Home » Fishing Report » 2008 / 岩魚釣行 » 2008.04.13
毎週、約1000km近い道のりを、
日帰り?で釣りに行く馬鹿2名。
0泊3日。
というわけで・・・
今週も先週と同じく、KONNOさんと雪山大岩魚探検釣行。
高速道路をひたすら走り、高速を降りてからは山道をひたすら走り・・・
現地に到着すると、かなりガスっていた。
少し休憩したあと、先週と同様に重い荷物を担いで真っ暗な道を歩き、最後の難関である崖下り。
この時点でかなり体力消耗。
午前5時半、準備を済ませて出船。
取りあえず、白い方へと向かう。
立ち木に注意しながら30分くらい走り、本日最初のポイントに到着。
水位は先週よりも5mほど上昇している。
ここはバックウォーターから岩盤へと続くエリア。
叩きはじめて早々、KONNOさんのLKJ-130Fに岩魚がヒット!
そして、56cmの大岩魚をランディング!
朝一早々にこの1本が出れば、気分は最高だろう。
しかし、それ以降は反応がないので、少しポイントを移動。
今度のポイントはかなり水量の多いバックウォーター絡みのポイント。
地形の関係もあって、ボートが激しいバックウォーターに吸い込まれていく。
そこで、私は操船に専念。
狙いたいポイントにキャスト出来るように、流れに逆らってボートを寄せていると・・・
KONNOさんのロッドが曲がった。
LKJ-130Fに喰いついた魚は結構良いサイズ。
ボートを安全な流れに乗せて、ネットを構えてKONNOさんを見守る。
体高があり、完璧な魚体の58cmの大岩魚を無事ランディング!
この魚は惚れ惚れするほど良い魚である。
今日開拓しているポイントは同じエリアから数尾出てくるタイプのポイントではなく、一番条件の良いところに、そのエリアで一番強い魚が着いている...という感じがする。
実際はどうなのか分からないが。
水は先週よりも若干濁っている。
今週降り続いた雨で、かなり雪解け水が入っているようである。
その後も移動しながら叩いていくが、反応のない時間が過ぎていく。
朝から空を覆っていた雲がなくなり、日差しが強くなってきた。
今日もKONNOさんの船頭で終わってしまうのかな?(笑)
探りたいところは色々あるので、私はボートを降りて沢登り探検開始。
暫く歩いていると、流れが絡み合うポイントを発見。
ミノーを泳がせると、見た目では分からない流れの変化が良く分かる。
ゴンっ!!!
ドボっ!ドボっ!ドボっ!
私のLKJ-130Fに良型岩魚がヒット。
重みを堪能しつつ、慎重に寄せて・・・
取りあえずの目標であった60cmの巨大岩魚をランディング!
いやはや、最高である。
今日はこの1本で十分満足である。
10時頃になると風が無くなってしまったので、ボートに戻って1時間ほど休憩。
その後、熊に遭遇しないことを祈りつつ、再び沢登り探検しながら自然浴。
1時間くらいして、探検から戻ってみると・・・
その間、ボートで出撃していたKONNOさんが戻ってきた。
「出た?」
『増えた!』
イケスを覗いてみると・・・
「お~おっ!スゲえ増えてる!」
私が探検している間に先程のポイント周辺を再び叩いていくと、再び魚が出てきたそうで・・・
30cm半ばのチビ岩魚。
48cmのコンディションの良い岩魚。
52cmの良型岩魚。
なんと、3尾追加していた。
素晴らしい!
ちなみに今回のミノーはORA15cm。
取りあえず、今日釣った全ての魚の写真撮影をしてから、暫く休憩。
ついでに少々仮眠。
少し身体が楽になったところで、後半戦開始。
先ずは、同じところから数尾出てきたという溜り場を叩いてみることに。
「さっきはあの辺から出てきたよ」
ドボっ!ドボっ!ドボっ!
絶好調KONNOさんのロッドが曲がる。
そして、57cmの大岩魚をランディング!
お見事!
暫くポイントを休めて、再び叩いてみるが、それ以降は全く反応無し。
魚が移動してしまったかな?
14時頃になると曇りだし、雨が降り始めてきた。
水の色は雪代の影響か、先程よりもだいぶ濁ってきている。
その後も移動しながら、バックウォーターを中心に叩いていく。
先程60cmの岩魚を釣った時は、今日はこの1尾で十分...と思ったが、
後半戦を再開した時点で既に、もう1尾釣りたい!と思っている欲深いワタクシ。
しかも、先程よりもさらに大きい魚を釣りたい!と思っている欲深いワタクシ。
まぁ、それが釣り人の性...カモ。
各ポイントの地形を頭に叩き込みつつ移動しながら叩いていくが・・・
その後は二人とも全く反応が無く、17時半になったところで納竿・撤収。
そして雨の中、心臓破りの崖登りでヘトヘトになった身体に鞭を打ちつつ、再び東京へ。
勿論、東京に到着するのは深夜である。