Home » Fishing Report » 2007 / 房総重量級Aツアー » 2007.06.30
早いもので、房総重量級Aツアーも8年目を迎え、開催数も今回で7回目。
年一行事とはいえ、良くまぁ続いているものである。
今回はTAKASHIMAさん、KANZAKIさん、そして私の3名で釣行。
勿論、今回のメインはKANZAKIさんで、TAKASHIMAさんと私はサポート役である。
コチラはKANZAKIさんの「A用ロッド(中国製)」。
実はこのロッド、ここに来る途中に釣具屋に寄って購入したものである。
「KANZAKIさん、今日はどんなロッド持ってきたの?」
『あっ...実は、手頃なのがなくて、ダウンショットスペシャルというロッドを...』
勿論、そんなウルトラライトタックルでは、重量級のエイに一発で折られてしまうのが目に見えている。
というより、エイの方が「釣られた」ことに気付かないかもしれない。
そこで、途中の釣具屋に寄って、急遽購入した...という経緯だったりする。
ちなみにお値段は、3900円。
明るい内に現地に到着すると、エイが悠々と泳いでいるのが見える。
相変わらず、此処は魚影が濃い。
小アジ狙いの餌釣りの方達の邪魔にならないところで、キャスト開始。
すると地元の漁師が話しかけてくる。
「スズキは今は厳しいよ。」
『いや、スズキ狙いじゃないんですよ...。』
漁師の方と話していると、TAKASHIMAさんに本命がヒット。
「あーあ、エイが掛かっちゃたねぇ。」....と、漁師の方。
『いや...今日はエイを釣りに来たので...』
我々がエイを釣りにきたと知って、漁師の方は興味津々。
そして、重量級の強烈な引きを見て・・・
「お兄ちゃん、面白そうだな~!」
「エイを狙って釣るなんて、初めて聞いたよ~!」
「おおっ!凄い引くねぇ~!」
と、我々よりも興奮している様子。
そして、先ずはTAKASHIMAさんが直径70cmクラスの中型をランディング。
流石に7年もやっていると、この程度のサイズでは手こずらない。
「こりゃ、面白いだろうなあ~!」
「TVで児島玲子に釣らせたら流行るかもなあ~!」
まさか、漁師の親父さんから「児島玲子」という名前が出てくるとは。(笑)
流石にファン層、広いなぁ。
今度は私にヒット。
小アジ釣りの方々も興味津々で、我々に話しかけてくる。
そこで、親子連れで来ていた餌師の子供にロッドを渡して、重量級の引きを味合わせてあげることに。
「結構、引くだろ。巻いてみな。」
『重くて...巻けません...』
流石に小学生にはキツイかな?
で、私も中型を難なくランディング。
さて、あとはKANZAKIさんが釣るだけ・・・
と、思っていたら、先程の漁師の親父さんがKANZAKIさんにプレッシャーを。
「次はお兄ちゃんの番だな。ホレ、がんばれ!」
皆の期待を背負ったKANZAKIさんに、待望のヒット!
先程購入したロッドも良い感じで曲がっている。
流石にまだ慣れていないKANZAKIさん・・・
エイに好き勝手に走られています。
しかし、エイのほうも疲れてきたのか、ようやく足下まで寄ってきた。
そして、無事ランディング。
エイの口。
かな~り、エグイ。
口の中を覗いてみると、奥に大きくて頑丈そうな歯があった。
コチラは、ご満悦のKANZAKIさん。
その後、3人とも1枚づつ追加して、本年のAツアーは終了。
今年は特大級が出なかったので少々拍子抜けだったが、KANZAKIさんが釣ったのでOKとしましょう。