Home » Fishing Report » 2006 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2006.03.19
仕事&用事を済ませると、既に午前2時。
1時間ほど寝ておくべきか?
いや・・・前回、それで寝坊したので、今日はこのまま寝ないで行こう。
午前6時・・・雨の中、出船。
気温はそれほど低くなく、寒さは感じない。
ニジマス狙いで九頭龍へ。
風は僅かしか吹いていないが、朝一の喰いに期待しつつキャスト。
しかし、全く反応無し。
午前7時・・・
予報通り雨は止み、青空が広がる。
胴切りに移動し、キャストをしてみたが、チビマスのバラシのみ。
午前8時・・・
防ヶ沢周辺に移動してみたものの、風は完全に止んでしまい、雰囲気ゼロ。
ポカポカ陽気の中、強烈な睡魔に襲われ・・・
何度も船から落ちそうになる。
午前8時半・・・
睡魔には勝てず、デッキで爆睡。
今日の空は、なかなか綺麗である。
Zzzzzzz・・・・
1時間の睡眠で復活。
しかし、風が全く吹いていないので、風待ち早川へ移動。
午前9時半・・・
ふと、深良方面を見ると、風と共に霧が流れてくる。
それも、かなりのスピードで。
その霧は、すぐに湖半分を覆ってしまい・・・
僅か数分で、深良も亀ヶ崎も見えなくなってしまった。
霧はコチラにどんどん迫ってきて・・・
あっという間に、360度真っ白な世界。
移動したくても、これでは移動できないので、暫く早川でキャスト。
風は適度に吹いているが・・・反応は全く無し。
午前11時・・・
霧は晴れたが、今度はドンヨリとした厚い雲が空を覆いはじめた。
しかし、適度な風が吹き続けているので、雰囲気は良い感じである。
南部へ移動。
そして、某所でかなりの良型を発見。
風裏のポイントなので湖面はマッタリしている。
勿論、キャストしてみたが・・・完全に無視された。
夕方、コイツと心中か?
その後、南部のポイントを回ってみたものの、反転のみで、ヒットまでは至らず。
どうも、ブラウンとの微妙な「間」が合っていないようだ。
午後3時・・・
小雨の中、先程発見した良型ポイントへと向かう。
おや?・・・なんか光ったぞ?
バキバキバキ~!!!
ゲっ・・・雷だ!
ちょっと、ヤバイかも...。
湖のど真ん中は流石に不安である。
取りあえず箱根湾内に避難するために、全速でボートを走らせる。
バチバチバチ!!!
痛てぇ!痛てぇ!痛てぇ!
な、何なんだ!?
なんと、雨ではなく・・・
雹(ヒョウ)が降ってきて、顔にバチバチと当たっているのである。
まるで、銀玉鉄砲を近距離から乱射されているような感じだ。
と言っても、銀玉鉄砲を乱射されたことが無いので、実際は良く分からんが・・・
とにかく、そんな感じなのである。
氷の銃弾飛び交う中、なんとか無事に馬の背周辺に到着。
これは雨ではなく、雹(ヒョウ)。
土砂降りの雹・・・初めての経験である。
丁度、銀玉鉄砲の弾と同じくらいの大きさである。
これ以上、大粒でなくて良かった...。
船の中は、あっという間に氷の塊で埋め尽くされてしまった。
しかも、丸い氷の塊だけあって・・・やたらに滑る!
船上を少し移動するにも、かなり慎重に歩かなければ、転けてしまいそうだ。
雷は依然強烈に鳴り響き、かなり近くに稲妻が見えている。
これではロッドを振るのも躊躇ってしまう。
午後4時・・・
雷と雹(ヒョウ)が若干収まったところで、良型ニジマス発見ポイントへ移動。
しかし、再び雹(ヒョウ)が降り始めてきた...。
これだけの量の雹(ヒョウ)が降ってしまったら、シャローポイントは水温が一気に低下して「氷水」になってしまうだろう。
魚も深場に潜ってしまうに違いない・・・と、勝手に解釈し、南部から撤退することに。
まぁ、実際は・・・私が寒さと冷たさと痛さに負けたのだが。
結局、「夕方はあの良型と心中!」などと意気込んで南部に来たものの・・・
心中どころか、逆に返り討ちに合ってしまった。
午後4時半・・・
尻尾を巻いて、北部へと向かっていると・・・
北部方面は、やたら明るい。
百貫を越えたあたりで、既に雹は降っていない。
というか、雨すら降っていない。
流石、山の天気。
九頭龍周辺を見てみても、濡れた形跡が全くない。
多分、北部は小雨すら降っていないのだろう。
そして、午後4時55分・・・
下船時間になってしまったので、納竿・撤収。
桟橋に戻ると、私の船だけに氷が積もっていて・・・
私だけが全身びしょ濡れ。
皆、不思議そうな顔をして、氷だらけの私の船を覗き込む。
結局、今日は魚の顔を拝めなかったが・・・
でもまぁ、違った意味で刺激的で、なかなか楽しい釣行ではあった。
でも・・・雹(ヒョウ)と雷だけは、もう勘弁である。
さてさて、今年の芦ノ湖は昨年以上に厳しくなりそうだ。
魚の居る場所を見つけなければ当然ボウズだろうし・・・
見つけたとしても、そこに入るタイミングが悪いとダメだろうし・・・
そして最も重要なのは・・・喰わせる技術。
次回、ガンバリマス。
下手な鉄砲を数撃ってみます、ハイ。