Home » Fishing Report » 2005 / 中禅寺湖トラウト釣行 » 2005.05.04
男体山見学ついでに、ちょこっと14時間ほど中禅寺湖の様子見釣行。
今年は雪が多かった為に水温が低く、ミノーイングにはまだ厳しい状況らしいが・・・
何事も自分で確かめなければ始まらない。
午前4時半前、東の空が明るくなり始めたところで、出船。
私は叩き(ミノーイング)しかやらないので、トローリングのように真っ暗なうちから釣りをすることはできない。
取りあえず、薄暗いうちに山側のポイントに行き、岸が見えるようになったところでキャスト開始。
この時点での気温は2℃、表水温は3.8℃で、風は無風。
水の量はやや多めで、大日和田の大石がギリギリ水に浸っている...という感じ。
透明度は、やや濁り....という感じである。
ここ数日間、暖かかったせいで、ターンオーバーが始まったのかも....とのこと。
結局、山側は全く無反応。
魚の溜まりやすい大尻へと向かってみるが、湖面マッタリ状態。
しかも、GWだけあって、既に観光スワンボートが犇めいている。
一応空いている場所を、ひと通りチェックしてみたが、反応無し。
まぁ、この状況では、シーズン真っ只中でも厳しいでしょう。
一年ぶりに見る景色・・・
この景色と、この空気だけでも、気分は爽快である。
そうそう、今日は男体山見学に来たんだっけ。
という訳で、お約束の位置からお約束のショット。
午前8時頃になると、良い感じで風が吹き始めてきた。
気温も上昇し、この時点で9℃。
このままいけば、水温も上昇し、夕方に僅かなチャンスがあるかもしれない。
のんびりと休憩しつつ、再び山側を叩いてみる。
しかし、チビホンの反転すらない。
ただ、朗報としては、今年はワカサギに期待できそうなことだろう。
昨年のように元気に泳ぎ回っている小型のワカサギではなく、腹がパンパンの良型ワカサギがヨタヨタと浮いているのを既に何匹か見かけている。
昼前になると、風がかなり強くなってきた。
これ以上強く吹くと釣り自体が困難になるが、このくらいの風なら逆に1発出そうなドキドキ感が増す。
普段は滅多に叩かない国道側だが、ウェーディングの方々が殆ど居なくなっていたので13番から大尻へと、風任せに叩いていく。
すると、丸山あたりでようやく40前後のブラウンがチェイスしてきた。
そのまま大尻まで行くと・・・
流石の強風に、観光スワンボートは強制撤収されていて、ガラ空き状態。
ゴンっ!
大尻の沖目で突然、50前後のレイクがLKJ-130Fにアタックしてきたが、フッキングせずに深場へと消えていった。
しかし、このドキドキ感を味わえただけで、今日は満足だったりする。
勿論、フッキングしていれば、大満足になったのは言うまでもないが。
その後、気温も13℃まで上昇し、表水温も場所によっては4.7℃まで上がっていた。
今日は時間がゆったりと流れている感じだったが、やはり夕方はいつものようにやってくる。
しかし、中禅寺湖は芦ノ湖と違って、17時以降の「夕マズメ」を叩くことができる。
この時間帯を叩けるか、叩けないか...というのは、気分的にもかなり違ってくる。
再び、山側に移動して叩いていく。
ネチネチ叩いていると、なかなか良いサイズのブラウンがゆっくりとLKJ-130Fに近づいてきたが・・・
船の近くまで来たところで、弾丸のようなスピードで消えていった。
これが、本日最後の反応。
暗くなる前にボート屋の近くに移動して、その近辺を叩いてみる。
そして18時40分、納竿・撤収。
今日一日、実際に叩いてみた感じからすると・・・
このまま暖かい日が何日か続けば、表層ミノーに出てくる魚も増えてくるだろう。
あと少し。