Home » Fishing Report » 2010 / 岩魚釣行 » 2010.04.04
早いもので、もう四月。
ということで、今年も岩魚探検へ。
今年は雪が多かったそうなので、スリップに気をつけながら山道を走る。
そして午前4時に現地に到着。
気温はマイナス4℃。
昨年よりも雪が多く、雪の斜面を緊張しながら歩く。
歩ける幅が1mに満たない場所もあり、もし足を滑らせたら30m以上の崖を転がり落ちることになる。
滑落したら・・・THE END。
ただ、今年は一番辛い崖下りポイントに雪が殆ど無かったため、その点ではかなり楽であった。
午前5時、本年の岩魚探検スタート。
かなり防寒対策はしているが、足先が寒さでジンジンして痛い。
最初のポイントでキャストを開始。
このポイントでの気温はマイナス6℃。
あっという間にガイドが凍り、リールのローラーも凍りつき、おまけにラインも凍ってしまった。
毎回毎回、氷を溶かしてからキャスト。
アクションしている間にリールが凍ってしまい、動かなくなることもある。
早く、気温が上がってくれ.....と願いながら、それでもキャストを繰り返す馬鹿2人。
結局、最初のポイントでは、KONNOさんのLKJ-130F銀箔GOLDに反転が1回のみ。
そして、次のポイントへ移動。
徐々に陽が差し始め、気温も若干だが上昇しはじめている。
相変わらず、ガイドとローラーは凍ってしまうが、先程に比べると、少しは楽になってきた。
完全に陽が昇ったところで、別々に探検開始。
水はかなりクリアーで、水深が2m近くあるところでも30cmくらいの水深に見えてしまう。
全体の水量は予想していたよりも若干多かったので、私はバックウォーター等の流れの変化をメインにキャストしていく。
しかし、反応はない。
感じとしては、魚が居ておかしくないポイントだが・・・魚は出てこない。
水温の関係?...ベイトの関係?...時間的な問題?...
今日は、一番条件の良さそうなところで、水温が上がってから魚が回ってくるのか確認するため、粘ってみることに。
雪崩に注意しながら、間をあけてキャストしていく。
結局、その間の魚の反応は、40前後の1反転のみ。
KONNOさんが戻ってきたので合流。
昨年のように、大爆釣してるのかな?
しかし、KONNOさんも「全くダメ」とのこと。
しかも、キャストしている最中に、突然フェンウィックのロッドの継ぎ目が折れてしまったらしい。
結局、その後も全く反応が無く、最後は「困った時の最後のポイント」へ移動。
しかし、そこでは・・・二人ともチビサクラに遊ばれただけ。
そして時間になったところで、納竿・撤収。
昨年の初回はKONNOさんがワンチャンスをモノにして大爆釣したが、今年は二人ともそのタイミングを外してしまったのか?
うーん、難しい。
だから面白いんだけど。
簡単に釣れたら、安易な釣りになってしまうだろう。
でも、ここでのスタイルは、徐々にだが固まりつつある。