様子見。
風は北北東。
午前7時になったところでキャスト開始。
潮は横に流れていて、ルアーもラインも左から右へ。
結局、1時間程で納竿・撤収。
ヤバイ...昨日のオオニベで満足して、既に消化モードに入ってしまっているカモ。
まだ先は長い。
どこかで気分を入れ替えなければ。
さて、明日は土曜日。
多分、激混み...。
入るところ、あるのかな?
◆2024年12月21日(土)釣行4日目
今日は午前7時にポイントへ。
海の状況は昨日と変わらず、波高で波足も長い。
所々にサラシができて、ヒラスズキが出そうな雰囲気。
Zの南側からキャスト開始。
海の状況が悪いせいか、思ったよりも釣り人は少なかった。
それでも、かなりの数だけど。
グチやサッパの反応は無いが、ヒラスズキのチェイスはかなり有る。
ただ、ルアーにアタックはしてくるが、上手くフッキングしない。
これはこれで面白いので、少々ムキになって手前の魚を狙ってみたが....完敗。
周りでは何本かヒラスズキが上がっている。
下手くそなワタクシ。
休憩しつつ、波の合間を狙ってキャストしていく。
結局、12時前までノンビリ探ってみたがダメ。
明日も状況は厳しいかな?
まあ、それはそれで。
◆2024年12月22日(日)釣行5日目
午前7時からポイントZに入る。
まだウネリが残っていて、波も厳しい状況。
とりあえず、様子見でキャスト開始。
実際に探っていくと、昨日よりは全然マシな状況。
暫くすると、手前でグチがあたり出した。
これは回復の兆し?
やる気満々で探っていく。
しかし、それで釣れるほどオオニベ釣りは甘くない。
結局、可愛い子ニベ達に遊ばれ終了。
海の回復具合からいって、明日はチョット期待。
◆2024年12月23日(月)釣行6日目
今日も午前7時からポイントZでキャスト開始。
気温は0度でかなり肌寒い。
それでもサーフには既に大勢の釣り人が並んでいる。
綺麗な朝焼けを目の前に、色々と探っていく。
時折グチの反応があるが、大きな群れという感じでもなく、直ぐに抜けてしまう。
9時になったところで、トイレがてらポイントPに移動。
とりあえず、端から端まで叩いてみるが、ベイトっ気はゼロ。
しばらく大迫さんと井戸端したあと、再びZに戻る。
しかし、Zで待っていたのはオオニベではなく、ツバクロエイ。
相変わらずの重量級。
ヘトヘトになってリリース。
結局、何もドラマが無いまま、14時過ぎに納竿・撤収。
明日はどうなるのかな。
◆2024年12月24日(火)釣行7日目
今日は宿で朝食を食べてから出撃。
午前9時頃からポイントZに入ってみる。
サーフに降りて、毎日早朝からキャストしている高山さんと井戸端。
どうやら今日は海の状況が良いらしく、ベイトも多数群れていて沖目では青物がサッパの群れを喰い上げていたとのこと。
期待しつつ、キャスト開始。
すると、早々からグチが当たってくる。
またグチか...と思ったら、極小ニベ。
流石にニベはスレではなく、ルアーを喰ってくる。
遠くではヒラメが上がっている。
海の雰囲気は今シーズン一番と言っても良い。
しかし、肝心のオオニベは上がっていない。
強烈にロッドが曲がっていても、それはツバクロエイの仕業。
私も例外ではなく、ツバクロエイの餌食になる。
14時過ぎになると、再び沖目で青物が水柱を上げ始めた。
これは期待できるかも。
しかし、喰ってくるのは子ニベちゃん。
5倍くらいの大きさに育ったらまた喰いついてくださいませ。
隣でキャストしていたあやのんちゃんにヒラスズキがヒット。
で、私には...子ニベちゃん。
このサイズでも結構引いたりする。
将来有望。
残り時間も迫ってきた頃、フルキャストした沖で重量級がヒット。
マジか...。
ヒットして直ぐにツバクロエイだと分かったので、ワクワク感もドキドキもなく、ただひたすら重量級の回収作業。
寄せては沖に走られて...の繰り返しで、なかなか上げられない。
波に乗せて何とかズリ上げた重量級ファイター。
腕はパンパン、気力も奪われたので、17時に尻尾を巻いて退散。
これだけベイトもツバクロも入ってきているということは....明日は良いかも。
◆2024年12月25日(水)釣行8日目
今日も宿で朝食を食べてから出撃。
9時からポイントZに入る。
朝組が帰って少しは空いているかと思ったが、中央周辺はキャストスペース無し。
混雑は嫌いなので、南側へ移動してキャスト開始。
グチの反応は無く、サッパも確認できない。
北側の岬の左側では頻繁にグチがスレ掛かっているが、コチラまでは回ってきていない様子。
2時間ほど探ってみたが、グチスレが一回のみで何も起こらず。
グチの群れが溜まっているところでキャストしていた昭次さんに状況を聞いてみると、グチはいるけどニベは居ない...とのこと。
周りでもニベは掛かっていない様子。
12時前に一旦車に戻り、食事タイム。
俺が時合い。
釣果が無くても腹は減る。
暫く休憩した後、再びポイントZへ。
幸い、駐車スペースは空いていた。
ポイントも空いてると良いんだけど...。
14時になったところで準備をしてサーフへ。
比較的空いていたので正面に入る。
キャストすると早々にグチがあたり、ベイトとしては良い感じ。
ただ昨日よりは全体がおとなしい気がする。
グチスレやシタビラメ以外では誰のロッドも曲がらず、時間だけが過ぎていく。
16時頃になると潮がスカッスカになってしまい、かなり厳しい状況。
最後の最後まで粘ってみたが、全く状況は変わらず。
17時半に納竿・撤収。
できれば年内にもう一山欲しいところ。
我儘放題。
◆2024年12月26日(木)釣行9日目
朝から小雨。
宮崎に来て初めての雨。
今日は午前中は観光モード。
14時半過ぎにポイントZへ。
朝から叩いている釣友に状況を聞くと、パッとしない...とのこと。
時折、グチが当たるので期待しつつ探っていく。
しかし、誰のロッドも曲がることなく陽は沈む。
17時半、納竿・撤収。
◆2024年12月27日(金)釣行10日目
今日は10時にポイントZへ行ってみる。
状況を聞くと、1時間ほど前に一本上がったらしい。
10時出勤なんてしてる場合じゃない?
良いんです。
とりあえず、北側から南へと探っていく。
北側には太刀魚が居たが、そこ以外は全く生命感が無い。
中央辺りに来るとグチが当たり始めた。
サイズも悪くない。
コイツを喰いに浅場に来ないかな。
でも、反応してくれたのはエバだけ。
小さいけれど今シーズンの初エバということでOKでしょう。
17時頃になると、やや北寄りで小ニベが当たりはじめた。
しかし、親玉は来ず。
17時半過ぎに納竿・撤収。
明日から年末年始の休みで激混みでしょう。
車、停められるかな?
◆2024年12月28日(土)釣行11日目
久しぶりに午前5時半過ぎに宿を出る。
そして遠くのパーキングに車を停めて、20分ほどお散歩。
6時半過ぎからキャスト開始。
中央付近から北側までは激戦区なので、南側でノンビリ探っていく。
時折、サッパは湧くがオオニベやヒラメの反応は無い
グチは気配すら無い。
移動しながら探っていくと、ゴツゴツっ...というヒラメっぽいアタリ。
しかし、フッキングはしなかった。
現在、日本列島に寒波が押し寄せているらしいが、ここ宮崎サーフは暑いくらいの天候。
11時になったところで食事休憩のため、一旦車に戻る。
14時半から再びポイントへ。
サーフから戻ってきた釣友に状況を聞くと、厳しい!とのこと。
キャストを開始すると早々に小ニベがヒット。
現在、このエリアにグチの反応は無く、極たまにサッパのナブラが沸く感じ。
そのサッパのナブラにサゴシが突っ込んで行くのが見える。
移動しながら探っていると、最後の最後にようやくヒラメがヒット。
しかし...目の前で痛恨のバラシ。
まあ、仕方ない。
17時半、納竿・撤収。
◆2024年12月29日(日)釣行12日目
今日も午前5時半過ぎに宿を出る。
そして駐車場所から約20分のお散歩。
気温は0度、今シーズン一番の冷え込み。
ポイントに到着すると、既に凄い数の釣り人がサーフを埋め尽くしている。
まあ、正月休みはこんなもんでしょう。
とりあえず、空いている場所でキャスト開始。
グチの反応は無く、時折サッパが沸いている。
移動しながら空いているところでキャストしつつ北上していく。
中央に近づくにつれて釣り人の間隔も狭まり、当然ながら入るスペースは無い。
しかもヒラメが数枚上がっているので皆さん真剣モード。
一気に北上してキャスト開始。
一番端まで来ると流石に空いている。
おまけにグチ絨毯...というくらい、グチが群れている。
なるべく掛けないように注意するけど...掛かってしまう。
サイズは30cm近くあり、なかなか大きめサイズ。
オオニベの回遊を期待しつつキャストしていくが、喰ってくるのは極小ニベだけ。
このサイズでは此処に溜まっている大きめのグチは喰えないでしょう。
昼過ぎになったので一旦車に戻って休憩しようと思ったが、ここまでグチが群れていると離れられなくなってしまう。
こうなったら、オオニベが回って来るのか来ないのか確かめよう...
ということで、そのまま続行。
なんだ?
初めて見る謎の魚が引っ掛かってきた。
河崎さんに聞いてみると、ツバメコノシロとのこと。
大谷さん曰く、遠州ではアゴナシと呼ぶらしい。
結局、休憩せずに夕方近くまで様子を見てしまった。
その間、グチ絨毯は続いていて、逃げるまわる様子も全く無かったのでオオニベの回遊は無かった...のかな?
まあ、あったのかもしれないけど、ワカリマセン。
そのままサーフをノンビリ歩いて駐車場所まで長距離お散歩。
流石に疲れます。
まあ、日頃の運動不足の解消...ということで。
◆2024年12月30日(月)釣行13日目
今日は7時過ぎからポイントへ。
Zの駐車場所は空いてないと思うので、いつもの駐車場へ。
昨日かなり歩いたので、今日は一番南側で体力温存。
水の感じが良さげなところを叩いていくが、全く反応無し。
少し沖目では極稀にサッパが沸くが、追われている様子はない。
10時になったところで一旦車に戻る。
昼過ぎに車でZの駐車場所に移動して、13時過ぎからポイントへ。
毎度お馴染み、ウチワザメ。
運動がてら最北まで歩いて様子見。
昨日よりは少ないがグチがいたので全体的に探ってみる。
ん?
なんだ?
ブレイクラインで微妙な重さの何かがフッキングして、波に乗って泳いでいる。
大き目のシタビラメかな???
え?...石?
どうやら石の表面の僅かな穴にフッキングしたらしい。
しかも石の形状から、波を受けて生き物のようにスイミングしていた様子。
マジか...。
暫く休憩した後、高山さん、河崎さんと井戸端しつつ並んでキャスト。
すると、かなり沖目で何かがヒット。
感覚としてはヒラメのケツ掛かりのような引き。
上がってきたのは56cmのヒラスズキ。
かなり肥えていて旨そうだったので高山さんにプレゼント。
その後、横風が更に強くなってしまったので、16時過ぎに納竿・撤収。
明日は大晦日。
最後にドラマはあるのかな?
◆2024年12月31日(火)釣行14日目
今日は7時過ぎに宿を出る。
当然、ポイントは満員御礼状態で...
と思ったら、たまたま良いところが空いていたのでそこに入る。
周りを見渡しても、グチは掛かっていない。
サッパの群れも今のところは気配無し。
気温は10度もあり、ポカポカ陽気。
暫く様子を見ていると、沖目に小規模なナブラが立ちはじめた。
しかし、全く反応無し。
その後も移動しながら探っていくが、魚が出る雰囲気が感じられない。
今日はもういいかな。
午前10時、2024年完全納竿。
駐車場所まで長距離散歩をしていると、無心でキャストする別府さんを発見。
男泣きのへのカウントダウンは始まってる?
駐車場でタックルを片付けていると、突然Taroちゃん登場。
たった今、到着したとのこと。
今秋に初アカメを手にした勢いでオオニベも!
さて、2024年の釣行はこれにて終了。
2025年はどんな年になるのかな。
【後半戦 2025年1月】へ続く。