Home » Fishing Report » 2007 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2007.05.16
本日は溜まりに溜まっていた代休消化で、嬉しい平日釣行。
相変わらずの「験担ぎ」ということで・・・
それほど腹が減っていないのに佐野SAでラーメンを食べ・・・
大谷SAでトイレに行き・・・
いろは坂の手前に最近できたファミマで食料を買い・・・
鹿と遭遇しないよう願いながらいろは坂を上っていく。
アホである。
午前3時頃に到着すると・・・かなり寒い。
それもそのはず、気温は2℃。
ボートの上は凍っていてツルツル滑るので、準備がかなり大変だった。
空が薄明るくなったところで、本日の釣り開始。
先ずはレイク狙いで近場を叩いていくことに。
風は南西弱風という感じで、部分的に湖面がザワついている。
そのザワついている部分を狙ってキャストしていく。
しかし、まだ底にへばりついているのか?.....レイクの反応はない。
ようやくヒット!
と、思ったら・・・引きが微妙だ。
上がってきたのは、予想通りの魚。
しかし、ニジマスを釣ったあとにブラウンを釣ることが多いので・・・
これも「験担ぎ」ということで、慎重にランディング。(笑)
その後も、移動しながらキャストしていくが、レイクの反応もブラウンの反応もない。
この寒さで、出足が遅いのかな?
結局、レイクの反応もブラウンの反応も無く、山側に移動。
しかし、風が完全に止んでしまい、見渡す限り・・・湖面鏡状態。
これではキャストしても仕方ないので、朝食休憩をしつつ、のんびりと風を待つことに。
暫くすると、山側の湖面が揺らぎ始めてきたので、移動して叩いていく。
叩き始めて早々、いきなり障害物の影から良型のブラウンがチェイスしてきた。
湖面が緩いので、あまり長い距離を追わせてしまうと、反転されてしまうだろう。
早く喰え!早く喰え!喰え!
ゴンっ!!!
移動距離の短いトゥイッチで小刻みに誘うと、突然スピードを上げて喰いついてきた。
喰ったあとは、フェンのロッドを思いっきりブン曲げて、深場へと突っ込んでいく。
ドラグを調整しつつ寄せに入ると、今度は連続ジャンプ。
流石、中禅のブラウンである。
そして、心臓をバクバクさせながらランディングした魚は・・・
見事なプロポーションのブラウントラウト56.5cm!
背っ張りで体高のある見事なデブデブ魚体に感激。
このサイズを朝に拝めると、かなり気が楽である。
少し休憩した後、今度は阿世潟に移動。
陸っぱりの居ないところを叩いていくと、40cmチョイのブラウンがチェイス。
しかし、喰わせられず。
山はようやく春らしくなってきたようだ。
しかし、まだワカサギの姿は無い。
そのまま小寺手前まで叩いていったが・・・
2度のチェイスを喰わせられずに終了。
今度は一気にツガまで移動。
ツガに到着すると、誰も居ない貸し切り状態。
流石、平日。
しかし・・・
これなら反応はあるだろう...と思ったが、ツガでは全く反応無し。
風が湖全体に吹き始めてきたので、国道側に移動。
しかし、シーズン真っ只中...ということで、平日でも陸っぱりの方々が等間隔で並んでいる。
叩ける場所を探しながら、沖をゆっくりと走っていると、大崎周辺には誰も入っていない。
そこで、大崎周辺を叩いていくことに。
ゴゴっ!!!
LKJ-130Fをブレイクラインで止めて、ワントゥイッチしたところで、いきなり下からドカ~ン!!!
そして、アワセた直後にジャンプの連続。
堪らん!
ドキドキしながら寄せてみると、銀色の横っ腹が目に飛び込んできた。
デカっ!!!
無事ランディングしたのは、61cmのブラウントラウト!
これまた中禅らしい見事な魚体。
思わず、足が震えてしまった。
いやはや、もう最高の一日である。
流石にもうこれ以上何も望むものはない。
まだ11時前だが、もう今日は帰ろうかな?
取りあえず、桟橋に戻って休憩。
1時間ほど、のんびりとお茶。
ちなみに、桟橋周辺にもワカサギの姿はなかった。
あとはレイク狙いに絞ろうかな?
ということで、近場を叩いてみる。
しかし、風が止んでしまったので移動。
で、再びツガを叩いてみることに。
このくらいの湖面状態なら、出てきてもおかしくないのだが、全く反応無し。
五大尊に移動して、阿世潟へと叩いていくと、ようやく40cm前後のブラウンがヒット。
しかし・・・バラシ。
上野島に移動すると、午前中に居た陸っぱりの方々が居なくなっている。
これなら出るかな?....と、静かに岸寄りに近づいていくと・・・
あれ?.....いっぱい居る。
何と、勇助にかけて、悪名高き日光の猿が15頭近く居た。
その内の数頭は、岸際の石をひっくり返して、裏に付いた何かを食べている。
これじゃぁ、魚は浅場に寄らないか・・・
ということで、大日方面へと移動。
全く反応が無いまま、再びボート屋近辺に戻って、レイク狙い。
しかし、コチラも全く反応無し。
今日は底から水面近くに飛び出してくる魚は居ないのかな?
再び山へ。
全体的に湖面は緩いが、時折吹く風に期待しながら叩いていく。
しかし、魚は出てこない。
曇って気温が一気に下がってからは、反応が悪くなってしまった気がする。
時間も無くなってきたので、上野島に移動。
先程の猿たちは居なくなっていた。
湖面が緩いので、岸際を狙って行くが・・・反応無し。
そして18時40分、納竿・撤収。
今年は昨年よりもミノーイングで狙える範囲まで上がってきた魚が多い気がする。
今シーズン、喰わせられずに反転された魚の数は、昨年に比べるとかなり多い。
これでワカサギが寄ってきたら、どうなるのだろう?
ちょっと、期待。
次回も、代休消化で平日の5/25に釣行する予定。