Home » Fishing Report » 2007 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2007.06.08
天気予報・・・
最近はピンポイントで調べられるので、かなりの確率で当たります。
ちなみに私が中禅寺湖釣行の時に参考にしているのはコチラ。
あくまでも「参考」です。
で、本日の予報は・・・
早朝4時頃に雨がやみ、その後は曇り、午前8時頃から再び雨が降り出し、昼過ぎからは雷雨、そして翌日まで雨。
雷雨?...
雨は大歓迎だが、カミナリはチョット。
雷雨になる前になんとか....。
東京を午前1時に出発し、東北道の佐野辺りで強烈な雷雨に遭遇。
コリャ、朝から雷雨か?...などと心配しつつ、いろは坂を上ると雨は既に止んでいた。
午前4時前に出船。
風は西風微風という感じなので、普段通り、船宿周辺を叩きながら風を待つことに。
ちなみに表水温は12℃。
ググンッ!
風で湖面が揺らいでいるところを狙ってキャストしていると、LKJ-130Fに何かがヒット。
なかなか元気は良いが、ブラウンでは無さそうだ。
引きの感じからすると、レイク、若しくは少し大きめのニジマスという感じである。
まあ、最初の1匹はニジマスでも良いかな.....などと思ってしまった自分がチョット悲しい。
嗚呼、験担ぎ。
で、ランディングしたのは、52cmのレイクトラウト。
結構、腹がパンパンでコンディションは良くなってきている。
この腹の中にはウグイが数匹入っているのかな?
今年は浅場でワカサギの群れを確認することが少ない。
毎年、ボート屋の桟橋にはワカサギが群れているのだが、今年はワカサギの姿が全くない。
一方、ウグイの方は例年通り、浅場に沢山群れている。
ちなみに、ウグイを餌にしてムーチングをすると、レイクが良く釣れるそうだ。
天気予報・・・
最近はピンポイントで調べられるので、かなりの確率で当たります。
で、本日の予報は・・・
早朝4時頃に雨がやみ、その後は曇り、午前8時頃から再び雨。
曇り?...再び雨?...
最近は「かなりの確率で当たる」とは言っても、所詮、予報は予報であって、あくまでも「参考」にしかナリマセン。
特に「風」の予報は、湖という特殊な地形上、参考にすらならないことが多いので注意が必要です。
午前6時頃になると、朝一よりは風が安定してきたので、山側へ移動。
しかし、八丁から勇助までは岸際の湖面がマッタリしているのでパス。
風の弱い時というのは、沖目の湖面は揺らいでいても岸際の湖面はマッタリ...というパターンが多い。
遠目に見ると湖全体が揺らいでいるように見えても、いざ移動してみると「岸際の条件最悪」ということが良くある。
私も良くコレに引っ掛かってしまうけど。
大日の先端を見ると、岸際の湖面がザワついているので、大日に移動。
しかし、和田寄りに先行船あり。
その先行船が和田方面に向かって叩いているのか?それとも先端に向かって叩いているのか?....
沖目で様子を見ていると、どうやら先端に向かって叩いているようである。
当然、先端に向かって叩いている場合は、後から来た私が、先行船の進行方向である先端に入るわけにはいかない。
大日和田、そして松ヶ崎には渡船の方々が入っていたので、山側を叩くことは諦めて、一気に13番に移動。
しかし、13番から石ザッカ、ダルマ石...と、陸っぱりの方々が等間隔にウェーディングしていた。
もしかして、出勤前の2~3時間だけ釣りに来る地元の方々も結構居るのかな?.....などと考えつつ、大崎方面へと移動していく。
すると、丸山周辺には誰も入っていなかったので、丸山周辺を叩いてみることに。
風は弱まってしまっているが、時折良い風が吹き抜けるので、そのタイミングを狙って岸際を叩いていく。
あっ....来ちゃった。
叩いている正面に脚立を担いだフライマンの方が登場。
正面に入られちゃうかなぁ....と思っていると、少し脇に避けてくれたので、キャスト続行。
ゴンっ!!!
岸際ギリギリのところで、LKJ-130Fにヒット。
引きのパワーと重みから、なかなかの良型のようである。
ドッボーン!!! ドッボーン!!! ドッボーン!!!
突然、激しい連続ジャンプを繰り返したのは、体高のある余裕の50UPブラウン。
脚立を担いだフライマンの方も、驚いたようにこちらを見ている。
う"っ!!!......マジかぁ~!!!
今年は良い感じだなぁ~....などと思っていると、突然軽くなってしまった。
あぁぁあぁぁあああ、悔しい!...悲しい!.....残念!
回収したルアーを見てみると、フックが伸びていた。
その伸びたフックを見ると、どういう喰い方をして、どういう掛かり方をしたのかが良く解る。
そして、私の情けない結末を見届けたフライマンの方は、少しホッとしたような表情で再び自分の準備に戻っていった。
その気持ち、なんとなく分かります。(笑)
再び、国道側で叩ける場所を探して移動。
しかし、何処もビッシリと陸っぱりの方々が並んでいる。
おまけに風も完全に止んでしまった。
これでは厳しい....ということで、7時過ぎに桟橋に戻って休憩。
気温は15℃程度だが、風が無いのでかなり暑い。
朝一に釣ったあのレイクがニジマスだったら、さっきのブラウンは捕れてたんだろうなぁ。(笑)
やはり今年は1匹目にニジマスを釣らないとダメなんだなぁ。
などとアホなことを考えながらも、あっという間に夢の中。
10時半過ぎ、暑さと痛さで目を覚ます。
船首の狭いスペースで寝ていたので、腕がかなり痛い。
相変わらず、雨の気配はなく、観光日和な晴天である。
風は安定して吹き始めている。
寝起きの一発目は、上野島からスタート。
表水温は13℃。
そして勇助まで叩いたところで、大日先端へ移動。
しかし、全く反応無し。
大日の西側から松ヶ崎までは陸っぱりの方々が居るのでパス。
そして、再び国道側へ移動。
風向きが東寄りに変わっているので、大崎から13番方面へと移動しながら、叩ける場所を探していくことに。
先程と比べるとだいぶ人は減っているが、それでも叩ける場所は殆ど無い。
暫く迷走していると、12番周辺に誰も入っていなかったので、12番周辺を叩いてみることに。
大尻方面からは、分厚い雲の塊がこちらに向かって押し寄せてきている。
アレに呑まれたら、白い闇・・・・当分キャストは出来ないだろう。
ゴンっ! バシャっ! バシャっ! バシャっ!
ポイント形状に合わせて、ミノーを着水させる場所を変えながら叩いていくと、水中障害物脇でヒット。
そして、元気に連続ジャンプを繰り返す。
「ドッボーン!!!」じゃなくて、「バシャっ!」かぁ....などと思ってしまったワタクシ。
過去の魚と比べては、イケマセン。
逃した魚と比べては、イケマセン。
しかし、その後の強烈な突っ込みに頬を弛ませ、ワクワクするワタクシ。
何だかんだ言っても、結局は・・・理屈抜きで楽しい。
で、ランディングした魚は、47cmのブラウン。
デブデブの背っぱりでは無いが、金系の綺麗な魚体には惚れ惚れする。
暫くすると、白い闇に呑み込まれてしまったので、濃霧休憩。
しかし、風が強めに吹いたせいか、短時間で抜け出すことができ、すぐに視界良好に。
国道側は他に叩ける場所が無かったので、本ツガに移動。
こちらはイギリス側の岬以外は誰も居なかったので、かなり広範囲に叩くことができた。
しかし、魚には完全に無視されてしまった。
今度は一気に上野島まで移動してみると・・・
上野島から勇助には陸っぱりの方々が7~8人並んでいた。
諦めて、大日へと移動するがコチラも先端以外は叩く場所が無い。
そして、毎度お馴染みの・・・迷走開始。
結局、迷走中は、ブラウンのチェイスが2回あったが、いずれも喰わせることが出来ず。
14時過ぎになると、雨雲が空を覆い始めてきた。
天候の変わり目はチャンスなので、やる気満々の迷走開始。
やる気満々の迷走?・・・なんだ、そりゃ。
しかし、相変わらず山側は叩ける場所が無い。
国道側に移動しても、相変わらず叩ける場所が無い。
暫く様子を見ながら迷走していると、丸山に入っていたフライの方々が荷物やロッドを片付けているのが目に入った。
沖目に停泊して様子を見ていると、どうやら撤収するようである。
そのフライマンのウェーダーの濡れ具合、タックルの状態からして、水から上がって30分は経っている...と、勝手に予測。
あの二人組が居なくなると、丸山周辺をかなり広範囲に叩くことができる。
待ちましょう。
そして、二人組が撤収したところで岸に近づき・・・
ミノーを着水させたい場所が射程距離になったところでキャスト。
ゴゴッ!!
岸際1mほどのところで、いきなりヒット。
あれま、1投目で結果が出てしまった。
岸際に潜んでいたのは、48cmのブラウン。
先程のブラウンと同じような体型だが、こちらは銀系に青味が入った、これまた綺麗な魚である。
その後、再び迷走開始。
その間、本ツガでかなり良い感じのライズがあったが、ミノーは無視されてしまった。
セミか?
16時過ぎになると、一旦は回復した天気が再び崩れ始めてきた。
先程は結局雨は降らなかったが、今度は降るかな?
ゴロゴロゴロ....
遠くから雷鳴が地響きのように聞こえてくる。
そして、その音が段々と近づいてきた。
そして、16時半過ぎ・・・
突然強風が吹き荒れ、スコールのような豪雨が叩きつけるように降ってきた。
ピカっ......バキバキバキ!!!
そのスコールのような豪雨の中、強烈な雷鳴が響き渡る。
光ってから、雷鳴が聞こえるまでの間隔もどんどん短くなってきている。
こりゃ、ヤバイ!
という訳で、16時40分・・・激しい雷雨の為、納竿・撤収、早アガリ。
大雨は大歓迎だが、雷の中、湖上でロッドを降るのは自殺行為である。
こういう時は、素直に撤収するのが一番。
とは言っても、まだ17時前。
一応、バッテリーの無くなったエレキ等々は片付け、ロッドだけはそのままにして、桟橋で天候が回復するかどうか、待ってみることに。
少しすると、雨は小降りになってきた。
しかし、雷のほうは・・・
光ってから雷鳴が聞こえるまでの間隔が少し長くなったなぁ....と思ったら、再び間隔が短くなって稲妻!という感じ。
結局、桟橋で常連の方々と井戸端しながら天候待ちをしてみたものの、完全に雷鳴が消えたのは18時半。
しかし、その頃には完全に雨が止んでしまい、風も無風状態になってしまい、目の前には鏡のような湖。
この状態で、残り30分やったとしても期待できないので、そのまま帰宅。
今日の表水温は12℃~13.7℃。
今日は山側を殆ど叩けなかったので何とも言えないが、まだ暫くは表層ミノーイングでもいけそうな感じである。
勿論、6月中なら天候次第で表層ミノーイングに出てくる魚も居るだろうが、天候に合わせて釣行するのは仕事の都合上、不可能である。
今シーズンの中禅寺湖釣行は私にとって最高のシーズンだったので、もう十分満足...という気もするが、もう1回くらい釣行したいものである。
毎年そうだが、最後は「ダメ」「流石に厳しい」で終わりたい。
次回の中禅寺湖釣行は未定。