Home » Fishing Report » 2007 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2007.05.25
今日はどうなるのかな?
という訳で、今日も前回同様、験担ぎ。
佐野SAでラーメンを食べ、大谷SAでトイレに行き、いろは坂の手前に最近できたファミマで食料を買い、鹿と遭遇しないよう願いながらいろは坂を上っていく。
天気予報では、今日は「一日中雨」となっている。
冷たい雨ではなく、暖かい雨になれば期待できるかも。
午前4時頃、空が薄明るくなったところで出船。
前回釣行時の朝一は気温が2℃だっただけに、今日は暖かく感じる。
出船してはみたものの、朝から殆ど風が吹いていない。
これでは厳しい・・・という訳で、ボート屋近くのポイントで、いきなり休憩。
此処がこの程度の風の時は、何処へ行っても湖面のザワつきは期待できない。
暫く休んでいると西寄りの風が吹き始めたのでエレキを降ろして・・・
ブチっ!!ガシャッ!!
なんと、エレキの紐が切れてしまった。
これは朝から縁起悪い?
かなり解れていたので、そろそろ新しい紐を手配しないとヤバイかな?...
と思ってはいたのだが、こんなにすぐに切れてしまうとは。
なんとかエレキの紐を直して、キャスト開始。
しかし、既に風は弱まってしまっている。
僅かでも湖面のザワついているところを狙ってキャストしていると、辺りが段々と白くなってきた。
そして、あっという間に雲の中。
同時に、雨もポツポツと降り始めてきた。
天候の変わり目はチャンス!
と、やる気満々でキャストしていく。
グンッ!
反射的にアワセると、喰った魚が連続ジャンプ。
しかし、ブラウンのようなパワーは無い。
上がってきたのは、予想通りニジマス。
しかし、今シーズンは「ニジマスを釣った後にブラウンを釣る」というジンクスがあるので、最初の1匹目はニジマスでも大歓迎。
これで、験担ぎの最終段階完了。
もうブラウンは釣ったも同然....などと、呑気なことを考えながらキャストしていく。
ググンッ!
風に流されながらフランス辺りに来たところで、再びLKJ-130Fにヒット。
予想通り、ブラウン。
ただ、ちょっと小さめの可愛い38cm。
でも、チビとはいえ、体型は中禅のブラウンらしさが出てきているので、今後の成長が楽しみな魚である。
再び大尻方面へと戻って、キャスト開始。
雨は段々と本降りになってきた。
風向きが変わり、再び西から風が吹き始めてきている。
ただ、まだ湖全体に風が渡っている感じではない。
という訳で、もう少しこの辺のポイントで時間を潰すことに。
グンっ。
今度は水深1.5mラインの浅場でヒット。
引きはそれほどパワフルではなく、なんだか芦ノ湖のブラウンのような引き。
もしかして、これは・・・
これまた予想通り、45cmのチビレイク。
船上で、トカゲのようにハグハグと威嚇するような仕草はなかなか愛嬌がある。
そのうち、手足が生えてきても不思議ではない魚である。
8時半頃になると、雨がかなり強くなってきた。
これなら、風が無くても山側で出るかな?
という訳で、大日に移動。
予想通り、湖面は大雨のおかげでかなりザワついていて、無風状態でもなんとかなりそうな感じである。
反応がないまま、大日和田まで来たところで、待望のヒット。
今度の魚は先程までの魚達よりもパワフルで元気がよい。
そして、44cmのブラウンをランディング。
なかなか精悍な顔つきである。
キャスト再開すると、今度は松ヶ崎寄りで40cmチョイのブラウンがヒット。
今日は反応良いなぁ...などと思っていると、バラシ。
松ヶ崎には陸っぱりの方々が居たので、今度は上野島へ移動。
そこから勇助方面へと叩いていく。
・・・
魚は出てこない。
雨のおかげで湖面状態が良い感じなので、普段はあまり叩かない勇助和田の奥まで叩いていくことに。
すると、ブレイクラインでいきなりヒット。
???
あれ?
このウネるような感触は・・・
上がってきたのは、先程と同じようなサイズのレイクトラウト44cm。
そういえば、コチラでレイクを釣ったのは初めてである。
再び、キャスト開始。
しかし、勇助から大日手前までは全く反応無し。
今度は阿世潟周辺まで一気に移動し、上野島方面へと叩いていく。
風は完全な無風状態で、雨も弱くなってしまい、湖面をザワつかせるほどではない。
この辺りは、相変わらずチビホンのチェイスが多いエリアである。
そのチビホンに混じって、たまに40~45cmくらいのブラウンがチェイスしてくるが喰わせられず。
中禅では、一度ミノーを見切った魚が再びチェイスしてくる確率はかなり低いので、あまり深追いせずに移動しながら叩いていく。
勿論、ポイントのタイプにもよるが、深追いして何度もミノーを見せてしまうよりも、チェイスのあった場所は時間をおいて叩いた方が効果があると思っている。
バシャッ!!!
上野島手前まできたところで、いきなり金色の魚体が水面を割ってLKJ-130にアタックしてきた。
そして、アワせた後は強烈なパワーで突っ込んでいく。
見えた魚体からしても、結構良型のブラウンだ。
ドラグを魚に合わせて調整し、慎重に寄せに入るが、きつめのドラグをジージー唸らせて突っ走っていく。
最高。
56cmのブラウンを無事ランディング!
前回の魚のような背張りで体高のある魚体ではないが、それでもこのサイズなら十分である。
普段は陸っぱりの方々が立っている位置で喰ってきただけに、平日バンザイ。
上野島まで叩いたところで、今度はツガに移動。
流石に雨の平日、しかも昼過ぎという時間帯だけあって、陸っぱりは居ない。
立木側から叩いていくと、いきなりホンマスが物凄いスピードでチェイスしてきた。
しかし・・・ロッドに重みは残らなかった。
残念。
その後、ツガでは反応無く、八丁に移動。
そして、先端から小寺方面へと叩いていく。
ゴゴッ!
陸っぱりの方々の居る場所をパスし、小寺先端に入って数投目に40cm前後のブラウンがヒット。
相変わらず元気よくジャンプを繰り返す。
あっ....マジかぁ....
フッキング状態が悪かったようで、連続ジャンプの途中でバラシ。
これは、ちょっと悔しい。
三角方面には人が多かったので、一気に大日へ移動。
風が吹き始めてきて、湖面状態はかなり良い感じ。
先端からキャストしていくと、ギリギリのところでヒット。
しかし、魚体を拝む前にバラシ...。
イカン。
その後も移動しながら叩いていくが、全く反応がない。
今日は一度も太陽が出ず、しかも気温がどんどん下がってきている。
こんな日の山側の夕マズメは逆に活性が低くなることが多い。
実際はどうなのか分からないが、そう思った時は自分の考えを通したほうが良い。
という訳で、17時を過ぎたところで山側を諦め、私の納竿前の最終ポイントであるボート屋周辺に移動。
しかし、雨が小降りになってしまい、湖面が静かになってしまっている。
おまけに風も吹いていない。
雨に濡れて寒くなってきたし・・・
少し、腹も冷えてきたし・・・
それに、今日はもう十分楽しめたから満足だし・・・
ということで、ボート屋周辺で数投だけして・・・
17時50分、夕マズメを叩かずに納竿・撤収、早上がり。
先週に引き続き、表層ミノーイングで狙える水深まで上がってきた魚は昨年よりもかなり多いようである。
また、サイズも今年は良いサイズの魚が多い気がする。
表層ミノーイングの短いシーズンも残りあと僅か。
次はどうなるのかな?
次回釣行は、6/8の予定。