Home » Fishing Report » 2007 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2007.05.05
早いもので、もう五月。
ということで、今年の中禅寺湖ミノーイング釣行スタート。
今年は暖冬ということだったが、中禅寺湖の場合は4月になってから雪が何度も降ったそうで、水温はそれほど上がらずに平年並みに推移しているようだ。
朝の気温は低く、3月上旬の芦ノ湖の服装で丁度良い感じである。
東の空が明るくなったところで、出船。
先ずは良い感じで南西風が当たっている大尻周辺を叩いてみることに。
今日はGW真っ只中なので、大尻周辺は観光スワンボートが溢れてしまう前に叩いておかないと、叩くチャンスが無くなってしまうだろう。
民宿前から大尻方面へと叩いていくと、本日の同船者であるKONNOさんのLKJ-130Fににヒット。
しかし、アワセた瞬間にバランスを崩して船から落ちそうになり・・・
態勢を整えた時には、既に魚は外れてしまっていた。
残念。
その後、私の2バラシがあったあと、再び私のLKJ-130Fにヒット。
おや?・・・
なんだか引きが・・・
ランディングした魚は、45cm程のニジマス。
今年も初魚は此奴か。
さっきのバラシも、全て此奴だったのかな?
暫くすると、完全に風が無くなってしまったので・・・移動。
しかし、見渡す限り、観光には最適な水面。
流石に、この状態でミノーイングは厳しすぎる。
取りあえず、風が吹くのを待ちつつ、ポイント観察をすることに。
まさしく、湖面鏡状態。
そして、山側のポイントを重点的に、水中障害物チェック開始。
透明度はかなり良いので、結構深いところにある倒木まで良く見ることが出来る。
現在の水の量は、昨年の同時期と比べると若干少なめで、大日和田の大岩が完全に岸に出ている感じである。
水温は大尻周辺が大体4℃程度で、山側が大体3℃...と、昨年の同時期とほぼ同じ。
風は一向に吹く気配がないので、飯を食いつつノンビリと風待ち休憩。
しかし、待てど暮らせど、風が吹く気配は無い。
天気予報では15時頃から雨が降るらしいので、その雨に期待かな?
気温はグングンと上昇し・・・
ボートが泊まっている時ならシャツ1枚で丁度良い感じ。
その後も風を待ちながら、各ポイントをゆっくりと回っていき、ポイントの様子や、陸っぱりの人々が入っている場所を確認していく。
ここのところ、あまり良い釣果情報が流れていないせいか、まだ本格的にシーズンに突入していないせいか、休日にしては陸っぱりフライマンの数は少なめである。
これで風さえ吹けば、叩ける場所が多いので楽しめそうなのだが・・・
まぁ、こればっかりは仕方ない。
昼過ぎになると、場所によっては微風によって若干湖面が揺らぎ始めてきた。
それでも水中が丸見えだが、全くの湖面鏡状態よりはマシだろう。
というわけで、湖面が僅かでも揺らいでいるポイントを探して叩いていくことに。
しかし、すぐに湖面鏡状態に戻ってしまう。
夕方の雨に期待。
14時頃になると湖面が揺らぐポイントが増えてきたので、湖面の状況を見ながらキャストと移動を繰り返す。
暫くすると、阿世潟でKONNOさんのORAにブラウンがヒット。
しかし、テールフックに喰いついたブラウンが2回ほどウネったところでバラシ。
湖面が静かになったところで、再び移動。
そこでKONNOさんがチビホンをバラし、私もチビホンとホンマスをバラし・・・
と、数少ないチャンスを逃していく。
15時を過ぎても、一向に雨の降る気配はない。
風も殆ど無風に近い。
そんな中で、ほんの僅かでも湖面が揺らいでいる場所があったら移動し、その僅かに湖面が揺らいでいる一瞬を狙ってキャストしていく。
湖面の揺らぎを求めて移動を繰り返していると、私のLKJ-130Fに中禅らしい良いコンディションのブラウンがチェイス。
しかし、途中で見切られてしまった。
こういう湖面の時は、魚の着き場付近で喰わせないと厳しい。
16時を過ぎても雨は降らず、風も完全に止んでしまった。
これでは流石に打つ手無し。
それでも往生際悪く、僅かな湖面の揺らぎを求めて迷走を繰り返す。
その間、ブラウンらしき魚が1回、もろニジマスが1回、ホンマスらしき魚が1回・・・
と、ミノーに興味を示してきたが、いずれも深い泳層でゆっくりと着いてくる感じで、表層を泳ぐミノーに喰いつく気配はない。
結局、雨は降らないまま、風も吹かないまま、18時になってしまった。
最後は船宿に近いフランスから叩いていくことに。
すると、船際でいきなりブラウンが下から飛び出してきて・・・
寸止めでご帰還。
残念!
でも楽しい。
そして、薄暗くなったところで、納竿・撤収。
中禅寺湖のミノーイングシーズンは、これからが本番。
この短いミノーイングシーズンの間に、今年はどんな魚に出逢えるのか楽しみである。
次回釣行は5月9日、毎年恒例の龍野さんと同船予定。
風が吹いてくれれば良いのだが。
風任せ。