Home » Fishing Report » 2008 / 岩魚釣行 » 2008.05.24
本日は岩魚探検に単独釣行。
本当は中禅寺湖に行こうかと思ったのだが、まだミノーが修理中のため岩魚探検に。
午前5時・・・無風の中、出船。
しかし、水面を木の葉や枝、丸太などが埋め尽くしていたため、低速でしか移動できない。
普段は船が通れる程度の漂流物のない筋があるのだが、今日は一面漂流物だらけ。
岸際も漂流物だらけなのでキャスト出来ず、叩ける場所を探して朝から迷走。
結局、叩ける場所が見当たらなかったので、7時になったところで睡眠休憩。
仕事が終わってから寝ないですぐに出発したので、流石に眠い。
ZZZzzzzzz......
11時半過ぎに目を覚ますと、ボートの位置は殆ど変わっていなかった。
未だに無風状態が続いているようだ。
再び迷走していると、沖目に漂流物の無い筋がある場所を発見。
木の葉や枝などのゴミ筋沿いにキャストして叩いてみる。
ググンっ!
数投目にゴミ溜まりの中から岩魚が飛び出してきて、LKJ-130Fに喰いついた。
前回とほぼ同サイズの42cmの岩魚をランディング。
今日は坊主を覚悟していただけに、このサイズでも十分嬉しかったりする。
その後、流れ込みなど、叩ける場所を探して迷走する。
そして、僅かに叩けるスペースを強引に叩いていくが、反応無し。
16時過ぎに雨が降り出したが、風が吹く気配は無い。
前回、サクラ祭のあったポイントで祭待ちをしてみるが、今日は祭日では無いようだ。
その後も叩ける場所を探して叩いていく。
しかし、沢系ポイントで先程と同サイズの岩魚が反転したのみで、それ以外には姿無し。
今日はエンジンの調子が悪いので17時半に納竿し、早めに桟橋へ戻ることに。
ところが、あっという間に濃霧に呑み込まれてしまった。
これは、マズイ。
記憶を頼りに、ゆっくりと船を進めていく。
間違って沢に入ってしまったら、行き止まりなうえに、タイムロスにもなってしまう。
ここは完全な山奥で、灯りもなければ携帯の電波も届かない。
暫く走っていると、今度はエンジンが止まってしまった。
悪戦苦闘して、何とか再スタート。
気が付けば、辺りは暗くなっている。
冷や冷やドキドキ、ゴミを掻き分けながら走っていく。
幸い、濃霧からは解放され、山の上の輪郭が見えるので、先程よりは方向が分かりやすい。
しかし、あっという間に陽が沈み、完全に真っ暗になってしまった。
どこまでが水面でどこからが岸なのか全く見えない状況の中、ヘッドライトの灯りだけを頼りに進んでいく。
何度も流木に邪魔されながらも、何とか開けた場所に到着。
此処まで来れば、もう迷わずに戻ることができる。
そして、違った意味でドキドキのアドベンチャーは終了。
無事、桟橋に着いて、大きな安堵のため息。
次回は中禅寺湖に釣行予定。
果たして、無理矢理修理したミノーは保つのか?