Home » Fishing Report » 2008 / 岩魚釣行 » 2008.04.06
本日はKONNOさんと大岩魚を求めて探検釣行。
初回である一昨年は6月に探検釣行し、50UPの岩魚に出会うことが出来た。
今年はシーズン初期から探検しようと決めていたが、どうなることやら。
時期的に、まだミノーイングは早い?かもしれないが、何事も自分で確認しなければ始まらない。
まぁ、情報が全く無いので、早いのかどうかも分からないけど。
釣行前に周辺の積雪情報を調べてみると・・・積雪3.5m。
今日は荷物を担いで山道をどのくらい歩くのかな?
東京を5日の夜に出発し、現地周辺には午前3時に到着。
思ったよりも雪は少なく、360度銀世界ではなかった。
そして、重い荷物を担いで、ロッドを持って、エッチラ...オッチラ...暗闇の中を歩き始める。
日頃の運動不足を痛感しながら歩き続け・・・
ガチガチに凍ったアイスバーンに注意しながら歩き続け・・・
足を滑らせたら崖の下まで転げ落ちてしまうような凍った雪の上を必死に歩いて・・・
ようやく、崖下りポイントに到着。
現在、水位は大体マイナス30mという感じ。
ということは、それだけの高さの崖を降りなければならない。
勿論、満水時にはその崖は水の中なので、道など無い。
凍った雪と、すぐに崩れそうな岩などに注意しながら、崖下り開始。
前日土曜日の朝に起きてから、全く寝ないで来たので体力的にかなりツライ。
午前5時半、探検スタート。
気温は0℃だが、風が弱い分、体感温度はそれほどでもない。
減水しているので、普段水の中にある立ち木などが行く手を塞いでいたりしていて、操船にはかなり気を使う。
見えているものは良いが、水面ギリギリに沈んでいる立ち木などは、かなり恐い。
水は思ったよりも澄んでいて、雪代による濁りは予想していたよりもなかった。
30分ほど走ったところで、取りあえずキャスト開始。
暫く、風と流れに任せて移動しながら叩いていくと・・・
KONNOさんのLKJ-130F銀箔GOLDに岩魚がチェイス!
そして私のLKJ-130F銀箔にも岩魚がチェイス!
今日は魚の反応が1回でもあればOKという感じだったので、開始早々のこの連続チェイスには、かなり興奮した。
その後も同じ場所で数回のチェイスがあったが、船際までミノーを追わせてしまい、フッキングさせることができなかった。
色々と試してみたが、うまく噛み合っていないようである。
何とか、ミノーに衝撃!....まではいったのだが。
船際まで来る前に喰わせなければ。
これからの課題である。
まぁ、それを試行錯誤して考えるのが楽しいのだが。
ただ、あるアクションで喰わせたとしても、別の魚では通用しなかったり・・・
その日はうまくハマっても、翌日は全く通用しない・・・
そういうことは、どんな魚種にでもあることである。
だから面白いんだけど。
少しすると、風もなくなり、魚の反応も全く無くなってしまったので、1時間ほど仮眠。
眠くてボートから落ちそうだったので...。
若干の風が出てきたところで、ポイント移動。
ボートを降りて、更なる探検開始。
そして、LKJ-130Fの試作版のテストをしながら叩いていく。
バシャ!ドボっ!ドボっ!
KONNOさんのLKJ-130F試作版に良型の岩魚がヒット!
そして、54cmのコンディション抜群の良型岩魚をランディング!
いやはや、最高である。
ちなみにKONNOさんに貸してあげたこの試作版は、07年初期の改良失敗バージョンの原因を追求して、それを元に06年モデルをベースに新たな改良を加て作ったミノーである。
昨年の中禅寺湖での実釣テストでは、かなり良い感じであった。
その時に少し気になった点を更に改良したタイプを2本製作して、現在、実釣テスト中...ということである。
その後も色々と探ってみたが、それ以降は全く反応が無い。
今日は天気が良く、気温もかなり上昇し、防寒服を着ていると汗だくになってしまう。
ここまで気温があがると・・・
当然、雪が溶け出し・・・
あちこちで雪崩が起こり、大きな雪の塊が崖を転がり落ちてくる。
直撃されたら・・・The END.
ボートで移動して、風が水面をザワつかせているところを探してキャストしていく。
立ち木まわり・・・沈み岩・・・
ゴンっ!
私のLKJ-130F銀箔GOLDに待望のヒット!
重みも十分、なかなかの好感触。
あっ・・・
マジか・・・
突然、今までの重みが無くなり、ミノーだけが戻ってきた。
悔しい.....残念.....。
再びポイントを移動して叩いていく。
陽の傾き具合も良い感じになってきた頃、40cm前後の岩魚のチェイス。
しかし、今度は見切られてしまった。
再び移動。
広範囲に探っていく。
すると、今度はKONNOさんのORA15cmにヒット!
そして、40cm弱の岩魚をランディング。
これもコンディションの良い魚だ。
まだ辺りは明るいが、直射日光が無くなった途端、肌寒くなってきた。
ここでは、太陽の有難さが良くわかる。
その後も移動しながら叩いていくと・・・
今度は私のLKJ-130F銀箔GOLDに40cm前後の岩魚がヒット!
しかし、ウネウネバラシ。
下手糞。
その後、数回のチェイスがあったが喰わせられず・・・
時間になったところで、納竿・撤収。
そして・・・
疲れた身体に鞭打って、重い荷物を担いで、約30mの崖登り。
帰りの崖登りは、かなりキツイ...。
というわけで、今回は54cmの岩魚が出たのでOKでしょう。
今回、私は魚を手にすることが出来なかったが、それでもワクワク、ドキドキ、かなり楽しい探検であった。
勿論、魚を手にすることが出来たら、楽しさ倍増であるが。(笑)
次回は4月13日に再び探検予定。
4月の芦ノ湖も楽しいのだが、今年の4月は大岩魚探検がメインの予定。
今度は船際まで追わせずに喰わせるアクションを見つけなければ。
勿論、毎回そうだが、どこでもそうだが、次も今日のように魚が出てくるとは限らないので、1チェイスでもあればOKという気持ちで探検するつもりである。
さてさて、今週の悪天候がどう影響するのかも含め、全てが楽しみである。