Home » Fishing Report » 2006 / 芦ノ湖トラウト釣行 » 2006.03.03
1月中旬のシーバス釣行以来の釣り。
今年は解禁日に行かなかったので、今日が2006年芦ノ湖トラウト釣行の初日。
今年もかなり厳しいと予想されるが・・・さてさて、どうなるのだろう?
そういえば、今年の芦ノ湖解禁日の参加者は・・・なんと、たったの625人!
これは餌釣りも含めての数字。
数年前までは数千人で賑わっていたのだが.....。
◆2006.03.03(金)06:00-16:30
午前6時に出船。
朝方の気温はマイナス1℃。
ただ、無風なので体感温度はそれほどでもない。
朝方は、写真のようなマッタリ湖面。
陽が昇って、気温が上昇することを願いつつ、各ポイントをチェックしていく。
10時頃になると、ようやく風が吹き始めてきた。
しかし、太陽は厚い雲に覆われてしまう。
11時頃になると、粉雪が舞い始めてきた。
まぁ、雨やみぞれよりも、雪の方が濡れない分だけ楽ではあるが。
11時半過ぎになると、雪がかなり降り出してきて・・・
冷たい雪が顔に降りかかり、移動するのが辛い。
少しすると、湖面が静かになってしまったので、粉雪の中、ブラウン狙いでキャストをしてみたが・・・
40前後のブラウンがやる気無さそうにチョット出てくるだけ。
今年も昨年前半同様、ニジマスをメインに狙おうと思っているので、再びニジマス探しに変更。
毎度のことながら、湖上を迷走しながらキャストをしていく。
うぅ~わ、すげえ!!!!
突然、60cm以上ありそうな雄のブラウンがLKJ-85Fにチェイスしてきた。
しかし、船の近くまで来たところで、反転。
今日は、コイツと心中か?
静かにアンカーを降ろし、時間をあけてキャストしてみる。
ルアーやアクションを変えて、キャストしてみる。
しかし、その後は姿を見せず。
夕方、狙おう。
再び、迷走開始。
粉雪はだいぶ弱まり、視界良好。
13時過ぎ・・・
ヒルガ周辺で、LKJ-85Fのダラ引きにようやくヒット。
引き具合から、明らかにブラウンである。
本年の初魚なので、一応慎重にランディング。
今日は、コイツをバラすと終わりのような気がするし。
で、本年の芦ノ湖初魚は・・・43cmのブラウン。
デジカメ画像ではないので、上手く撮れていないが、結構綺麗な魚だった。
まぁ、この魚は・・・
ニジマス狙ってたら、ブラウンが喰っちゃった....というパターンですが。
15時頃になると、粉雪は完全に止み・・・・
いよいよラストチャンスの時間帯に突入。
しかし、反応が悪い。
魚が出てこない。
まぁ、単純にポイント選択をハズしてしまっているだけなのだが。
最後に先ほどの良型ブラウンポイントに行ってみるが・・・ダメ。
そして、再び粉雪が舞い始めたところで、タイムアップ。
段々と雪が激しくなっていく中、片づけをして・・・
本日の宿である「仙石原ろくろべえ」へと向かう。
ここは「天然温泉かけ流し」が売りで、部屋数が4部屋しかないため、貸し切りで温泉に入ることが出来る。
また、宿の人も感じが良く、とても親切なのでお薦めである。
◆2006.03.04(土)06:00-16:30
午前4時半に宿を出て、芦ノ湖へ。
温泉&爆睡・・・気分も身体も、かなり楽である。
昨日の雪は夜中まで降り続け・・・湖畔はご覧の通り、真っ白。
桟橋も船上も、しっかりと雪が積もっている。
支度を済ませ、午前6時に出船。
今日も朝一は無風。
まぁ、今日は晴れるようなので、気温が上昇することを願いつつポイントへと向かう。
先ずは誰も居ない九頭龍神社。
湖面鏡状態の中、キャスト開始。
すると、早々にヒット。
ガイドやラインローラーが凍り付いているので、フッキングさせた後にドラグを緩めにして、やり取り開始。
船の中も凍っているので、滑らないように注意しながらやり取りしていると・・・
カリっ!カリっ!カリっ!・・・
何の音?・・・
その音の正体は・・・
スプールにかかった湖水が凍って固まりとなり、巻く度にそれが当たっている音だった。
しかも、ドラグも凍り付いていて、全く効かない状態。
と言うわけで・・・
ファイト中にリールを水中に入れて、強引に氷を溶かして・・・
再び、やり取り開始。
で、やたら体高があり、尾びれがムムム?の.....50cmのニジマスをランディング。
取りあえず、朝一の魚は精神安定剤になる。
予報通り天気が良く、なかなか良い景色。
湖面は穏やかだが・・・取りあえず、昨日の良型ブラウンポイントへ行ってみる。
しかし、今日は解禁後の第一土曜日だけあって、既に先行者が数名。
良型ブラウンポイントは諦めて、庭石周辺の様子を見てみる。
しかし、反応なし。
対岸に移動し、ブラウン探しをすることに。
LKJ-130をセットしたタックルに変え、キャストするためにリールのベールを返そうとすると・・・
あれ?・・・あれれ?・・・・
何と、ベールのネジ穴が完全に凍り付いていて、ベールを返すことが出来ない。
あれまぁ~・・・こりゃぁ、簡単には溶けないな。
ニジを狙えということか?
再び、ニジマス狙いで迷走開始。
しかし、200gのチビニジがワラワラと出てくるだけで、それ以上の魚の反応はない。
気温もだいぶ上昇し、昼前には5度になっている。
このままいけば、釣れる釣れないは別として、夕方あたりにドラマがあるかな?
しかし、そんなものは全くありませんでした。
まぁ、そうそう簡単にはいかないでしょう。
もう少し水温が上昇して、下から上がってきた元気な奴を・・・
などと目論みつつ、帰りの東名高速大渋滞の中で「じゃがりこ」をボリボリと貪るワタクシであります。